せーの!
ジャンルテレビドラマ
脚本高橋正圀、関根俊夫
演出田中康隆
『せーの!』は、1982年(昭和57年)11月12日から1983年(昭和58年)4月1日まで、日本テレビ系の「金曜劇場」(毎週金曜日21:00 - 21:54)で放送されたテレビドラマ。全20話。
主人公・椿鉄人は、東京の多摩川に近いある町の商店街「椿運送店」を営み、母・加奈子と中学生の息子・健と三人で暮らしている。鉄人は粗忽だがタフで明るく大らかで気前が良く、底抜けの善人で頼まれたら嫌と言えないというような性格で、そのためにいつも仕事に追われる日々を送っている。そんな鉄人とその家族と、剣道場「橘道場」など近所の人たちとのふれあいを描く人情ホームドラマ[1]。
タイトルの「せーの!」は、主演の加山雄三がいつも船の仲間と乾杯する時の掛け声に由来しているという[2]。 各話放送日サブタイトル脚本演出視聴率
キャスト
椿鉄人:加山雄三
椿加奈子:奈良岡朋子
椿健:坂上忍
咲子:丘みつ子 - 鉄人の義妹(鉄人の亡き妻の妹)
花沢学:柴田恭兵
橘真紀:石原真理子
橘志津:篠ひろ子
茂:赤塚真人
譲次:アパッチけん
公助:坂本あきら
久:中西良太、
菊太郎:鈴木ヒロミツ
奈良富士子
宮川麗子
花沢峰子:文野朋子 - 学の母
麻美(咲子の娘):内田順子[3]
栄吉:下元勉
橘剣道:高松英郎
久子:阿部真澄 - 学の小学校教師時代の元同僚
邦彦:増田康好 - 健の友人(第5話ゲスト)
邦夫:原口剛 - 邦彦の父(第5話ゲスト)
貢:森本レオ - 咲子の夫(第12話ゲスト)
スタッフ
脚本:高橋正圀、関根俊夫
演出:田中康隆、中山史郎、酒井浩至
音楽:山本直純
主題歌:C-POINT「少年の夢」(作詞・作曲:恒見コウヘイ)
制作:日本テレビ
サブタイトル
第1話1982年11月12日(サブタイトル無し)高橋正圀田中康隆15.6%
第2話1982年11月19日13.6%
第3話1982年11月26日高橋正圀、関根俊夫12.3%
第4話1982年12月3日高橋正圀中山史郎11.5%
第5話1982年12月10日高橋正圀、関根俊夫11.2%
第6話1982年12月17日14.5%
第7話1982年12月24日高橋正圀田中康隆10.9%
第8話1983年1月7日(不明)15.2%
第9話1983年1月14日あさってのジョー高橋光圀中山史郎10.7%
第10話1983年1月21日花も嵐も菊太郎田中康隆9.1%
第11話1983年1月28日黄昏のロールキャベツ10.2%
第12話1983年2月4日せんせい、かえってきてよ!高橋正圀、関根俊夫酒井浩至9.3%
第13話1983年2月11日白銀が招くよ!高橋正圀中山史郎13.7%
第14話1983年2月18日青年は荒野をめざす酒井浩至12.4%
第15話1983年2月25日お婆ちゃんの縁談中山史郎12.0%
第16話1983年3月4日あゝ失恋高橋正圀、関根俊夫田中康隆12.5%
第17話1983年3月11日子の心親知らず中山史郎12.7%
第18話1983年3月18日良い先生?悪い先生?田中康隆13.0%
第19話1983年3月25日卒業式に新しい母が!高橋正圀中山史郎13.4%
最終話1983年4月1日明日からの仕事にせーの!田中康隆11.3%
平均視聴率 12.3%(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯)
1982年12月31日は『ウルトラクイズ 史上最大の敗者復活戦』(18:30 - 21:48)と『NNNニューススポット』(21:48 - 21:54。20:54から繰り下げ)のため休止。
脚注[脚注の使い方]^ 『社報復刻版』北日本放送、1983年9月20日、841頁。NDLJP:12275415/432
^ 『1980年代全ドラマクロニクル』(TV LIFE(学研パブリッシング)編集部編)より。
^ 週刊TVガイド 1983年2月18日 129頁「出番です」コーナー(内田順子)
日本テレビ系 金曜劇場(金曜日21:00 - 21:54)
前番組番組名次番組
ホームスイートホームせーの!若草学園物語
映画
レッツゴー!若大将 - 南太平洋の若大将 - ゴー!ゴー!若大将
1968年
フレッシュマン若大将 - ニュージーランドの若大将
1970年
帰ってきた若大将
番外作品
社長になった若大将(テレビドラマ)
関連人物
若大将
星由里子 - 酒井和歌子 - 吉沢京子 - いけだももこ - 坂口良子