さまぁ?ずげりらっパ
[Wikipedia|▼Menu]

さまぁ?ず げりらっパ
ジャンル
バラエティ番組
出演者大竹一樹
三村マサカズ
西端さおり
ゆりん
田代さやか
ほか
オープニング「War」(エドウィン・スター
製作
プロデューサー新村裕[1]
制作名古屋テレビ(メ?テレ)

放送
音声形式ステレオ放送[2]
放送国・地域 日本
公式サイト

月曜深夜時代
放送期間2002年4月15日 - 2002年9月30日
放送時間月曜 24:45 - 25:15
放送分30分

火曜深夜時代
放送期間2002年10月8日 - 2008年9月23日
放送時間火曜 24:15 - 24:45
放送分30分
テンプレートを表示

『さまぁ?ず げりらっパ』は、一部テレビ朝日系列局で放送された名古屋テレビ(メ?テレ)製作のバラエティ番組。全317回。製作局のメ?テレでは2002年4月15日から2008年9月23日まで放送。
概要

さまぁ?ず大竹一樹三村マサカズが毎回ゲリラライブのように街中に現れ、その日の共演者たちとともに様々なバラエティ企画を遂行していた番組である。

この番組が実施していた企画は、さまぁ?ずほか出演者たちが体を張って挑む実験企画やゲストを招いてのトークショーなどが多かった。このような性質から、番組の収録は屋外ロケが基本で、メ?テレのスタジオ内で収録をすることはあまり無かった[3]。ロケは名古屋市内、特に大須商店街やラシック敷地内などの繁華街で行うことが多く、そのたびに見物人が多く集まりすぎてパニックになるのが定番だった。それゆえに、後述のような事件も何回か起きている。

その行き当たりばったりで実験番組的な要素は、過去にメ?テレが製作していたローカル深夜番組『オジャマンないと!』のそれを踏襲しており、「実験ショー」や「巨大シリーズ」などの大掛かりになる企画には地方局の番組としては異例なほどの予算と手間隙が掛かっていた。進行役は看板出演者のさまぁ?ずではなく、番組のディレクター陣が持ち回りで務めていたが、彼らは毎回ロケ本番前になってからさまぁ?ずにその日の企画内容を告げるため、いきなり無理難題を突きつけられた2人がそれに反論するというのがお決まりの展開であった。

また、「テープをほとんど止めない」点も大きな特徴である。通常のバラエティ収録では目的の場所で必要なシーンのみカメラを回すことが一般的だが、この番組では移動中など特に企画がない時間でもかなりの部分でカメラが回っており、時折出演者の素に近い表情を垣間見ることができる。例えば、美術チームが実験機材製作をしている裏で暇を持て余したさまぁ?ずが本気で遊んでいるシーンを放送したり、不慣れなゲストが通常通りテープが「止まっている」と勘違いして放った失言を放送したこともある。進行役のディレクター陣が堂々と割り込んで来ることと並び、ゲストが戸惑ってしまうことの多い特徴点であった。

この番組は、放送開始当初からバラエティ企画を主軸とするスタイルは出来上がっていたものの、当初は音楽番組を自称していた[4]。その当時はインディーズバンドの曲や人気歌手の新曲を紹介するミニコーナーを擁し、ゲストにはミュージシャンを呼ぶことが多かったが、このミニコーナーは早期に無くなり、以後は完全にバラエティ番組化していった。また、当初は製作局のメ?テレのみで放送されていたが、長寿番組化するとともにネット局を増やしていった。しかし、放送末期ではネット局での途中打ち切りや不定期ネットへの降格などが相次ぎ、最終的にはメ?テレ、東日本放送長野朝日放送の3局のみで放送されるようになった。2008年3月18日放送分までは地上デジタル放送においても4:3比の標準画質映像で、左右のサイドパネルに番組タイトルロゴを配した状態で放送されていたが、同年3月25日放送分をもって16:9比のハイビジョン制作へと移行した。それに伴い、表示テロップも高画質のものになった。

最終回では、6年半の番組収録の中で使用してきた小道具や大道具の山を派手に爆破して最後を締めくくった。全放送回数は317回に及んだが、これについて大竹は番組内で「“サイナラ”と読めるから317回で終わらせるんじゃないか?」とコメントしていた。

番組終了後の2011年4月1日よりエンタメ?テレ☆シネドラバラエティでの再放送を開始し、初のCSチャンネルへの進出を果たした。
出演者
レギュラー

大竹一樹さまぁ?ず

三村マサカズ(さまぁ?ず)

