さらい屋_五葉
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さらい屋 五葉
ジャンル
時代劇
漫画
作者オノ・ナツメ
出版社小学館
掲載誌月刊IKKI
レーベルIKKI COMIX
発表号2006年1月号 - 2010年9月号
巻数全8巻
アニメ
原作オノ・ナツメ
監督望月智充
シリーズ構成望月智充
脚本望月智充
キャラクターデザイン中澤一登
音楽MOKA☆
(小西香葉、近藤由紀夫
アニメーション制作マングローブ
製作さらい屋五葉製作委員会
放送局フジテレビ
放送期間2010年4月15日 - 同年7月1日
話数全12話
秋津政之助
弥一
おたけ浪川大輔
櫻井孝宏
大浦冬華
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画アニメ
ポータル漫画アニメ

『さらい屋 五葉』(さらいや ごよう)は、オノ・ナツメによる日本漫画。『月刊IKKI』(小学館)にて2006年1月号から2010年9月号まで連載された。単行本は全8巻。2010年1月号でアニメ化が発表され、2010年4月から7月にかけてフジテレビノイタミナ』枠で放送された。

江戸時代江戸が舞台の時代劇。単行本にも巻末に「※本作は時代劇という特性上、当時の表現を使用しております。ご了承下さい」との表記がある。
あらすじ

田舎から江戸に出てきた・秋津政之助は、ひょんなことから誘拐組織「五葉」の頭目・弥一の用心棒をしてしまう。弥一に剣の腕を見込まれた政之助は、自らの意向とは逆に五葉の一味にされる。
登場人物

声はテレビアニメ版・ドラマCDにおけるキャスト。
主要人物
秋津 政之助(あきつ まさのすけ) / 政(マサ)
- 浪川大輔[1]本作の主人公。「五葉」の一味。かなりの長身だが猫背。人前に出るとあがってしまうという問題のある性格のため藩主に暇を出され、江戸に自らを鍛えに出てきた浪人。剣の腕前は立つので、用心棒などを生業とすることを望むが、その性格が災いしてことごとく断られる、もしくはクビになる。侍らしくない立ち居振る舞いで、気弱でお人好し。そのせいか子どもや長屋の者たちからは好かれている。弥一に用心棒(実際は用心棒を雇った相手への威嚇)として見込まれ、「五葉」に加わる。
弥一(やいち) / イチ
声 - 櫻井孝宏[1] / 幼少時代[2] - 根本圭子「五葉」の頭目優男で女にモテる。政之助を「五葉」に入れた張本人であり、政之助のことで何かと世話を焼いている。遊郭「桂屋」に用心棒(居候)として寝泊りしている。他人に干渉せず、自身も干渉されることを好まない。
おたけ / たけ
声 - 大浦冬華[1]「五葉」の紅一点。妖艶な美女。酒好き。多くの男から異性として好意を抱かれている。弥一とは古くからの友人で、元は岡場所にいたが弥一が身請した。楓の葉にちなんで一味を「五葉」と名付けた(「五葉」なのだから、一味が5人揃うことを望んでいた)。
梅造(うめぞう) / 梅(ウメ)
声 - 高塚正也[1]「五葉」の一味。坊主頭の巨漢。元盗賊だったが娘のために足を洗い、「五葉」の拠点である居酒屋の店主となった。口は悪いが優しい性格で面倒見がいい。おたけに惚れている。娘・お絹が奉公先の次男に悪戯されそうになったこと(後に「五葉」として奉公先の旗本に復讐する)が、「五葉」結成のきっかけとなった。
松吉(まつきち) / 松(マツ)
声 - 内田夕夜[1]「五葉」の一味。無口な飾り職人。元ひとり働きの盗人。左手を傷めており、あまり自由が利かない。盗人時代に弥一に助けられたため、彼を絶対的に信頼しており、「五葉」では密偵の役割(飾り職人としての潜入や、見張りなど)をこなす。口数が少なく、弥一、おたけ以外とはあまり話さない。おたけを口説いたことがあるらしい。
お絹(おきぬ) / きぬ
声 - 高梁碧[1]梅造の娘で、居酒屋の看板娘。16歳。母親は幼いころ亡くなっており、父親と2人暮らし。「五葉」のつとめの内容を知っている。
仏の宗次(ほとけのそうじ) / ご隠居(ごいんきょ)
声 - 宝亀克寿[1]江戸の郊外に住む老人。「五葉」の正式なメンバーではないが、人質を監禁する役目を担ったり何かと「五葉」を助ける。かつては梅造の居た盗賊団の2人居た頭目の1人だった。梅造の盗賊団の足抜けに尽力したため梅造からは慕われている。その人となりから手下からは仏と呼ばれた。
八木 平左衛門(やぎ へいざえもん)
声 - 木下浩之政之助とたびたび出会う侍。北町奉行所与力であり、籠って仕事をするよりも町をぶらついていることの方が多い。昔、隣屋敷の下男をしていた弥一という親友を亡くしている。弥一の過去を知る人物で、彼の正体に気付く。
その他の人物
姐さん(ねえさん)
声 -
高乃麗桂屋の女将。過去に白楽から抜けた弥一を助けた。
銀太(ぎんた)
代理業を営む青年。五葉への仲間入りを志願する。世話になった店が盗賊に襲われ、再建のために金を必要としている。アニメには未登場。
立花 伊蔵(たちばな いぞう)
声 - 勝杏里八木の下で働く定町廻り同心。梅造の店の常連で、おたけに惚れている。弥一の身辺を探っている。アニメには未登場だが、ドラマCDには登場している。
秋津 文之助(あきつ ぶんのすけ)
政之助の弟。政之助に代わり跡目を継ぐ。藩の役職にも就いているが、昇進のために裏で金を使っている。兄に対しては複雑な感情を抱いている。
秋津 幸(あきつ さち)
声 - 山県さとみ政之助の妹。忠次郎という許婚がいる。
仁(じん)
声 - 西凜太朗弥一(誠之進)が白楽の一味だった頃の兄貴分。誠之進を三枝家から拐した犯人で、彼を殺さずに仲間に入れた。弥一を一味を裏切ったと思って、後を追っている。
弁蔵(べんぞう)
声 - 石塚運昇梅造がかつていた盗賊団・壱師の「仏の宗次」と並び頭。
九平(くへい)
声 - 西村知道盗賊・白楽の頭。
弥一(やいち)
声 - 伊藤健太郎三枝家に仕えていた使用人。養子入りした誠之進が唯一心を開き信頼していた人物。誤って井戸に落ちて死んだと思われていた。
書誌情報

