こばと。
ジャンルロー・ファンタジー
漫画:こばと(仮)〔ママ〕
作者CLAMP
出版社小学館
掲載誌月刊サンデーGX
発表号2005年1月号 - 2005年9月号
話数全7話
漫画:こばと。
作者CLAMP
出版社角川書店
掲載誌月刊ニュータイプ
レーベルカドカワコミックス・エース
発表号2006年11月号 - 2011年8月号
巻数全6巻
アニメ:こばと。
原作CLAMP
監督増原光幸
シリーズ構成横手美智子、大川七瀬
脚本大川七瀬、横手美智子
吉田玲子、池田眞美子
山田由香、平見瞠、水島努
キャラクターデザイン加藤裕美
音楽はまたけし
アニメーション制作マッドハウス
製作こばと。を守る会
放送局NHK・BS2
放送期間2009年10月6日 - 2010年3月23日
話数全24話
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画・アニメ
ポータル漫画・アニメ
『こばと。』は、CLAMPによる日本の漫画作品。及び同漫画を原作とするテレビアニメ。目次 当初は『こばと(仮)』として、2005年1月号から9月号まで小学館『月刊サンデーGX』で連載されていた。その後、角川書店『月刊ニュータイプ』に移籍し、2006年11月号から2011年8月号まで連載され、カドカワコミックス・エースから単行本全6巻が発売されている。 テレビアニメは、2009年10月から2010年3月までNHK BS2で放送された。再放送は、2010年3月29日から同年9月20日までNHK教育テレビで、さらに同年の10月3日からNHKデジタル衛星ハイビジョンでBSで行われた。 世界観は『Wish』と共通である。アニメでは、『こばと。』と『Wish』の2作が原作となっている(※『Wish』のエピソードは余り使用されていない)。タイトルロゴ表記は、本来「こばと。」である(※アニメでも同じ)。 この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。あらすじの書き方を参考にして、物語全体の流れが理解できるように(ネタバレも含めて)、著作権を侵害しないようご自身の言葉で加筆を行なってください ある一軒のアパートに、とある目的のために奮起する1人の少女がやって来た。彼女の名前は、花戸小鳩。彼女の目的は、行きたい場所へ行くため、人間の傷付いた心を癒すことで得られる、傷ついた心の塊「コンペイトウ」をビンに詰め一杯にすること。 お目付け役である、話すぬいぐるみ・いおりょぎと共に傷付いた心を癒そうとするも、極度の世間知らずで天然ぼけな性格であるため、失敗続きで「いおりょぎ」に怒られてばかり。そんな時「よもぎ保育園」園長の沖浦清花と保育士の藤本清和に出会い、そこでアルバイトをすることになる。ぶっきらぼうで無愛想な態度をとる藤本に当初は反感を抱いていたが、彼の秘めたる優しさを知る内に、次第に藤本に心惹かれるようになる。 「声」はアニメ版における担当声優。
1 概要
2 あらすじ
3 登場人物
3.1 主要人物
3.2 よもぎ保育園
3.3 『ちょびっツ』からの人物
3.4 『Wish』からの人物
3.5 『XXXHOLiC』からの人物
3.6 人間界
3.7 人間界以外
4 クロスオーバー
4.1 漫画
4.2 アニメ
5 用語集
6 テレビアニメ
6.1 スタッフ
6.2 主題歌
6.2.1 オープニングテーマ
6.2.2 エンディングテーマ
6.2.3 挿入歌
6.3 各話リスト
6.4 コンペイトウを得た相手
6.5 放送局
7 関連商品
7.1 単行本
7.2 小説
7.3 カレンダー
7.4 DVD
7.4.1 限定版 特典
7.5 Blu-Ray
8 脚注
8.1 注釈
8.2 出典
9 外部リンク
概要
あらすじ
登場人物
主要人物
花戸小鳩(はなと こばと)
声 - 花澤香菜本作の主人公。通称こばと。天然ボケで極度の世間知らずな性格。彼女の持つ常識はなぜかちぐはぐしているが、天界と異界の戦争に巻き込まれた影響で記憶と知識を失ったのが原因。誰に対しても敬語で話す。特技は歌うことで、しかも上手いが、絵はかなり下手[注 1]。重度のドジっ娘なため、何もない所で転んでは、いおりょぎに怒られている。素性が一切謎。常に帽子か幅広のヘアバンドやヘッドドレスを被っており、屋内でも外さないが、その理由は頭上の王冠状の光を隠すため。元々は人間界で暮らす人間だったが、実は重い病気持ちであり、病院が自宅も同然という状態だった。天界と異界の戦争の際に生じた亀裂から漏れた戦いの余波を浴びてしまい、瀕死に陥る。しかし、水晶が自分を巡る争いに巻き込まれたこばとを救う為、こばとの魂の代わりとなり彼女の時間を止めたため、「生きてもいないし死んでもいない」上に元の人格などを失った状態になる。「行きたい所」へ行くため、人々の傷ついた心を癒し、それで得られる傷ついた心の塊(コンペイトウ)をビンいっぱいに集めようと、自分と水晶が本当に死ぬタイムリミット[注 2]まで日々奮闘する。危なっかしくもその飾らない真っ直ぐな心が時として人を癒す。普段は清花を癒すためによもぎ保育園で雑用の仕事をしており、藤本のキツい言動に最初は反感を覚えるも次第に彼に好意を抱き、遂には完全に彼への想いを自覚した。結果として、自らの願いと藤本への想いの間で板挟みとなってしまう。
アニメ版
飲食はしない[注 3]。初登場時には上空から舞降りて来たかのようだった。「人間界とは別の不幸な出来事」で死んだ「どの世界にも属さない、どの命でもない曖昧な存在」で、「好きな人の傍に時を越えて生まれ変わること」を願って「どこぞの偉いさん(神)との契約」により生まれ変わりのチャンスを得るためにやって来た。しかし契約内容よりも藤本の傍にいることを望んだため、ビンを期日までに満杯にできず消滅させられてしまうところを、こばとを強く想う藤本の心でビンが満杯になり消滅は免れたものの、結果として契約どおり「行くべき所」へと旅立ち、この世界と人々の記憶から消え去った。その後「好きな人の傍に生まれ変わる」という願い通りに、この世界に生まれ変わり藤本と再会を果たす[注 4]。再会の時点では藤本を覚えていなかったが、藤本からコンペイトウを受け取り、藤本の演奏で歌を歌った事を契機に記憶を取り戻した[注 5]。
水晶
五百祇が「天界」「地界」「異界」の三世界の取り決めた事を行う「橋」の会議をさぼっている時に、出会った天使。