この項目では、2010年にさくら野東北から改称した法人について説明しています。
2002年から2005年に存在した同名法人については「ダックビブレ」をご覧ください。
2005年から2010年まで存在した同名法人については「エマルシェ」をご覧ください。
株式会社さくら野百貨店
SAKURANO DEPARTMENTSTORE CO.,LTD.種類株式会社
略称さくら野
本社所在地 日本
〒030-8574
青森県青森市新町1丁目13-2
設立2005年(平成17年)4月1日
業種小売業
法人番号2420001004724
株式会社さくら野百貨店(さくらのひゃっかてん、英: SAKURANO DEPARTMENTSTORE)は、青森県青森市に本社を置き、東北地方で展開している日本の百貨店である。 さくら野百貨店は1978年(昭和53年)に設立された百貨店連合[4](後にダックビブレ、ダックシティとなる)を前身とした百貨店である。同名法人としては現在の法人は3代目にあたる。 百貨店連合及びニチイ(後にマイカル)グループ時代のダックビブレ、ダックシティ、マイカルから独立した初代のさくら野百貨店についてはダックビブレを参照。 2005年(平成17年)4月に初代のさくら野百貨店を、仙台店を運営する2代目のさくら野百貨店(エマルシェ)、仙台店の資産管理をするさくら野DEPT仙台、仙台店以外の東北の店舗を運営するさくら野東北[5] に会社分割された[5]。このときに分割されたさくら野東北が後に改称して3代目のさくら野百貨店となる。さくら野東北時代は、2代目のさくら野百貨店との経営統合を目指した時期もあったものの実現しなかった。 2009年(平成21年)には、2代目のさくら野百貨店が経営再建策の一環として、さくら野東北の株式を不動産会社の武田とその関係者へ譲渡したことで、株式の持ち合いを解消[6]。(後に資本整理が行われ、エマルシェが倒産した際には、3代目のさくら野百貨店は『(エマルシェは)資本関係が一切ない別企業である』と説明している[3]。) 2代目のさくら野百貨店が2010年8月に法人名をエマルシェに改称[7] したのと時を同じくして[8]、さくら野東北が3代目となるさくら野百貨店へ改称[5] している。 3代目のさくら野百貨店となってからは、2010年(平成22年)9月に北上店で1階から4階まで直営売場であったものを、3階の4割と4階を外部テナントを導入する実質的な規模縮小を伴う大改装を実施[9]。2012年(平成24年)2月期末に主要株主の不動産会社武田から約15億-20億円の債権放棄を受けて債務超過を解消し、2013年(平成25年)2月期中に食料品売り場を約2,600m2から約2,000m2に縮小して他の品目の売場に転換するなど弘前店の改装を行う[5] のを皮切りに、2014年(平成26年)2月期中には八戸店[5]、2015年(平成27年)2月期中には青森店[5]、2016年(平成28年)2月期中には北上店と順次各店の改装を進めて全店舗を改装して競争力を高め[5]、毎年20人前後の人材採用を行って人材育成も行うなど店舗と人材への前向きな投資を進め[10]、コスト削減と平行して進めることで売上高経常利益率3%を目指す事業成長の段階への移行を図っている[10]。
概要
さくら野百貨店として