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やノートページでの議論にご協力ください。ご当地ソング(ごとうちソング)は、主に日本の歌謡曲・ポピュラー音楽や演歌・民謡のジャンルで、タイトルや歌詞に都市名・地方名や各地方の風習・文化・地形に関する事柄などを取り入れることで、地方色や郷愁などを前面に打ち出した楽曲である。
「ご当地ソング」という言葉は、美川憲一の『柳ヶ瀬ブルース』(1966年)が評判になり始めた頃、発売元のクラウンレコード(日本クラウン)の宣伝担当者が使い出して広まったとされる[1]。これより少し早い1965年発表のデューク・エイセスのヒット曲「女ひとり」は、「ご当地ソングの先がけ」ともいわれる[2]。大正後半から昭和期にかけての流行歌の1ジャンルである新民謡も、遡ってご当地ソングと言われることがある。
水森かおりは「ご当地ソングの女王」の異名を持っている[3][4][5]。
なお、比喩的な表現として、議員が選挙区の利害を反映した議会質問をすることを「ご当地ソング」と称することがある[6][7]。 ご当地ソングは、主に下記分類の各要素を取り入れて作られている。
概説
地名
地方、国名(みちのく、瀬戸、奥飛騨など)
都市名(札幌、横浜、大阪など)
都市内の地名(銀座、赤坂、六本木など)
名所、街路名など(襟裳岬、青葉城、御堂筋など)
地形
山・川・平野・岬・海岸・港湾など
鉄道関連
駅名・路線名など(上野駅、函館本線など)
名物
特産品・名産品・ご当地グルメ・ご当地キャラなど
日本の主な「ご当地ソング」
北海道地方「北海道のご当地ソング一覧」を参照
『イヨマンテの夜』:伊藤久男
『大空と大地の中で』:松山千春
『氷雪原野』:都はるみ[8]
札幌市…『恋の町札幌』:石原裕次郎
札幌市…『好きですサッポロ』:森雄二とサザンクロス
小樽市…『小樽のひとよ』:鶴岡雅義と東京ロマンチカ
小樽市…『小樽運河』:都はるみ[8]
函館市…『函館の女』:北島三郎
旭川市…『旭川の女』:藤圭子(さいはての女 (アルバム))収録
立待岬…『立待岬』:森昌子
釧路市…『釧路の夜』:美川憲一
釧路湿原…『釧路湿原』:水森かおり[4]
摩周湖…『霧の摩周湖』:布施明
阿寒湖…『湖の祈り』:小柳ルミ子
知床半島…『知床旅情』:森繁久彌、加藤登紀子
北方領土…『オホーツクの舟唄』:森繁久彌、倍賞千恵子
襟裳岬…『襟裳岬』:島倉千代子
襟裳岬…『襟裳岬』:森進一、吉田拓郎
支笏湖…『水に咲く花・支笏湖へ
風蓮湖…『風蓮湖』:山内惠介
函館本線・石狩平野…『函館本線』:山川豊
釧路市・函館市・小樽市…『北の旅人』:石原裕次郎
東北地方「東北地方のご当地ソング一覧」を参照