ごちそうさん
ジャンルテレビドラマ
脚本西島大
『ごちそうさん』は、1969年10月7日から同年12月30日まで関西テレビ制作・フジテレビ系列の『火曜劇場』(火曜22:00 - 22:45)で放送された、大原麗子主演のテレビドラマ。全13回。 舞台は大阪・北浜。ヒロイン・古谷マキは生き甲斐というものを知らないような、ゴーゴーを踊るのが好きという現代っ子。しかし、実家の一膳飯屋「津の国屋」がビル持ちのモダン食堂「立花屋」から買収の話を持ち掛けられる。 マキの祖母・テルはこれに反対するが、主人の儀助と美代は「大損しないうちに経営から手を退こう」という考えから賛成し、後の千里ニュータウンでのマンション暮らしを夢見るほど。マキはテルに賛同し、一人でも津の国屋ののれんを守ろうと奮闘する。こうして津の国屋の経営を始めたマキは、店の切り盛りに夢中になり、自ら意欲的な人生観を得ていく。マキの成長のプロセスと、テルと立花屋主人の令子との深まる対立、北浜の人々の人間模様などを絡めてコメディータッチで描いた[1] 。
概要
キャスト
古谷マキ:大原麗子
立花徹:高橋長英
立花令子の息子。マキに好意を持っている。
立花令子:森光子
立花屋の主人
古谷テル(祖母):浪花千栄子
古谷儀助(父):北上弥太朗
津の国屋の主人
古谷美代(義母):高森和子
古谷ヒロ子(妹):武原英子
永井みゆき:高田美和
経営コンサルタント
曽根:夏目俊二
津の国屋の板前
幸吉:小林芳宏
津の国屋の板前見習い
丼池の叔母・とし子:松山容子
桂子(マキの実母):中畑道子
山口:佐野周二
テルの昔馴染み
大杉:黒木進
ほか
スタッフ
脚本:西島大(全話担当)
演出:橋本隆亘(全話担当)
制作:関西テレビ
サブタイトル
1969年10月7日「ゴーゴーと鈴虫」
1969年10月14日「開店休業」
1969年10月21日「会議は踊る」
1969年10月28日「味噌汁」
1969年11月4日「恋よ来い」
1969年11月11日「図々しい奴」
1969年11月18日「断絶ばやり」
1969年11月25日「復活」
1969年12月2日「結婚申込」
1969年12月9日「全焼す」
1969年12月16日「風の吹く街」
1969年12月23日「火事見舞」
1969年12月30日「新のれん」
脚注[脚注の使い方]^ 参考・毎日新聞、朝日新聞、読売新聞、京都新聞 各縮刷版、週刊TVガイド(1969年10月?12月)
関西テレビ制作・フジテレビ系列 火曜劇場
前番組番組名次番組
加茂川の女ごちそうさんわたしは許さない
表
話
編
歴
関西テレビ制作・フジテレビ系列(FNS)
火曜10時台の連続ドラマ / 火曜劇場 / あなたの劇場 / 白雪劇場
1965年 - 1985年
45分枠時代
1965年
京の川
ここに教師あり
豚と真珠
1966年
黄水仙
山家慕情
夫婦善哉
野分
しじみ河岸
四日のあやめ
釣忍
山椿
母の記録
さのさ節
土性っ骨
1967年
庖丁
うどん
異母兄弟
蝶子はん
そしてあしたは
雨あがる
橋の下
暴風雨の中
将監さまの細道
蛙
1968年
西陣物語
45分枠時代(火曜劇場)
1968年
番茶も出花
1969年
わが母は聖母なりき
赤ん坊夫人
加茂川の女
ごちそうさん
1970年
わたしは許さない
45分枠時代(あなたの劇場)
1970年
裁きの家
世の中さかさま
Oh.カンパク君!
1971年
スッポン
1時間枠時代
1971年
愛と死の砂漠
江戸巷談 花の日本橋
1972年
忍法かげろう斬り
眠狂四郎(田村正和版)
1973年
真夜中の警視
追跡
どてらい男(ヤツ)
1時間枠時代(白雪劇場)
1975年
宮本武蔵(十代目市川海老蔵版)
1976年
お耳役秘帳
コードナンバー108 7人のリブ
1977年
事件?お料理法
菜の花の女
志都という女
女がふりむくとき
1978年
炎の家・愛は二度生まれる
忘れがたき日々
柳生一族の陰謀
1979年