オノ・ナツメ 『さらい屋 五葉』 小学館IIKKI COMIX〉、全8巻
2006年7月28日発売、.mw-parser-output cite.citation{font-style:inherit;word-wrap:break-word}.mw-parser-output .citation q{quotes:"\"""\"""'""'"}.mw-parser-output .citation.cs-ja1 q,.mw-parser-output .citation.cs-ja2 q{quotes:"「""」""『""』"}.mw-parser-output .citation:target{background-color:rgba(0,127,255,0.133)}.mw-parser-output .id-lock-free a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-free a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/6/65/Lock-green.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .id-lock-limited a,.mw-parser-output .id-lock-registration a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-limited a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-registration a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/d/d6/Lock-gray-alt-2.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .id-lock-subscription a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-subscription a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/a/aa/Lock-red-alt-2.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .cs1-ws-icon a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/4/4c/Wikisource-logo.svg")right 0.1em center/12px no-repeat}.mw-parser-output .cs1-code{color:inherit;background:inherit;border:none;padding:inherit}.mw-parser-output .cs1-hidden-error{display:none;color:#d33}.mw-parser-output .cs1-visible-error{color:#d33}.mw-parser-output .cs1-maint{display:none;color:#3a3;margin-left:0.3em}.mw-parser-output .cs1-format{font-size:95%}.mw-parser-output .cs1-kern-left{padding-left:0.2em}.mw-parser-output .cs1-kern-right{padding-right:0.2em}.mw-parser-output .citation .mw-selflink{font-weight:inherit}ISBN 4-09-188326-5

2007年2月28日発売、ISBN 978-4-09-188352-0

2007年8月30日発売、ISBN 978-4-09-188370-4

2008年4月26日発売、ISBN 978-4-09-188415-2

2008年11月28日発売、ISBN 978-4-09-188428-2

2009年4月30日発売、ISBN 978-4-09-188464-0

2010年2月25日発売、ISBN 978-4-09-188499-2


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