さんま&SMAP!
美女と野獣のクリスマススペシャル
生放送が行われていた日本テレビ放送網麹町分室(東京都千代田区)
同室内のGスタジオ
ジャンルバラエティ番組 / 特別番組
企画よしもとクリエイティブエージェンシー(企画協力)
ジャニーズ事務所(協力)
演出橋利之(総合演出、日本テレビ)
監修菅賢治(スーパーバイザー、日本テレビ)
出演者明石家さんま
SMAP
(中居正広・木村拓哉・稲垣吾郎・草g剛・香取慎吾)
羽鳥慎一
ほか
製作
プロデューサー東井文太(日本テレビ)
森實陽三(CP、日本テレビ)
制作日本テレビ
放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域 日本
放送期間1995年12月20日 - 2015年12月22日[1]
放送時間毎年12月クリスマス前後
21:00 - 23:24
放送分144分
回数21
特記事項:
放送時間、スタッフは第20回(2014年)現在。
放送日および放送終了時間は年によって異なる。
2007年からハイビジョン制作を実施。
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『さんま&SMAP!美女と野獣のクリスマススペシャル』(さんまアンドスマップ!びじょとやじゅうのクリスマススペシャル)は、日本テレビ系列で1995年から2015年まで12月のクリスマス期間に日本テレビGスタジオから生放送されていた特別バラエティ番組。明石家さんまとSMAPの冠番組でもあった。
通称は『さんま&SMAP!』、『さんスマ』。 さんまとSMAPのメンバーが豪華ゲスト陣と毎年、テーマに沿ったトークや様々な企画を行い、番組の最後にはSMAPの生ライブ(1999年と2000年のみは、事前収録したライブ映像を放送)が行われるのが恒例となっていた。 1995年から2002年まではさんまが司会進行をし少数の女性ゲストと恋愛に関するトーク企画、さんま・SMAPがそれぞれ好みの衣装を提案し、それをモデルに着せて誰のセンスが一番いいかを競うファッションショー企画、SMAPの5人が合コンに参加したり女装をしたら誰が一番似合うかをランク付けするコーナーなどが行われてきた。 1995年から1998年までは「SМAP100の哲学」と題し、事前に100の質問をSМAP全員に行ったものの中からテーマがモニターに表示され、そのテーマからさんま司会のもとトークを行った。 1999年のみ「さんま&SМAPの行ってみたい場所」をテーマとして、番組史上初となるオールロケ企画としてさんま・SMAPが商店街やラーメン店へバスを使用して行きつつ、当時の麹町日本テレビ本社前から現在汐留日本テレビ本社があるパーティ会場の簡易セットを組み立てた場所の更地まで移動した。ゲストとは汐留にて合流し、その汐留更地の簡易セットでトークと当時恒例だったクリスマスファッションショーとSMAPライブを行った。番組がスタジオ外から放送を行ったのはこの年だけである[注 1]。 2003年からは、それまで完全に全編トークだったものから、再現VTRを挟みつつ番組を進行していくスタイルへ変更された。2003年から2005年はさんま・SMAPが事前に回答したクリスマスにちなんだアンケートを基に再現VTRにして発表する企画を放送。2003年は「クリスマスだからやりたいこと」、2004年は「クリスマスだから本当のアナタが見たい」をテーマにさんま・SMAPがアンケートに回答し、様々な再現VTRを放送した。 2005年にはゲストを大量に増員、司会進行をさんまから羽鳥慎一に変更するなどの大幅なテコ入れを行った。この年は、さんま・SMAPのアンケート回答を基に「自分ならどんな最高のクリスマスを彼女に届けるか」を再現VTRで発表し、20人の女性ゲストが審査する「クリスマスNo.1決定戦」として行われた。 2006年・2007年にはさんま・SMAPが実際に出会った「ムカついた女」や「グッときた女」を再現VTRで紹介し、ひな壇の女性ゲストが共感できるかどうかを審査する企画が中心となった。 2008年には「名言」、2009年には「都市伝説」をテーマとして、さんま・SMAPの人間像を証言や再現VTRで紹介する企画が行われた。 2010年には、ゲストから出された「禁断の質問」にさんま・SMAPが答える企画が放送された。この年のみ、2003年以降行っていた再現VTRは一切無く、8年ぶりに全編トークの構成となった(但し、ゲストの紹介VTRは流された)。 2011年にはさんま・SMAPのことが大嫌いな芸能人がスタジオに登場し、禁断のエピソードを告白する企画が行われた。 2012年にはさんま・SMAPの過去の発言の「嘘」をゲストが告発する企画が行われた。 2013年にはさんま・SMAPに「久しぶりに会いたい人」が大集合する企画が行われた。 2014年にはさんま・SMAPの過去20年の「黒い噂」を検証する企画が放送された。 2015年にはさんま・SMAPの「うらやましい」「妬ましい」「ジェラシーを感じる」人を大告白する企画が放送された。しかし、この年が最後の放送となった(詳細は後述)。 2016年8月、SMAPが年内での解散を発表。この年に本番組が制作されるかについて、日本テレビ側は9月末の時点では「お話しできるタイミングではない」との見解を示した[2]。 そして、同年12月2日、日本テレビにより同年は放送されないことが分かった。SMAP解散騒動の影響もあり、同年夏以降、「グループ活動をすることは難しい」と5人は民放音楽特番の出演を辞退しており、厳しい状況を承知の上で、同局は同年も放送するべくオファーしていたが、かなわなかったいい、中居が『ザ!世界仰天ニュース』と『ナカイの窓』、さんまが『踊る!さんま御殿!!』のレギュラー番組を持ち、同局と関係が深いため、粘り強く交渉を続けてきたが、「事務所から承諾はもらえなかった」という[1]。 これで、1995年からスタートしたが、2015年放送分が最終回となり、放送年数20年・通算21回の歴史に幕を閉じる事になった[1]。 さんまは自身がパーソナリティーを務めるヤングタウン土曜日(12月3日)で当番組が終了したことを明かした[3]。 2015年まで、日本テレビの番組にSMAPが定期的に全員揃って出演するのは本番組のみだった。 2016年以降、クリスマスの生放送特番は『行列のできる法律相談所』に移行し、2017年以降の放送ではさんまが司会を務めている。また、2017年は、放送では使われなかったものの「シークレットカフ」も司会席に置かれていた。しかし、2019年以降はクリスマスの時期に生放送のバラエティ特番は放送されていない[注 2]。 放送禁止用語やテレビでは絶対に言えないようなことを言う際、さんまやSMAPが「シークレットカフ」[注 3]と呼ばれるカフのレバーを下ろしてその間の音声を隠すという制度が番組名物となっていた(2003年から2008年を除く)。 このシークレットカフは同局の番組『しゃべくり007』の一企画の「ギリギリ007」の生放送バージョンのときも使用されている(但し、「カフ晋也」という名前となっている)。
概要
SMAP解散・番組の終焉とその後
シークレットカフ
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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