すてきな片想い_(映画)
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すてきな片想い
Sixteen Candles
監督
ジョン・ヒューズ
脚本ジョン・ヒューズ
製作

ヒルトン・A・グリーン

マイケル・マニング

ネッド・タネン

出演者

モリー・リングウォルド

ポール・ドゥーリイ

ジャスティン・ヘンリー

アンソニー・マイケル・ホール

音楽アイラ・ニューボーン
撮影ボビー・バーン
編集エドワード・ワーシルカ
製作会社

ユニバーサル・ピクチャーズ

チャンネル・プロダクションズ

配給ユニバーサル・ピクチャーズ
公開 1984年5月4日
1985年3月21日
上映時間93分[1]
製作国 アメリカ合衆国
言語英語
製作費$6,500,000
興行収入$23,700,000[2]
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『すてきな片想い』(すてきなかたおもい、原題:Sixteen Candles)は、1984年アメリカ映画
あらすじ

高校2年生のサマンサ・ベイカー(愛称サム)は16歳の誕生日を迎えたが、気分は憂鬱だった。翌日に姉のジニーの結婚式を控えており、家族全員に誕生日を忘れられていたのだ。また、サムは人気者の上級生ジェイク・ライアンに夢中だった。サムは学校で、友人のランディにこっそり渡そうと記入したセックスクイズが彼女には届いていなかったことに気づいた。二人に気づかれずにそのクイズを拾ったのはジェイクだった。クイズは無記名だったが、自分はバージンで、ジェイクのためにとっておいているなどのセンシティブな内容が書いてあったため、サムは少し動揺していた。

体育の授業中、ジェイクはガールフレンドのキャロラインとうまくいっていないと感じ始めていることを友人のロックに打ち明ける。また、サムに好意を持たれていることを悪く思っていないことも打ち明ける。

一方で、社交的で変わり者の1年生のギーク(テッド)はサムに恋をしていた。家に向かうバスの中、テッドはサムに迫ろうとするが、拒まれ嘲りを受けただけだった。

自宅で、サムは新しい問題を抱えていた。結婚式の間、4人の祖父母が全員家に泊まることになっていたのだ。それに加え、祖父母は風変りな中国人留学生のロン・ドク・ドン連れてきていた。祖父は、サムにロンを高校のダンスパーティーに連れて行かせるが、ロンはたった5分でほどで高身長でグラマーなマーリンというガールフレンドをつくってしまう。

1年生がジムをうろついていたとき、テッドの友人であるブライスとクリフは、テッドが再びサムに迫るが断られ、混乱したサムが走っていくところを目撃する。再度拒絶されたことにも懲りず、テッドはサムをものにできるかどうか友人が申し出た賭けを受け入れる。証拠として友人はテッドにサムのパンツを持ってくるように要求する。ジェイクとキャロラインがスローダンスをする間、ジェイクはテッドとサムのやり取りを目撃する。その後ジェイクはサムについて知っていることをとテッドにたずねる。上級生に話しかけられたことに動揺して、テッドはダンスパーティーのあとにサムを家に連れて帰りたいことを勇気を持って打ち明ける。

一人になれる場所を探して、サムは学校の自動車修理教室見つける。テッドはまだ混乱しているサムを見つける。サムは家族に誕生日を忘れられ、どれほどがっかりしているか、そして、ジェイクへの愛を打ち明けた。サムの話を聞いて、テッドはダンスの時にジェイクにサムについて尋ねられたことを話し、サムがジェイクに話しかけることに2人は賛成した。サムが離れるとき、テッドは友人と賭けをしたことを明かし、サムはパンツを貸すことを承諾する。

テッドとクリフとブレイスが男子トイレでサムのパンツを見せびらかす即興ののぞき見ショーをした後、三人はジェイクの家でアフターパーティーに向かった。ピラミッド状に積まれていたビール缶にぶつかってひっくり返してしまうと、3人はすぐに自分たちが場違いなことに気づく。ジェイクはキャロラインの泥酔ぶりと彼女とその友人に家をめちゃくちゃにされたことにうんざりして、1人で寝室に籠ってしまう。そして学校の卒業アルバムでサムの写真を見つけ、自宅の電話番号を見つけ出す。ジェイクはサムに電話するが、電話に出た彼女の祖父母に口ごもっただけだった。

真夜中、ジェイクは散らかった両親の家の状況を見て取る。掃除の途中、ジェイクはテッドがテーブルの下にいるのを見つけ、話しかける。ジェイクはサムについてもっと話すように頼み、テッドは状況を説明する。ジェイクはテッドとサムにパンツを返すなら、酔いつぶれたキャロラインをジェイクの父のロールスロイスで家に送り届けさせてやると取引をする。テッドはブレイスとクリフの家に立ち寄り、酔っぱらったプロムクイーンのキャロラインとの写真を撮らせた。

次の日の朝、ジェイクはサムの家へ行くが、二日酔いのロンにサムは教会で結婚式を挙げていると誤った情報を伝えられただけだった。ジェイクは教会の駐車場でキャロラインとテッドが父の所有する一流車のロールスロイスの後部座席でいちゃついているのを発見する。これをきっかけに、ジェイクとキャロラインは別れて友人に戻ることにお互い納得した。ジェイクはそれから教会に向かい、ちょうど姉の結婚式を終えたサムと会う。

サムとジェイクは16本のローソクがのったバースデーケーキをはさんでキスをするところで映画は終わる。ジェイクはサムに願い事をするように言うが、サムは願いはもうすでに叶ったと言った。
キャスト

※括弧内は日本語吹替(Blu-ray Discにのみ収録)

サマンサ - モリー・リングウォルド小林さやか): 高校二年生。

ギーク - アンソニー・マイケル・ホール青木強

ジム - ポール・ドゥーリイ加藤亮夫): サマンサの父

ブレンダ - カーリン・グリン(堀越真己): サマンサの母

ジェイク - マイケル・シューフリング: サマンサの想い人

キャロライン - ハヴィランド・モリス: サマンサの恋敵

マイク - ジャスティン・ヘンリー: サマンサの弟

ジニー - ブランチ・ベイカー(米丸歩): サマンサの姉

ロン(英語版) - ゲディ・ワタナベ: 中国人留学生

ハワード - エドワード・アンドリュース: サマンサの祖父

ドロシー - ビリー・バード: サマンサの祖母

ヘレン - キャロル・クック

フレッド - マックス・ショウォルター

ランディ - リアーヌ・カーティス

ブライス - ジョン・キューザック


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