西端さおり - 放送第1回目から2005年3月29日放送分まで出演。

ゆりん - 2005年5月3日放送分から2006年10月3日放送分まで出演。

田代さやか - 2006年10月10日放送分から最終回まで出演。

準レギュラー

つぶやきシロー - 2003年3月25日放送分の準レギュラー売り込み企画で初登場。その際に、彼のネタ披露を基に「ebi倶楽部」の登録会員200人による投票が行われたが、賛成52%・反対48%という微妙な結果から、「呼びたい時に来る」という形での準レギュラーとなった。出演回数は、レギュラー陣を除けばげりらっパ史上最多だった。

ふかわりょう - つぶやきシローに次いでゲスト出演回数が多く、いつの間にかテロップに「準レギュラー」と表記されるようになった。

ゲスト大物ゲスト枠

笑福亭鶴瓶

錦野旦

出川哲朗 - なぜか「超大物ゲスト」と表記されていた。

内村光良 - 東京ロケの回(げりらっパ全国ネット化計画第2弾!)と映画『ピーナッツ』宣伝の回の計2回出演。

藤岡弘、

デヴィ夫人

堺すすむ
通常ゲスト枠

ウド鈴木 - メ?テレの番組『ウドちゃんの旅してゴメン』の番宣を兼ねて出演することが多かった。

坂本ちゃん

カイヤ

ルー大柴

つまみ枝豆

松村邦洋

内山信二

安田大サーカス

林家ペー林家パー子

山田邦子

青木さやか

山崎邦正

ゴルゴ松本

レッド吉田

ビビる大木

ずん - 飯尾和樹やすともにピンでの出演も有り。

テツandトモ

はなわ

さがね正裕

ホリ

村田渚

コージー冨田

イジリー岡田

山咲トオル

山根良顕

彦摩呂

阿藤快

ふじいあきら

デューク更家

藤崎奈々子

くまきりあさ美

平山あや

堀越のり

東原亜希

福井未菜 - ゆりんが病欠した時に出演。

三井麻由 - 田代さやかが休みの時に出演。

三村ファミリー - 愛知万博企画で2週にわたり出演。

時東ぁみ
アーティストゲスト枠

矢井田瞳 - 2002年4月22日放送分(第2回)、2002年10月15日放送分(第23回)出演。

嘉門達夫 - 2002年5月22日放送分(第6回・げりらっパ初のトークライブショー)、2005年5月17日放送分(第151回)出演。

Baby Boo - 2002年5月27日放送分(第7回)出演。

シーモネーター & DJ TAKI-SHIT - 2002年7月29日放送分(第13回・げりらっパ初の電車ライブ)出演。

セックスマシンガンズ - 2002年10月22日放送分(第24回)出演。

Gackt - 2002年12月3日放送分(第30回)出演。

3B LAB.☆ - 2003年3月18日放送分(第44回)出演。

コブクロ - 2004年5月25日放送分(第103回)、2004年8月10日放送分(第114回)出演。

山本リンダ - 2004年10月12日放送分(第122回・げりらっパ電車ライブ第3弾放送分)出演。

HOME MADE 家族 - 2005年10月4日放送分(第170回)出演。

松崎しげる - 2005年12月20日(第181回)出演。

香田晋 - 2006年4月18日(第195回)出演。

主な企画
トークショー

毎回ゲストを招いて行うトークショーで、民家の中など他局の番組がやらないような場所で行うことも多かった。企画内容やステージの設置場所などを聞かされたゲストの反応に重きを置いていたため、本番であるはずのショーパートのオンエア時間は短かった。総じてゲストからの評判は良くなかったが、ショーの開催を依頼した民家の住人は満足することが多かった。企画一覧

さまぁ?ずショー in 安藤家(ゲスト:嘉門達夫)

さまぁ?ずショー in 森家(ゲスト:錦野旦)

さまぁ?ずショー in 居酒屋(ゲスト:セックスマシンガンズ)

さまぁ?ずショー・オン・ザ・
堀川(ゲスト:坂本ちゃん)

さまぁ?ずショー in 台湾

クリスマスディナーショー in 服部家(超大物ゲスト:出川哲朗)

さまぁ?ずショー in 三品家(ゲスト:3B LAB.☆)

生放送 さまぁ?ずショー

さまぁ?ずショー 改め 「大改造!! 劇的ビフォービフォー」(ゲスト:坂本ちゃん)

