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ジャガイモ
地下茎
分類
ジャガイモ(英: potato、学名:Solanum tuberosum)、別名馬鈴薯(ばれいしょ)は、ナス科ナス属の多年草の植物。南アメリカのアンデス山脈原産。世界中で栽培され、デンプンが多く蓄えられる地下茎が芋の一種として食用される。揚げる、蒸す、茹でる、煮込み料理にするなどのほか、コロッケやポテトチップスなどの加工食品にもされ、デンプン原料としても需要がある。保存がきく野菜として扱われる一方で、主食にもなりえる重要な食物であり、ビタミンCやカリウムなどの豊富な栄養を含む特徴がある。芋から発芽した芽や光に当たって緑色になった皮などに有害物質を含む(#毒性を参照)。世界的に多く食されている食物である。
リンネの『植物の種』(1753年) で記載された植物の一つである[2]。
名称様々な品種の塊茎
行政機関[3]、学会により呼び名が異なる[4]。 17世紀初めにオランダ船によってジャワのジャガトラ(ジャカルタの旧名)から日本に伝来し、「ジャガタライモ」と呼ばれていたものが転じて「ジャガイモ」になった[9][10][11]。ジャガイモの中国植物名である「馬鈴薯」(ばれいしょ)という呼び名もよく用いられ[3]、日本の行政では馬鈴薯と呼んでいる[3]。
「バレイショ」 : 日本育種学会[4]、日本作物学会[5]、日本植物防疫協会[6]
「ジャガイモ」 : 園芸学会[7]、日本植物学会[4]、日本土壌微生物学会[8]
由来