この音とまれ!
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この音とまれ!
ジャンル
少年漫画音楽学園
漫画
作者アミュー
出版社集英社

その他の出版社
青文出版社

掲載誌ジャンプスクエア
レーベルジャンプ・コミックス
発表号2012年9月号 -
発表期間2012年8月4日[1] -
巻数既刊30巻(2024年2月現在)
アニメ
原作アミュー
監督水野竜馬
シリーズ構成久尾歩
脚本久尾歩
キャラクターデザイン山中純子
音楽羽岡佳
アニメーション制作プラチナビジョン
製作この音とまれ!製作委員会
放送局TOKYO MXほか
放送期間第1クール:2019年4月7日 - 6月30日
第2クール:2019年10月6日 - 12月29日
話数第1クール:全13話
第2クール:全13話
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画アニメ
ポータル漫画アニメ

『この音とまれ!』(このおととまれ)は、アミューによる日本少年漫画。作者の連載デビュー作であり[2]、『ジャンプスクエア』(集英社)において、2012年から連載中。

本作は、和楽器の1つ・をテーマとした学園漫画である[3]。作中には古典曲から本作オリジナルの曲まで多種多様な箏曲が登場しており[4]、2017年には作中に登場する箏曲を収録したCDがリリースされ[5]文化庁芸術祭で優秀賞を受賞している[6]
あらすじ

本作の主人公・久遠愛は、ある年の春、神奈川県の県立高校・時瀬高校に進学し、箏曲部に入部する。当時、箏曲部の部員は部長の倉田武蔵1人しかおらず、箏曲部は廃部の危機に瀕していたが、愛に加え、箏の家元の娘・鳳月さとわや、愛の友人の足立実康・水原光太・堺通孝が入部したことで、部員不足による廃部の危機から脱する。しかし、愛のことを快く思わない教頭が箏曲部の廃部を目論んだため、部員たちは部の存続を懸けて、1か月後に全校生徒の前で演奏を披露することになる。

1か月後、演奏に臨んだ箏曲部の部員たちは、教頭から部の存続を勝ち取る。その後、武蔵の同級生・来栖妃呂を加えて計7名となった箏曲部は、関東地方の高校の箏曲部が出場する「関東邦楽祭」にエントリーする。時瀬高校箏曲部は入賞を逃すが、箏曲部の顧問・滝浪涼香は部員たちの演奏を認め、以後、積極的に部員を指導するようになる。

2学期に入り、外部指導者・堂島晶の指導もあり演奏技術の底上げに成功した箏曲部は、翌夏に開催される全国大会への出場を目指して神奈川県予選に臨む。そして、全国大会の常連校である姫坂女学院や、関東邦楽祭で姫坂女学院を破った珀音高校といったライバル校を破り、全国大会出場を決める。

翌年の春、新入生の由永侑と百谷名都の2人が入部し、時瀬高校箏曲部は計9名で全国大会に臨むことになる。
登場人物

担当声優はテレビアニメ版 / VOMIC版の順に表記。1人しか記載がない場合はテレビアニメ版でのキャスト。演の項は舞台版における俳優を示す。
久遠 愛(くどお ちか)
声 - 内田雄馬[7] / 小野友樹[8]演 - 財木琢磨[9]本作の主人公[10]。時瀬高校の男子生徒で、学年は1年(第1巻 - 第15巻)→2年(第16巻 - )。箏曲部の部員。かつては札付きの不良少年だったが、中学3年生のときに箏職人の祖父・源(声 - 金尾哲夫[7] / 秋元羊介[8])に預けられ、彼との交流を通じて更生する。源の死別後は、父方の叔母・衣咲(声 - 水樹奈々[7])の家に居候している。口が悪く短気だが[11]、仲間思いな一面も持つ[12]
倉田 武蔵(くらた たけぞう)
声 - 榎木淳弥[7] / 逢坂良太[8]演 - 古田一紀[9]本作のもう1人の主人公[10]。時瀬高校の男子生徒で、学年は愛の1つ上。箏曲部の部長。地味だが[13]、真面目で面倒見が良い[12]。妃呂とはクラスが同じで、当初は彼女に嫌悪感を抱いていたが、箏曲部やクラスでの交流を通じて次第に好意を抱くようになる。
鳳月 さとわ(ほうづき さとわ)
声 - 種ア敦美[7]演 - 田中日奈子[9]本作のヒロイン[10]。時瀬高校の女子生徒で、学年は愛と同じ。箏曲部の部員。箏の家元・鳳月会の出身で、当代家元を母に持つ。登場時はおしとやかな雰囲気を装っていたが、実際は強気で人付き合いが苦手。箏の演奏に関して天賦の才を有するが[12]、中学生のときに母と仲違いし、破門される。高校入学後、神奈川県予選での演奏がきっかけで母と和解し、鳳月会の跡継ぎとなる。
足立 実康(あだち さねやす)
声 - 石谷春貴[7]演 - 塩田康平[14]愛の中学時代からの友達。時瀬高校の男子生徒で、学年は愛と同じ。箏曲部の部員。ギター経験者で[15]、リズム感が良い[16]
水原 光太(みずはら こうた)
声 - 井口祐一[7]演 - 上仁樹[14]愛の中学時代からの友達。時瀬高校の男子生徒で、学年は愛と同じ。箏曲部の部員。人懐っこく[11]、好感を抱いた人に抱きつく癖がある[17]。リズムを取ることが苦手[12]
堺 通孝(さかい みちたか)
声 - 古川慎[7]演 - 小島ことり[14]愛の中学時代からの友達。時瀬高校の男子生徒で、学年は愛と同じ。箏曲部の部員。作中では、実康、光太と合わせて「3バカ」と呼ばれる[12]。2人とは幼稚園からの仲で[18]、1年生のときはクラスも同じだったが、2年生では2人と別のクラスになる。
来栖 妃呂(くるす ひろ)
声 - 松本沙羅[7]時瀬高校で、武蔵と同じクラスに在籍している女子生徒。箏曲部に途中入部し、副部長に就任する。さばさばした性格の持ち主だが[19]、中学時代にクラスメイトがついた嘘によって人間関係を壊され、そのことがトラウマとなっていた。箏曲部に入部後、トラウマから自分を救ってくれた武蔵に好意を抱く。
由永 侑(よしなが あつむ)
時瀬高校の男子生徒で、学年は愛の1つ下。箏曲部の部員。幼いころ、祖父から山田流の箏を習っており、時瀬高校箏曲部の中で唯一、山田流で箏を演奏する。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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