出川哲朗ショー(超大物ゲスト:出川哲朗) - 実は実験企画だった。

さまぁ?ずショー(ゲスト:スター錦野旦) - 実は自転車企画だった。

さまぁ?ずトークショー 大物ゲスト・松村邦洋 半生を語る(ゲスト:松村邦洋) - 実はまっすぐ歩こう!企画だった。

さまぁ?ずショースーパー(ゲスト:ホリ、村田渚、つぶやきシロー)

ショーウィンドウでゲリラトークショー(ゲスト:カイヤ)

さまぁ?ずディナーショウ in 大宮家(ゲスト:はなわ)

エレベーターでトークショー(ゲスト:安田大サーカス)

出川哲朗恋愛講座(ゲスト:出川哲朗) - 実は再度の実験企画だった。

完全ゲリラ 街角トークショー(ゲスト:ふじいあきら)

エレベーターでトークショー2 (ゲスト:神奈月)

さまぁ?ずトークショー on 坂の上(ゲスト:堺すすむ) - 実は再度の自転車企画で、トークショー会場へは自転車に乗って向かった。

さまぁ?ずトークショー in 名古屋駅(テツandトモ)

電車ライブ

私鉄の運行車両にて行う企画。企画一覧

第1弾

名鉄貸切列車「げりらっパ号」で須ケ口 - 金山 - 神宮前 - 長浦を行く企画。須ケ口でさまぁ?ずと西端さおりが乗車し、金山で一般参加者たちが乗車。そして、神宮前でゲストのシーモネーター & DJ TAKI-SHITが乗車して「電車ライブ」を開催した。終点長浦駅への到着後、DJ TAKI-SHITの実家に近いことから「ゲリラ里帰り」も敢行した。

第2弾

近鉄養老線(現・養老鉄道養老線)で電車ライブの復活企画。停車するたびに大物ゲストの長渕剛ミニミニ長渕)、松山千春(まっちゃま)、松田聖子(神田聖子)らが続々乗車。ライブは大盛り上がりだったが、終点まで連れていかれずに途中駅での下車となった。

第3弾

名鉄美濃町線(現在は廃線)で電車ライブを久々に開催。超大物女性シンガーの山本リンダを迎え、「臨時列車げりらっパ号」で激しく踊りながらの熱唱して新関駅まで向かった。

バス企画

名鉄バス運営の路線バスの車両などを貸切にして行う企画。一般参加者たちが乗車するための「特設バス停」が設けられていた。企画一覧

「山咲トオルに抱きつけ!だるまさんが転んでげりらっパ!」(ゲスト:山咲トオル)

「居酒屋バスツアー」(ゲスト:MEGUMI)

「移動すし屋」(ゲスト:カイヤ)

「2階建バスDE手巻き寿司屋」 - 愛知万博の開催期間中に名古屋市内を走っていたロンドンバスを貸切にして敢行。

実験シリーズ・実験ショー

大掛かりな実験装置を作り、それらが成功するかどうかを試す企画。レモン電池カー、ペットボトルカー、ゴムカーなどを使って車を走らせる企画が多かった。成功率はあまり高くなかったが、それを「失敗」を認めずに「引き分け」と評するのが恒例だった。ベッドカーでは大竹がボケて飛び乗ったが、直後にバッテリーがオーバーヒートし、煙が吹き出す騒ぎになった。企画一覧

○○カーシリーズ

「地球にげりらっパ!! レモン電池カー」 - 失敗

「ペットボトルカー」 - 実験初成功

「ソーラーパネルを使って車を動かそう!」 - 失敗

「輪ゴムの力で軽自動車を走らせよう!」 - 成功

「ビールの空き缶を使って電池を作ろう!」 - 失敗

「ブラシ式ベッドカーを作ろう!」 - 成功

「雨水を利用して車を走らせよう!」 - 半分成功

「フルーツじるで電池を作り電気自動車を動かそう!」 - 成功

「フリフリ☆ダンスカー」 - 成功

「走れ!風力自転車」 - 失敗

「走れ!空気圧カー」 - ドロー

「風力自転車リベンジ!」 - 失敗

「走れ!重力発電カー」 - 失敗

「エコ!アルコールカー」 - 失敗

その他

「夢の双方向テレビを作ろう!」

「水の上を歩いちゃおう!」

「レモンで火を起こそう!」

「あったかスーツを作ろう!」

「水中生活大実験!」

「夢の水中生活完結編! in プーケット」

「宇宙への第一歩」

巨大シリーズ

さまぁ?ずと女性レギュラーの3人がディレクターからの指示で非常識なサイズの物体を作り上げる企画。2002年10月8日放送分にて初実施。


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:59 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef