この愛のために撃て
A bout portant
監督フレッド・カヴァイエ
『この愛のために撃て』(このあいのためにうて、A bout portant)は、2010年のフランス映画。誘拐された妻を救おうとする男を描いたサスペンス・アクション映画。 意識不明の重体で男(ロシュディ・ゼム)が病院に運び込まれる。何らかの事件に巻き込まれているようで、男は警察の監視下に置かれることになる。一方、看護助手のサミュエル(ジル・ルルーシュ)は、出産間近の妻ナディア(エレナ・アナヤ)を誘拐されてしまう。犯人から、勤務先の病院にいる意識不明の男を、警察の監視をかいくぐって、外に連れ出すよう要求される。 刑事ファーブル(クレール・ペロ フランスでは2010年12月1日に308館で公開され、週末興行収入で初登場3位(12月1?5日付)になり、最大336館まで上映館を増やした。 日本では、2011年6月25日にフランス映画祭にてTOHOシネマズ日劇で上映された。その後、同年8月6日より有楽町スバル座、ユーロスペースで公開されたのち、全国順次公開された。 なお、アメリカでは『Point Blank』の英語題で、2011年7月29日に6館で公開され、最大37館まで上映館を増やした。
ストーリー
キャスト
サミュエル・ピエレ - ジル・ルルーシュ: 看護助手。
ナディア・ピエレ - エレナ・アナヤ: サミュエルの妻。
ユーゴ・サルテ - ロシュディ・ゼム
ファーブル - ミレーユ・ペリエ: 殺人課の女刑事部長。
アナイス・スジーニ - クレール・ペロ: ファーブルの部下の女刑事。
パトリック・ヴェルネール - ジェラール・ランヴァン: 刑事。
ヴォジェル - ムーサ・マースクリ: 刑事。
メルシエ - ピエール・ベノア: 刑事。
モロー - ヴァレリー・ダッシュウッド: 刑事。
リュック・サルテ - アデル・バンシェリフ: サルテの共犯者で弟。
スタッフ
監督 - フレッド・カヴァイエ
製作 - シリル・コルボー=ジュスタン、ジャン=バティスト・デュポン
製作総指揮 - ダヴィ・ジョルダーノ
脚本 - フレッド・カヴァイエ、ギョーム・ルマン
撮影 - アラン・デュプランティエ
美術 - フィリップ・シーフル
衣装 - マリ=ロール・ラッソン
編集 - バンジャマン・ヴェイユ
音楽 - クラウス・バデルト
公開
主な受賞・ノミネート
第7回ジャック・ドレー賞 (Prix Jacques Deray du film policier francais) 受賞[3]
第83回ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞 外国映画トップ5
第12回フェニックス映画批評家協会賞 外国語映画賞ノミネート
第8回セントルイス映画批評家協会賞 外国語映画賞ノミネート
参考文献^ “A bout portant (2010) - Box office / business
^ “Point Blank (2011)” (英語). Box Office Mojo. 2013年4月18日閲覧。
^ “ ⇒Prix Jacques Deray” (フランス語). Institut Lumiere. 2013年4月18日閲覧。[リンク切れ]
外部リンク
⇒公式ウェブサイト (フランス語)[リンク切れ]
この愛のために撃て - allcinema
⇒この愛のために撃て - KINENOTE
Point Blank - オールムービー(英語)
A bout portant - IMDb(英語)
Point Blank - TCM Movie Database(英語)
Point Blank - Rotten Tomatoes(英語)
A bout portant - AlloCine(フランス語)