この生命誰のもの
Whose Life Is It Anyway?
監督ジョン・バダム
脚本ブライアン・クラーク
『この生命誰のもの』(このいのちだれのもの、原題:Whose Life Is It Anyway?)は、1981年製作のアメリカ合衆国の映画。
ブライアン・クラーク作の同名舞台劇の映画化。交通事故で四肢の機能を失った若い彫刻家が、“死ぬ権利”を求めて裁判を起こし闘う姿を描く。ジョン・バダム監督、リチャード・ドレイファス、ジョン・カサヴェテスらが出演。 若き新進彫刻家ケン・ハリソンは公私ともに絶頂期にあったが、ある日交通事故に遭う。一命はとりとめたものの、首から下の身体の感覚が麻痺し、一生植物人間として生きていく他はなくなってしまった。 仕事はおろか、日常生活も一人では行えなくなった彼は「自分の人生は終わった。自分はもうすでに死んでいるに等しい」と主張、一切の治療を拒否して安楽死を求める。しかし、主治医のエマーソンを始めとする医師たちは「生かす事が自分たちの仕事である」として、これを拒否。ケンは“死ぬ権利”を求めて、裁判を起こす事を決意する。 ※括弧内は日本語吹替(初回放送1989年4月13日 TBS『木曜シネマパラダイス』)
あらすじ
キャスト
ケン・ハリソン:リチャード・ドレイファス(田中信夫)
マイケル・エマーソン医師:ジョン・カサヴェテス(筈見純)
クレア・スコット医師:クリスティーン・ラーティ(榊原良子)
カーター・ヒル:ボブ・バラバン(仲木隆司)
パット:ジャネット・アイルバー(小宮和枝)
メアリー:カーキー・ハンター(岡本麻弥)
ジョン:トーマス・カーター(谷口節)
ロドリゲス:アルバ・オムス(峰あつ子)
ワイラー判事:ケネス・マクミラン(藤本譲)
ミセス・ボイル:キャスリン・グロディ
インターン生:ジェフリー・コムズ(中田和宏)
スタッフ
監督:ジョン・バダム
製作:ローレンス・P・バックマン
製作総指揮:マーティン・C・シュット
原作:ブライアン・クラーク
脚本:ブライアン・クラーク、レジナルド・ローズ
撮影:マリオ・トッシ
音楽:アーサー・B・ルビンスタイン
日本語版
演出:岡本知
翻訳:矢田尚
調整:高橋久義
効果:PAG
担当:吉田啓介
プロデューサー:野村清
制作:グロービジョン
脚注^ Whose Life Is It Anyway? (1981) - IMDb
^ Whose Life Is It, Anyway? (1981) - Box Office Mojo
外部リンク
この生命誰のもの - allcinema
⇒この生命誰のもの - KINENOTE
Whose Life Is It Anyway? - オールムービー(英語)
Whose Life Is It Anyway? - IMDb(英語)