ずうとるび
出身地 日本
ジャンルアイドル歌謡
活動期間1974年 - 1982年・2020年 -
レーベル
エレックレコード
(1974年 - 1976年)
東芝EMI
(1976年 - 1980年)
BSMレーベル(2021年)
共同作業者三波伸介
メンバー
山田隆夫
江藤博利
新井康弘
今村良樹
池田善彦
ビートルズ・モンキーズ(山田)
ずうとるび(Zoo True Bee[1])は、日本のバンド、日本の男性アイドルグループ。演芸番組「笑点」の「ちびっ子大喜利」出演者で結成され、1974年にレコードデビュー。バラエティタレントとしても活躍。1977年に中心人物の山田隆夫が脱退した後は新メンバーを追加して活動を継続したが、1982年をもって一旦解散。2020年に脱退した山田を加えた5人で再結成を果たした。 日本テレビの番組「笑点」のコーナー「ちびっ子大喜利」にて、山田隆夫が座布団10枚を獲得したことが、結成及びレコードデビューのきっかけとなった[2]。グループ名はビートルズを並べ替えて命名されたアナグラム[3]。 元々ギターが弾けた山田以外は全く楽器ができず、パート決めでは楽譜が読めなくても演奏できそうなドラムパートの奪い合いになったと、当時の芸能雑誌に紹介されていた。1974年2月に『透明人間』(作詞・作曲:山田隆夫)でデビューして以来、通算でシングル20枚、アルバム9枚などを発表した。 ずうとるびの代表的なヒット作品には、『みかん色の恋』・『恋があぶない』・『初恋の絵日記』・『恋の夜行列車』などがある。また、多数のバラエティ番組出演でも高い人気を持っていた。 歌番組では、4人並んで踊りながら歌う姿と、バンドとして演奏する姿の両方が見られたまた、NHKの人気歌番組「レッツゴーヤング」の司会としても活躍し、その際にはバンド形式で演奏する姿もよく見られた。 紅白歌合戦に1度(1975年)出場。 1982年をもって解散。その後、一度だけテレビ番組で山田、江藤、今村、新井のずうとるびが再結成された。 2012年6月、山田の芸能生活45周年パーティーに、江藤、今村、池田が出席。 2020年1月に末期のメンバーである江藤、新井、今村、池田の4人に1977年に脱退した山田を加え5人体制で再結成することを発表。2月にはツアーも行われた[2][4][5]。 2021年7月21日、41年ぶりに新曲(5人体制としては初)を発表した。
略歴
メンバー
山田隆夫1956年8月23日生まれ[6]。血液型A型。東京都江東区[6]深川出身。同グループのリーダーで、サイドギター&ボーカル担当。身長160cm。45kg(1976年2月)[6]。ずうとるび結成以前から作詞・作曲が趣味だった。また、ギターに関してはかなりのコレクターとして知られていた。1977年をもって吉川桂子との結婚を機に脱退したが、2020年の再結成と同時に復帰。1984年より、かつて出演し、グループ結成のきっかけを作った笑点の座布団運び役として活躍している。詳細は「山田隆夫」を参照
江藤博利1958年9月5日生まれ[6]。血液型B型。宮崎県都城市出身[6]。リードギター&リードボーカル担当。身長168cm。53kg(1976年2月)[6]。結成当時は最年少だったことから、「ずうとるびのジョージ・ハリスン」と言われていた。また、当時メンバーの中でも甘いマスクを持つことから、断トツの人気を誇った。山田隆夫脱退の後を受けてボケ役を担当するようになったが、山田が何かとシャカリキしており、コントの内容と関係ないポジションでボケるのに比べ、こちらは幾分「天然ボケ」の趣があり、あくまでコントの内容に沿った役柄で周囲とやり取りする中でボケることが多かった。詳細は「江藤博利」を参照
新井康弘1956年12月5日生まれ[6]。血液型A型。東京都港区出身[6]。ドラム&ボーカル担当。身長178cm。58kg(1976年2月)[6]。弟は新井つねひろ。1977年、ずうとるび在籍中に『岸辺のアルバム』(TBSテレビ)に出演し注目される。山田隆夫在籍中は暴走族風の髪型の不良キャラで売っていたが、山田が脱退し、自身が2代目リーダーとなってからは、髪型もキャラクターも等身大の青年風に変わった。当グループが一旦解散された後は、本格的に俳優の道に進んだ。俳優としての代表作は『大好き!五つ子』他。詳細は「新井康弘」を参照
今村良樹1957年9月19日生まれ[6]。