さざんかの宿
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「さざんかの宿」
大川栄策シングル
B面湯の町しぐれ
リリース1982年8月1日
ジャンル演歌
時間4分33秒
レーベル日本コロムビア
作詞・作曲吉岡治(作詞)
市川昭介(作曲)
ゴールドディスク


第25回日本レコード大賞・ロングセラー賞

チャート最高順位

週間2位(オリコン[1]

1983年度年間1位(オリコン)[1]

3位(ザ・ベストテン[2]

1983年上半期2位(ザ・ベストテン)[2]

1983年年間3位(ザ・ベストテン)[2]

大川栄策 シングル 年表

あなたの灯り
(1982年)さざんかの宿
1982年恋吹雪
1983年


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「さざんかの宿」(さざんかのやど)は、1982年8月1日に発売された大川栄策の32枚目のシングル。累計180万枚[3]の売り上げを記録しており、大川にとって最大のヒットとなった。
解説

作曲の
市川昭介は作品の出来によほどの自信があったようで、曲を書き上げるとすぐに大川に楽譜を見せたくなり、彼の自宅に行って玄関先で帰りを待ったという[4]

発売から4ヶ月経って、オリコンのトップ10に初登場。3週間2位(1983年1月24日 - 2月7日付)にランクイン[1]

TBSザ・ベストテン』では同曲で自身唯一の登場となり、週間最高で3位(1983年1月27日・2月3日放映)で10位以内には12週間ランクインした[1]

大川にとっては1969年の「目ン無い千鳥」以来、13年ぶりのヒット曲である。この間ずっとヒットに恵まれず、1978年7月には恩師・古賀政男も死去する、という苦しい日々を過ごした。『ザ・ベストテン』で初めてランクインした時、「13年間の苦労は何とも思わないが、古賀先生がお元気な内に、A面でヒット曲を出して先生を喜ばせたかった」と語っている。(「目ン無い千鳥」は古賀門下の兄弟子・アントニオ古賀のレコードのB面だった)。

同曲の大ヒットにより、1983年大晦日放送のTBS『第25回日本レコード大賞』においてロングセラー賞を獲得。さらに同日の「第34回NHK紅白歌合戦」へも、大川自身念願の紅白初出場を果たした。

1983年度の日本音楽著作権協会(JASRAC)発表による楽曲別の著作権使用料分配額では、「氷雨」「矢切の渡し」に続いて年間3位にランクインされた[5]

収録曲

両楽曲共に、作詞:
吉岡治/作曲:市川昭介/編曲:竹村次郎

さざんかの宿 (4分33秒)

湯の町しぐれ (4分08秒)

主なカバー

美空ひばり - アルバム残侠子守唄?'84有線ヒット』(1984年

沢知恵 - アルバム『いいうたいろいろ』(1998年

関連項目

1982年の音楽

1983年の音楽

脚注^ a b c d オリコンランキング情報サービス「you大樹」
^ a b c 角川インタラクティブ・メディア「別冊ザ・テレビジョン ザ・ベストテン ?蘇る! 80'sポップスHITヒストリー?」2004年12月、ISBN 978-4-0489-4453-3
^大川栄策、スポニチプラザで吉岡さんの思い出語る Archived 2010年5月26日, at the Wayback Machine.、スポニチアネックス、2010年5月21日。
^ スポーツニッポン2006年9月28日東京版
^ 「歌謡界『アンコ椿』の夢よ再び──新人づくり四苦八苦(ニュースの周辺)」『日本経済新聞』1985年1月31日付夕刊、3頁。










オリコン年間シングルチャート第1位
1960年代

邦楽

68 星影のワルツ千昌夫

69 夜明けのスキャット由紀さおり

洋楽

68 サウンド・オブ・サイレンスサイモン&ガーファンクル

69 悲しき天使メリー・ホプキン


1970年代

邦楽

70 黒ネコのタンゴ皆川おさむ

71 わたしの城下町小柳ルミ子

72・73 女のみち宮史郎とぴんからトリオ

74 なみだの操殿さまキングス

75 昭和枯れすゝきさくらと一郎

76 およげ!たいやきくん子門真人

77 渚のシンドバッドピンク・レディー

78 UFO(ピンク・レディー)

79 夢追い酒渥美二郎

洋楽

70 ヴィーナスショッキング・ブルー

71 ナオミの夢ヘドバとダビデ

72 ゴッドファーザー愛のテーマアンディ・ウィリアムス


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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