さざなみ_(列車)
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この項目では、JR東日本の特急列車について説明しています。東急電鉄の臨時列車については「東急東横線#ネームドトレイン」を、静岡鉄道の快速列車については「静岡鉄道駿遠線#快速列車の運転」をご覧ください。
.mw-parser-output .side-box{margin:4px 0;box-sizing:border-box;border:1px solid #aaa;font-size:88%;line-height:1.25em;background-color:#f9f9f9;display:flow-root}.mw-parser-output .side-box-abovebelow,.mw-parser-output .side-box-text{padding:0.25em 0.9em}.mw-parser-output .side-box-image{padding:2px 0 2px 0.9em;text-align:center}.mw-parser-output .side-box-imageright{padding:2px 0.9em 2px 0;text-align:center}@media(min-width:500px){.mw-parser-output .side-box-flex{display:flex;align-items:center}.mw-parser-output .side-box-text{flex:1}}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .side-box{width:238px}.mw-parser-output .side-box-right{clear:right;float:right;margin-left:1em}.mw-parser-output .side-box-left{margin-right:1em}}画像提供依頼:現行仕様のE257系500番台による「さざなみ」の画像提供をお願いします。(2024年3月)

さざなみ
E257系による「さざなみ」
(2005年7月 舞浜駅 - 葛西臨海公園駅間)
概要
日本
種類特別急行列車
現況運行中
地域東京都千葉県
前身急行「うち房」
運行開始1972年7月15日
運営者東日本旅客鉄道(JR東日本)
運営者日本国有鉄道(国鉄)
路線
起点東京駅
停車地点数6
終点木更津駅君津駅
営業距離81.3 km (50.5 mi)
平均所要時間約1時間
運行間隔上り3本・下り5本
列車番号1000+号数 M
使用路線京葉線内房線
車内サービス
クラス普通車
座席普通車指定席
技術
車両E257系電車
幕張車両センター
軌間1,067 mm
電化直流1,500 V
最高速度120 km/h
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さざなみは、東日本旅客鉄道(JR東日本)が東京駅 - 木更津駅君津駅間を京葉線内房線経由で運行している特急列車である。

本項では、房総西線→内房線で運転されていた優等列車の沿革についても記述する。
概要

特急「さざなみ」は、1972年7月15日に運転を開始し、当初は、新宿駅東京駅 - 館山駅千倉駅間を中央本線(新宿駅始発・終着列車のみ)・総武本線外房線内房線経由で運転され、同年10月のダイヤ改正エル特急に指定された。房総半島方面への特急列車は、同日から「わかしお」も運転され、「わかしお」は外房線経由で運転された。

1982年11月15日に房総地区の急行列車を全廃して「さざなみ」が増発された。1991年3月19日に特急「成田エクスプレス」が運転開始することを受け、同年3月16日から東京駅 - 蘇我駅間が京葉線経由に変更された。

「ビューさざなみ」「ホームタウンさざなみ」「おはようさざなみ」なども運転されたが、2005年12月10日に列車愛称は「さざなみ」に統一された。

2015年3月14日のダイヤ改正で、定期運転の君津駅 - 館山駅間が廃止、全列車について運行区間が東京駅 - 君津駅間に統一、平日の朝上り・夕下りのみの運行となり、通勤輸送に特化したダイヤとなっている。

2023年3月18日のダイヤ改正で高崎線の特急「あかぎ」と「草津・四万」(2023年3月17日までの名称は「草津」)が全席指定席になったことで、首都圏を走るJRの特急列車では同じ東京と千葉県内とを結ぶ「しおさい」と「わかしお」とともに自由席を設定している数少ない列車であったが、いずれも2024年3月のダイヤ改正で全車指定席となった[1]
列車名の由来

沿線である東京湾内湾の小さく立つを表す「漣」「小波」「細波」(いずれも読みは「さざなみ」)が由来となっている。1959年の夏季臨時列車では「さざ波」のテールマークを掲出して運転したこともある。
運行概況

基本的に東京駅 - 君津駅間で平日に上り3本・下り4本運転されているが、上りの4号のみ木更津駅始発。定期列車は朝に上り、夕方から夜にかけて下りが運転されているホームライナー的な性格の強い列車である。下り列車の東京駅の発車時刻は毎時30分である。

菜の花が見頃の時期や駅からハイキング実施時などには、千倉駅まで延長運転されることがある。2013年には中央本線高尾駅まで延長運転された(途中、三鷹駅立川駅八王子駅に停車)。
停車駅

東京駅 - 蘇我駅 - 五井駅 - 姉ケ崎駅 - 木更津駅 - 君津駅

「新宿さざなみ」については後述

臨時列車では海浜幕張駅に停車するものもある(なお、外房線の特急「わかしお」では一部の定期列車も海浜幕張駅に停車する)。

使用車両・編成

2024年3月16日現在の編成図さざなみ
← 東京君津・館山 →

E257系 5両編成12345
指指指指指



全車禁煙

身障者対応座席は2号車

記号凡例
指=
普通車指定席

幕張車両センター所属のE257系500番台5両編成により運転される。2024年3月16日のダイヤ改正より全車両が指定席となった。

ただし、2024年6月28日までは3・6号にグリーン車が設定されており[2]、「鉄道コム」(朝日新聞社グループの鉄道情報サイト)によれば、当該列車の使用車両は後述の255系である[3]
過去の使用車両
255系
幕張車両センター所属の9両編成が運用されており、1993年7月2日から2005年12月10日までは本形式を使用する列車は「ビューさざなみ」の列車名で運転されていた。2023年時点では上り1本のみで使用されていたが、2024年3月16日のダイヤ改正でE257系に置き換えられ、運行を終了した。
183系
1972年の設定時から、2004年にE257系に置き換えられるまで運用された。

255系による「さざなみ」

183系による「さざなみ」

臨時列車

臨時列車として、新宿駅 - 館山駅間(中央本線・総武快速線・内房線経由)の特急「新宿さざなみ」 が土休日を中心に運転されている。

使用車両は2024年時点でE257系のみとなっており、定期列車では使用されない5000番台[4](5000番台登場前は0番台[5])9両編成が用いられることもある。また、2024年5月6日までは定期運行から撤退した255系も一部列車で使用されていた。
停車駅
新宿駅 - 錦糸町駅 - 船橋駅 - 千葉駅 - 蘇我駅 - 五井駅 - 木更津駅 - 君津駅 - 浜金谷駅 - 保田駅 - 岩井駅 - 富浦駅 - 館山駅


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