さよならを教えて_(フランソワーズ・アルディの曲)
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「さよならを教えて」
フランソワーズ・アルディシングル
初出アルバム『さよならを教えて
B面愛の欠乏
リリース1968年[1]
規格7インチ・シングル
ジャンルフレンチ・ポップス
時間2分26秒
レーベルDisques Vogue
作詞・作曲アーノルド・ゴーランド
ジャック・ゴールド
セルジュ・ゲンスブール(フランス語詞)

ミュージックビデオ
「Comment te dire adieu」 - YouTube


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「さよならを教えて」(原題: Comment te dire adieu)は、フランスの歌手、フランソワーズ・アルディ1968年に発表した楽曲。オリジナルはアーノルド・ゴーランドとジャック・ゴールドが作詞作曲したアメリカのポピュラーソング「It Hurts to Say Goodbye」で、セルジュ・ゲンスブールフランス語の詞を付けた。
概要

アーノルド・ゴーランドとジャック・ゴールドが書いた「It Hurts to Say Goodbye」は、マーガレット・ホワイティング(英語版)が1966年に発表したアルバム『The Wheel of Hurt』に収録され、翌1967年ヴェラ・リンのカバー・バージョンがヒットした(ビルボード・イージーリスニング・チャート7位)。同じ年、カナダモントリオール出身の歌手、ジネット・リノ(英語版)が「Avant de dire adieu」というタイトルでフランス語でカバー。

ここまではオーソドックスな曲調のバラードであった。ブラジルオルガン奏者、ワルター・ワンダレイがビートを効かせたインストゥルメンタル・バージョンを発表したことから運命は変わった。フランソワーズ・アルディがアップテンポの本作品のインストゥルメンタル(演奏者不明)をどこかで聴き、アルディのマネージャーがそれを元にしたフランス語詞をセルジュ・ゲンスブールに依頼することとなった[2]

1968年、アルディはシングルのA面として発表。B面はゲンスブールが書いた「愛の欠乏(L'Anamour)」だった[3][1]。4曲入りのEPにはレナード・コーエンの「スザンヌ」のフランス語カバーも収録された。同年11月に同名のアルバムに収録。

アルディはイタリア語バージョン(「Il pretesto」、1969年のシングル)とドイツ語バージョン(「Was mach' ich ohne dich」、1970年のアルバム『Traume』)も録音している。
その他のバージョン

アンニ=フリッド・リングスタッド - 1969年のシングル。スウェーデン語詞。タイトルは「Sa synd du maste ga」。

木之内みどり - 1976年のアルバム『透明のスケッチ』に収録。日本語詞。タイトルは「涙が微笑みにかわるまで」。

戸川純 - 1985年のアルバム『好き好き大好き』に収録。日本語詞。タイトルは「さよならをおしえて」。

ジミー・ソマーヴィル(英語版) - 1989年のシングル。ジューン・マイルズ・キングストン(英語版)とのデュエット。

ジェーン・バーキン - 1996年のアルバム『Versions Jane』に収録[4]

佳村さちか - 1999年のシングル。

舟木智介(Orange Lounge名義) - 2001年9月28日に稼働した「beatmania IIDX 6th style」にカバーとして収録。タイトルはアーケード版6th styleでは「Retrospective Song」。6th styleサウンド・トラック・PS2版6th style・アーケード版7th style以降は「Comment te dire adieu」。

モンテフィオーリ・カクテル(イタリア語版) - 2003年のアルバム『Raccolta n.3』に収録。

カヒミ・カリィ - 2007年コンピレーション・アルバム『Specialothers』に収録。


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