さんまのナンでもダービー
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出典検索?: "さんまのナンでもダービー" ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2015年4月)

さんまのナンでもダービー
ジャンルクイズ番組 / バラエティ番組
企画杉本高文
笠博勝
出演者明石家さんま
ヒロミ
ラサール石井
関根勤
大熊英司
ほか
ナレーター国吉伸洋
田畑祐一
オープニング交響曲第6番「悲愴」より第3楽章
エンディング当該節参照
製作
プロデューサー湧口義輝
見山欣也
編集北村英人
長谷川一彦
制作テレビ朝日

放送
放送国・地域 日本
放送期間1993年4月13日 - 1995年9月26日
放送時間火曜 19:00 - 19:54
放送分54分
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『さんまのナンでもダービー』は、テレビ朝日系列局ほかで放送されていたテレビ朝日製作のスポーツクイズバラエティ番組である。テレビ朝日系列局では1993年4月13日から1995年9月26日まで、毎週火曜 19:00 - 19:54 (日本標準時)に放送。
概要

スポーツの要素を取り入れたクイズバラエティ、いわばギャンブルエンターテインメント番組である。

パネラー(解答者)は競馬の要領でレース(競技)に勝ちそうな人に賭けてレースを行い、そのレースの勝者に賭けたパネラーには得点が支払われるというシステムを採用。最終的にその得点が最も多かったパネラーが優勝者となった。行われるレースの殆どは人間が競うユニークなものばかりで、そこから人気競技(企画)が生まれた(後述)。

番組は高視聴率で人気も高かったため、レギュラー化以前は数回、レギュラー時にも期首毎に、レギュラー放送終了後にも数回、それぞれ特別番組として放送された。

また歌手転向前で、遠峰ありさ名義でモデルタレントしていた頃の華原朋美が、アシスタントとして出演していた。
出演者
司会・進行

明石家さんま - 司会ならびに予想屋を担当。

大熊英司(当時テレビ朝日アナウンサー) - 進行役ならびに最終レース実況を担当。

他にテレビ朝日の男性アナウンサー(真鍋由国吉伸洋田畑祐一など[1])が最終レース以外のナレーターと実況を担当した。また特番では、当時関西テレビに在籍していた杉本清が(当然テレ朝・関テレ双方の同意の下ではあるが)局の垣根を越えて実況を務めたこともある。稀に白川次郎(当時ラジオたんぱアナウンサー)が実況を務めることもあった。

レギュラーパネラー(解答者)

基本的に毎回、ゲストも含めて5人(組)がパネラーで登場。特番では2人(以上)1チームの5チームによる対抗戦、さらには番組対抗の特番としてこの番組が用いられることもあった。

ヒロミ(初期はB21スペシャルの3名で出演)

関根勤

田代まさし

ラサール石井

ほか

マスコットキャラクター・ドンピー

番組途中よりマスコットキャラクターとして“ドンピー”が登場。このキャラクターは“ドンキーくん(仮)”として登場し、その後一般公募でドンピーと決まった。このキャラクターは風貌から太った馬だと思われているが、実際はペガサスという設定である(ドンピーの背中には退化したような羽根が二枚付いていた)。後述の着ぐるみレースのレギュラー出走馬として、5枠から出走していた。初期のころは、解答者の期待を煽り、ベッティングをさせるが、結局は凡走に終わり、怒りを買うのが大体のパターンであった。

初お披露目となった特番の際、その軽妙な動きから元死体役者の實原邦之(『名物選手』を参照)が中に入っているのではないかとヒロミに突っ込まれ、「ドンキー實原」と命名されそうになった。それに乗っかる形で、以降マスコットとして登場した際には、「ピストルで撃たれ後ろに倒れる」とパフォーマンスを披露していた。

ゲスト解答者の森脇健児が、「(着ぐるみレースは)1日10本撮り(収録)という過酷なスケジュールでこなされる」と、ドンピー本人が語っていたことを、番組中で明らかにした。また、ヒロミは「こんな可愛い顔をしてるけど、実際はガラの悪い関西弁をしゃべる」ことも暴露している。
基本的なルール(レギュラー放送時のルール)

