さりげなく憎いやつ
ジャンルテレビドラマ
脚本砂田量爾、成田孝雄
『さりげなく憎いやつ』(さりげなくにくいやつ)は、毎日放送の制作により、TBS系列の「木曜座」(毎週木曜日22:00 - 22:54)の枠で、1982年(昭和57年)3月4日から同年5月27日まで放送されていたテレビドラマ。全13話。 ニューヨーク帰りのカメラマン・有田美香と写真雑誌「シャッター」編集長の原田圭介。心中では互いに惹かれるところがあり、好意を持つものの、その価値観が違うこともあり、口論を繰り返すなど公私にわたっていさかいが絶えず、それは家の所有権をめぐる争いにまで発展していた。そんな男女の模様を描いた都会的なラブコメディ[1]。 劇中には毎回、吉田ルイ子がニューヨーク・ハーレムで撮影した多くの写真が登場していた[2]。また、写真家の立木義浩が本作において写真指導に就いていた[3]。
概要
出演
有田美香:大原麗子
原田圭介:藤竜也
中林俊造:辰巳柳太郎 - 美香の祖父
堀内厚子:大場久美子 - 編集部員
沢井隆:世良公則 - 編集部員
江川部長:谷啓 - 圭介の上司
風見洋子:佐藤友美 - 美香の幼馴染みの弁護士
レオ倉田:岩城滉一 - ミュージシャンで、美香がアメリカにいた時の同棲相手
原田弥生:宝生あやこ - 圭介の母
原田浩介:山越正樹 - 圭介の息子
山中裕美:鹿沼えり - レオ倉田のマネージャー
笹沢弁護士:桑山正一 - 圭介の弁護士、弥生の幼馴染み
神之山聖太郎:坂上二郎 - 不動産屋
芳枝:結城しのぶ - BARよしえのママ
古畑杏子:左時枝
加代子:斉藤ひろこ
仙吉:車だん吉 - 焼き鳥屋
浮田左武郎
小倉三郎
門田俊一
梅津晃ほか
スタッフ
プロデューサー:相澤英也(MBS)、信濃正兄、照喜名隆
脚本
砂田量爾(第1話?第3話、第5話、第10話?第13話)
成田孝雄(第2話?第5話)
八木柊一郎(第6話?第9話)
演出:久野浩平(全話担当)
プロデューサー補:小畠昌博
演出補:示野博昭
音楽:福井峻
技術:高津芳英
カメラ:湯本秀広
照明:大塚基夫
美術制作:野本史郎
デザイン:橋本潔
制作協力:渋谷ビデオスタジオ、PDS
制作:渡辺企画、毎日放送
主題歌
『星空の南十字星(サザンクロス)』
歌・演奏:柳ジョージ (作詞:水甫杜司、柳ジョージ 作曲:柳ジョージ 編曲:長島進、知久光康)
脚注[脚注の使い方]^ 参考:毎日新聞、朝日新聞、読売新聞、北海道新聞、京都新聞 各縮刷版(1982年3月?5月)
^ 『1980年代全ドラマクロニクル』(TV LIFE(学研パブリッシング)編集部編)より。
^ 週刊TVガイド 1982年3月5日号 49ページより。
TBS 木曜座
前番組番組名次番組
愛の別れ道
(1982.1.7 - 1982.2.25)さりげなく憎いやつ
(1982.3.4 - 1982.5.27)家族の神話
(1982.6.3 - 1982.8.19)
表
話
編
歴
TBS系列 木曜10時枠の連続ドラマ / 木下恵介・人間の歌シリーズ / 木曜座 / カネボウ木曜劇場
1970年4月 -
1977年3月
(木下恵介・人間の歌シリーズ)
1970年
冬の旅
俄 浪華遊侠伝
椿の散るとき
1971年
冬の雲
冬の華
春の嵐
1972年
地の果てまで
白い夏
愛よ、いそげ!
1973年
風の色
夏の別れ
それぞれの秋
冬の貝殻
1974年
バラ色の人生
風の町
阿蘇の女
三人姉妹
1975年
もうひとつの春
魅せられた夏
旅への誘い
1976年
早春物語
遙かなる海
お菓子放浪記
1977年
冬の運動会
1977年4月 -
1978年3月
(第1期)
1977年
新選組始末記(平幹二朗版)
おせん
1978年
舞いの家
1978年4月 -
1983年3月
(木曜座)
1978年
華やかな孤独
愛がわたしを
あした無く
1979年
たとえば、愛