さんかく座Triangulum
さんかく座の恒星
属格形Trianguli
略符Tri
発音英語発音: [tra??a??j?l?m]、属格:/tra??a??j?la?/
象徴The Triangle
概略位置:赤経2
概略位置:赤緯+30
広さ132平方度 (78位)
主要恒星数3
バイエル符号/
フラムスティード番号
を持つ恒星数15
系外惑星が確認されている恒星数0
3.0等より明るい恒星数1
10パーセク以内にある恒星数1
最輝星β Tri(3.00等)
最も近い星δ Tri;(35.4光年)
メシエ天体数1
隣接する星座アンドロメダ座
うお座
おひつじ座
ペルセウス座
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さんかく座(さんかくざ、三角座、Triangulum)は、北天の星座で、トレミーの48星座の1つ。3等星と4等星が細長い三角形を形成する小さな北天の星座。周辺に明るい星がないので比較的見分けやすい。
この星座以外にも三角と名前がつく星座に、みなみのさんかく座がある。また星座以外で恒星によって構成される天球上の三角としては冬の大三角、春の大三角、夏の大三角がある。
主な天体
恒星「さんかく座の恒星の一覧」も参照
α星は、国際天文学連合が正式な固有名を定めている。
α星:モサラー (Mothallah) は3等星で、アラビア語で「三角の頭」を意味する言葉に由来する。それをラテン語化したカプトトリアングリ (Caput Trianguli) と呼ばれることもあった。
HAT-P-38:国際天文学連合の100周年記念行事「IAU100 NameExoworlds」でフィンランドに命名権が与えられ、主星はHorna、太陽系外惑星はHiisiと命名された[1]。
その他に以下の恒星が知られている。 特徴的な神話は伝わっていない。 ギリシャ文字の Δ(デルタ)の形に似ているので、ギリシャでは古くは「デルトートン」とも呼ばれた。偽エラトステネスはナイル川の三角州を表すと伝えている。またローマの詩人ヒギヌスは、3つの岬を持つことから「トリナクリア」 (Trinacria) と呼ばれたシチリア島であると看做した者もいたと伝えている。トリナクリアは農業の女神ケレスの故郷であるとされていた[2]。 日本でも「さんかく」と呼ぶ地方がある。「さんかく座の方言」も参照 ウィキメディア・コモンズには、さんかく座 ウィクショナリーに関連の辞書項目があります。さんかく座
β星:さんかく座で最も明るい恒星。
γ星:4等星。α星、β星とともに細長い三角形を成す。
星団・星雲・銀河
M33(さんかく座銀河):渦巻銀河。この銀河は、太陽系のある天の川銀河、M31 (アンドロメダ銀河)とともに、局所銀河群を形成している。
その他
3C 48:初めて発見されたクエーサー。ただしクエーサーと初めて認識されたのは3C 273である。
由来と歴史
呼称と方言
脚注^ “ ⇒Approved names” (英語). Name Exoworlds. 国際天文学連合 (2019年12月17日). 2020年1月3日閲覧。
^ Ridpath, Ian. “ ⇒Star Tales - Triangulum”. 2014年6月13日閲覧。
表
話