最初に、各パネラーが10万S$(サンマドル:番組独自の単位)を持った状態でスタート(特番時は20万S$から開始)。

パネラーは、レースの説明やパドック(各選手の紹介)のVTR(最終レースのみスタジオでの選手入場式)と競馬新聞風の資料(後述「予想紙」)、スタジオで行われるさんまの予想、そしてオッズ(倍率:街頭でのアンケート等によって決定される)を参考にしてS$を賭ける。

パネラーの掛け金の
数が6桁までで最大99万9999S$まで賭けられる。初期は電光掲示板で表示したが、後期にはモニターの画面で表示された。


1R→2R→ボーナスレース(ダブルアップ一発勝負)→最終レースの順番に行って、最終的に最も多い得点を持っているパネラーが優勝(同点がいた場合には両者優勝とする)。さらに、100万S$以上獲得した場合には世界一周旅行を獲得(レギュラー回開始当初からなかったものの途中から実施。ただし、100万S$以上獲得したパネラーが複数いた場合には、優勝者のみ)。そのため、最終レース前まで100万S$が複数居た場合は最終レースで100万S$を残すか100万S$を分配して勝負するか運命の分かれ目になっている。

最初に100万S$を達成したのはレギュラー放送回ではB-21スペシャル。最終回でも最終レースで的中者無しにも関わらずに100万S$越えした(このケースは数度あった)。

特番時は、世界3周(最大で世界5周)にグレードアップした。ただし、番組内でさんまが「おいしい世界一周」などとコメントしており、実際は焼肉屋への招待のようなものだった。

初期は準優勝にも賞品があり、視聴者には、来週放送回のパネラーの中で、優勝者と準優勝者を予想するプレゼントクイズも出題された。


1 - 2R

連勝複式(順位に関わらずに当てる馬券)で、3点まで賭ける事ができる。予想が当たった場合は、掛け金とオッズに応じて配当が払い出される。予想が外れた場合は没収。

ボーナスレース

着ぐるみレース(後述)を、枠番による
複勝式で予想(S$は賭けない)。

最下位のパネラーから順番に、1人1頭を選択。ただし、既に他のパネラーが選んでいた選手を選ぶことが出来ない。

レース後、1位または2位の選手を予想したパネラーにはボーナスとして規定のS$(1位3万S$、2位1万S$)が支払われる。ある回では、あまりに上位と下位の差が大きく付いたため、ボーナスレースが未放送となり、自動的に最下位に3万S$、ブービーに1万S$を支払った事もあった。

後に『ボーナスレース』に代わり、『ダブルUP一発勝負』が登場。基準値を超えるか超えないかを当てる二択クイズが1問出題され、正解すれば所持しているS$が2倍に倍増するが、不正解なら半減する。ただし、このクイズには解答しなくても良い(解答しなかったパネラーのS$はそのまま)。

最終レース

ニッカ池・ダービー池を用いたがまんカップ(後述)の結果を、枠番による
連勝単式(順位通りに当てる馬券、いわゆる「馬単」[2])で予想。このレースのみ、4点まで賭けることができる。

このレースが終わると、さんまの「それでは、最終的所持金を見てみましょう!」の掛け声とともに各パネラーの解答席表示盤が高速で動作し、動作が止まった段階で最終的所持金(S$)が表示される(最終的に0S$に終わったパネラーもほぼ毎回存在した)。

主なレース(競技・企画)

実際の競馬同様に
グレード制が採用されており、特に、特番では「明石家記念」や「テレビ朝日杯」などのGI(I はローマ数字の1の代用)レースが催された。

レースの勝者には賞金が出た。重賞レースは賞金が高かった。

基本的にレースは6枠6頭(チーム戦であっても1頭2頭と数えた)立て。ただし、一部重賞では6枠7頭立て(6枠のみ2頭)、さらに一部重賞では6枠8頭立て(5・6枠のみ2頭)で行われた事もあった。

一般レース

計算ハンデトロフィーレギュラー化以前から実施。コース上に置かれた簡単な計算問題(小学生レベルの四則演算筆算分数の計算など)を解きながら進んだ(横に正誤を判定する審判がついていて、間違えると止めて計算をやり直させる)。ハンデ頭(100問)の1枠はちびっ子のそろばん名人や暗算名人、2枠や3枠は後述するマッスル北村東京大学中退)や羽田恵理香筑波大付属高卒)といった高学歴タレントなどが50問程度となっている。


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