そらジローは、日本テレビが放送している天気予報のマスコットキャラクターであり、同局のマスコットキャラクターでもある[注 1]。本記事では派生キャラクターのくもジロー、ぽつリン等についても記述する。 平日早朝の『Oha!4 NEWS LIVE』[注 3]および夕方の『news every.』に着ぐるみのそらジローが登場する[注 4]。『news every.』第1・3部においては気象予報士の木原実、『Oha!4』第1部5時台および第2部においては同じく気象予報士の中西希とともに、それぞれお天気コーナーの進行を担当する。 以下、『news every.』における様子を前番組『NNN Newsリアルタイム』の様子も合わせて記述する。
プロフィール
性別 - オス
生息地 - 日本テレビ
性格 - わりと前向き[注 2]
趣味 - 観天望気
決め技 - 回転ジャンプ
ジャンプによる1日の消費カロリー - 300kcal
概要
2007年4月から、各種情報番組の天気予報コーナーに登場。
モチーフは、「お天気が好きな怪獣」(林恭子プロデューサー談)[2][3][4]。しかし『そらジロー コミック&キャラクター・ブック』通称『そらジローBOOK』のファンクラブ会員規約の2番目に「そらジローは、鳥でも怪獣でもなく、そらジローです」と書いてある。[5]縦長の楕円体を基調とした体型で、体色は黄色(腹部は白)。大きな丸い目と赤い唇、赤い背びれ状の組織(取り外し可能)を持つ。小さな尾のようなものもある。
目を閉じて地面に伏せ、シャクトリムシのように匍匐前進する(通称「しゃくとりそらジロー」)。また口から炎を吐くことも可能。
年末年始の羽織袴など、季節や話題に合わせた姿で登場することがある。
くもジローとともにブログを書いており、主な一人称は「ボク」。
ロゴマークではそらジローの「ジ」の文字にある横棒二本を自身の唇に見立てて赤色で表示。そらジロー自身の顔を被せることもある。みんなだいすきそらジローのタイトルではジャンプからの着地で自分の顔がロゴにかかる演出がある。
着ぐるみそらジロー
着ぐるみの初登場は2007年6月18日。
『every.』開始以降は、第1部オープニング及び中盤のお天気コーナーにも登場するようになった。オープニングではキャスター陣のトークに相槌を打ち、話しかけられることもある。
木原曰く「お天気の好きな生き物」で[注 5]、産毛が乾きにくいからという理由で雨が嫌い。雨や雷、台風などの予報が出ると嫌がる仕草を見せ、木原に八つ当たりすることも。
直接声は発しないが、木原ら気象予報士とは話すことが出来るらしく言葉を代弁して貰うことが多い。2016年3月まで『Oha!4』を担当していた酒井千佳曰く、「Oha!4のメンバーでそらジローと話せるのは自分だけなので、通訳係である」としていた[6]。また身体を小刻みに震わせて笑う。
VTRを振る際、木原の「どうぞ!」の合図で2人同時に片手を画面に突き出すポーズが定番(本人曰く「木原さんとボクのポーズ」[7])。ただし体型のために顔が真横を向いてしまうことが多い。現在は、中盤のコーナーの終わりに木原の言葉に合わせて片手と片足(またはそのどちらか)を上げるポーズが見られる。
季節や天候に合わせた衣装を着用することがあり、主なものは雨天時のレインコート(初登場は2008年2月6日)、冬のケープ(橙色で星型の飾りがある)、水色のイヤーマフとケープ、夏のアロハシャツ(サングラスと併用する場合も)など。クリスマス、ハロウィン、節分などにもそれらにちなんだ衣装を着る。「もみジロー」(秋)、「はなジロー」(春)、「エコジロー」(日テレ系ecoウィーク)など衣装とともに呼称が変わることもある。
かなりの食いしん坊で、食べ物を前にするとコーナーの進行を無視して接近・凝視し、その様子は時にスタジオの失笑を買う。試食する木原を羨ましそうに見つめたり、体当たりすることすらある。放送終了後までお預けの場合が多いが、本人のブログで後日「食べた」と報告がある場合もある。また現在は適当な形のものならその場で食べさせてもらえるようになった(初めて放送中に食したのはアシタバ[8])。
『ズームイン!!SUPER』のキャラクター、ズーミン・チャーミンと仲が良く、互いの番組で度々共演していた(2010年4月1日に『every.』で共演したのが最後の共演となっている)。ズーミン・チャーミンのいとこであるサタボーとは、2019年6月1日のズームイン!!サタデーで共演している。
日本テレビ系の各スポーツ中継に関連し、日本代表のユニフォームを着用することがある。その際の背番号は「ジロー」にちなんで26番となる[9](ぽつリンは4チャンネルの「4」)[10]。「8026」となることもあり、これは「(晴れ(80)が好きなそらジロー(26))」を意味する[11]。
バーチャルそらジロー
平成から令和への改元を機に従来の着ぐるみのそらジローを忠実に再現し、表情のバラエティーを広げたものが2019年5月1日より登場した。