「さくら」
森山直太朗 の シングル
初出アルバム『乾いた唄は魚の餌にちょうどいい』
B面さくら(合唱)
手紙
リリース2003年3月5日
規格マキシシングル
ジャンルJ-POP
時間4分21秒
レーベルユニバーサルJ
作詞森山直太朗 & 御徒町凧
作曲森山直太朗
プロデュース大越王夫
ゴールドディスク
ミリオン(CD、日本レコード協会)
*プラチナ(着うたフル、日本レコード協会)[1]
*ダブル・プラチナ(有料音楽配信、日本レコード協会)[2]
チャート最高順位
週間1位(3週連続、オリコン)
2003年4月度月間6位(オリコン)
2003年5月度月間1位(オリコン)
2003年6月度月間4位(オリコン)
2003年7月度月間9位(オリコン)
2003年8月度月間35位(オリコン)
2003年9月度月間44位(オリコン)
2003年10月度月間24位(オリコン)
2003年12月度月間33位(オリコン)
2003年度年間4位(オリコン)
2004年1月度月間5位(オリコン)
2004年2月度月間22位(オリコン)
2004年3月度月間32位(オリコン)
2004年4月度月間16位(オリコン)
2004年度年間32位(オリコン)
登場回数132回(オリコン)
1位(CDTV)
森山直太朗 シングル 年表
星屑のセレナーデ
(2002年)さくら
(2003年)夏の終わり
(2003年)
ミュージックビデオ
「さくら(独唱)」
「さくら」は、日本の男性シンガーソングライター・森山直太朗の2枚目のシングル。
2003年3月5日発売。発売元はユニバーサルミュージック。 森山がブレイクするきっかけとなる楽曲であり、現在では卒業式や予餞会・桜ソングの定番となっている。 元々は森山の友人の結婚をきっかけとして作られたもので、2002年発売のコア・アルバム『乾いた唄は魚の餌にちょうどいい』に収録されていた。アルバム版はバンドアレンジであるが、本シングルではピアノの独奏になっている。 リリース前の2003年1月から3月にかけては、MBSの紀行番組『世界ウルルン滞在記』のエンディング・テーマとして使用された。 本作の発売当時、事務所に所属していなかった森山は、宣伝費を極力抑えプロモーション活動を行なった(発売月の2003年3月の宣伝費は数百万円規模)[3]。CD発売直後から「桜前線北上ツアー」と称し九州から北海道まで30都道府県を訪ね、各地のレコード店を巡回したり、地元のFMラジオ局へ出演したりした[3]。全国ネットのテレビ番組での歌唱は4月以降で、テレビCMも東北地方等で限定的に流すに留めた[3]。スタッフは楽曲の性質上、15秒CMだけで楽曲の支持が広まるか不安だったと語っている[3]。 初回プレスは約1200枚で、オリコンチャート発売初週段階では80位(売上1786枚)であったが、徐々に順位を上げ、登場5週目でTOP10に入る。その後、登場9週目で1位を獲得。同チャートで発売から9週以上経過後に1位を獲得した男性ソロアーティストはKAN(「愛は勝つ」で16週目に1位)以来13年振りであった。 1曲目収録の「さくら(独唱)」のミュージック・ビデオは倉田信雄のピアノ演奏の横で森山が歌唱するだけの一発撮り[注釈 1]で、ボーカルやテンポ・アレンジ等はCDバージョンと異なる(CDバージョンのピアノ演奏は斎藤有太)。音楽番組やライブで演奏される際、終盤部分はこのミュージック・ビデオに近い形で披露されることが多い。 レコーディングの模様は、2003年6月発売のアルバム『いくつもの川を越えて生まれた言葉たち』の初回限定盤付属のボーナスDVDに収録されている。 森山は本楽曲で2003年4月18日放送の『ミュージックステーション』(テレビ朝日)に初出演し、年末には『NHK紅白歌合戦』へ初出場した。 2012年10月30日からは、東京メトロ銀座線上野駅の発車メロディ(発車サイン音)として使用されている[注釈 2][6]。編曲は塩塚博が手掛けた[6]。 2019年10月、日本テレビ系の水曜ドラマ『同期のサクラ』の主題歌に、世武裕子によるアレンジで「さくら(二〇一九)」(読みは「さくら にせんじゅうく」[7])と題したバージョンを提供し、2019年10月30日から各種配信サイト限定でリリースした[7]。ミュージック・ビデオは、森山の発案により「さくら(独唱)」のものと同じくワンカメ一発撮り、森山の生歌唱、世武のピアノ生演奏という手法で撮影された[8]。
概要