桟橋(さんばし)とは、係留施設の一つ。船舶が着岸するために陸域部から水上へ向けて作った橋状の係留施設である。広義には浮桟橋(ポンツーン:Pontoon)も桟橋に含むことがある。 桟橋と岸壁・物揚場との違いは構造と形状にある。構造面を見ると、岸壁・物揚場が埋め立てやコンクリートにより海底まで埋められている物を指すのに対して、桟橋は支柱の上に橋上部を設置したものをいう。形状面を見ると、岸壁・物揚場は陸域に沿った形状をしているのに対し、桟橋は陸域から水域へ突き出るような形状をしている。 桟橋の支柱には、木製杭・鋼管杭・鉄筋コンクリート杭・筒柱・ケーソン橋脚・矢板セル橋脚などが使用される。支柱の上には桁(トラス)が渡され、さらに桁の上には床板やコンクリート地盤などが設置される。桟橋は軽量なため、地盤が軟弱な場合でも建設可能である。また、船舶が発着しやすいという利点も持つ。欠点には、船舶の発着岸時の衝撃に弱いことなどが挙げられる。 今津港
構造
ギャラリー
新ブライトン桟橋(Brighton Pier) - イギリス
ヘリングスドルフ桟橋 - バルト海ウセドム島(Seebrucke, Heringsdorf)
NEL(Navy Electronics Laboratory)のL(F)字型桟橋 - アメリカ・カリフォルニア州 ウィキメディア・コモンズには、桟橋
関連項目
埠頭
係留施設
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カテゴリ:
港湾施設
橋
隠しカテゴリ:
建築関連のスタブ項目
更新日時:2011年10月17日(月)07:25(日時は
取得日時:2011/12/09 17:35