この恋あたためますか
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この恋あたためますか
別名恋あた
ジャンル
連続ドラマ
脚本神森万里江
青塚美穂
演出岡本伸吾
坪井敏雄
大内舞子
小牧桜
監修吉岡秀子(コンビニ
松澤圭子(商品開発
徳永純司(スイーツ
姫乃たま(地下アイドル)
弁護士法人東京スタートアップ法律事務所(法律)
出演者森七菜
中村倫也
仲野太賀
石橋静河
飯塚悟志東京03
古川琴音
一ノ瀬颯
佐藤貴史
長村航希
中田クルミ
佐野ひなこ
笹本玲奈
利重剛
市川実日子
山本耕史
ナレーター増田晋
音楽木村秀彬
エンディングSEKAI NO OWARIsilent
国・地域 日本
言語日本語
製作
プロデューサー中井芳彦
黎景怡
製作TBSテレビ

放送
放送チャンネルTBS系列
映像形式文字多重放送
番組連動データ放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域 日本
放送期間2020年10月20日 - 12月22日
放送時間火曜 22:00 - 22:57
放送枠火曜ドラマ
放送分57分
回数10
公式サイト

配信
その恋もう少しあたためますか
出演者古川琴音
一ノ瀬颯
佐野ひなこ
飯塚悟志(東京03)
配信サイトParavi
配信国・地域 日本
配信期間2020年10月20日 - 12月22日
回数6
公式サイト
特記事項:
初回は15分拡大(22:00 - 23:12)。
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『この恋あたためますか』(このこいあたためますか)は、2020年10月20日から12月22日までTBS系火曜ドラマ」枠で放送されたテレビドラマ。主演は連続ドラマ初主演となる森七菜[1]。略称は「恋あた」。

キャッチコピーは「今年はいろんなことがありました。甘いものは、人を幸せにします。」。
あらすじ

1年前に夢であったアイドルグループをクビになり、現在は無気力にコンビニチェーン「ココエブリィ」上目黒店でアルバイトをしている井上樹木の唯一の生き甲斐はコンビニのスイーツ。趣味でSNSにスイーツの批評をしていたところ、その的確な批評を偶然目にした「ココエブリィ」本社の社長・浅羽拓実が、樹木を探し当てスイーツ開発のスタッフに迎え入れ、「1番売れる」シュークリームの開発を依頼する。樹木はスイーツ開発のベンダー会社「ドルチェキッチン」の社員・新谷誠とチョコシュークリームを開発するが、審査会では商品部スイーツ課の社員・北川里保の開発したシュークリームが採用される。樹木はスイーツ開発の際に自分のことを優しくフォローしてくれた浅羽を好きになったものの、スイーツ開発は今回1度きりの話でスイーツ課を去らなければならなかったが、浅羽が樹木のスイーツ開発能力に可能性を感じ、彼女を正式な社員に採用したことでスイーツ課に留まることになる。後日、里保のシュークリームは配送テストをクリアできなかったことから結果的に樹木が開発したものが商品化されたため、自分が企画したスイーツの初めての商品化を逃した里保を元交際相手であった浅羽が心配したことから、里保と浅羽は復縁することになる。

浅羽はその後もスイーツ改革を進めようとするが、専務の神子亮が背任行為の疑いから浅羽の解任動議を発動し、社長を解任されてしまう。もう浅羽に会えなくなるかもしれないという思いから樹木は浅羽を追いかけ好きな気持ちを告白するが彼から返事はなかった。浅羽が去り、神子が社長代行に就任すると、スイーツ改革は中止され、以前の開発方針に戻されてしまう。一方、浅羽は樹木の勧めでココエブリィ上目黒店でアルバイトをすることになり、研修と称した温泉旅行に誘われ旅先で樹木にスノードームをプレゼントするが、里保と復縁したことを理由に樹木の告白を断ったことから、樹木はこの前の告白を「冗談だった」と誤魔化してしまう。

そんなある日、軽井沢で大規模停電が起こり、樹木の提案で浅羽は自身が企画したコンビニカーに商品を満載し樹木と共に救援に向かい、移動販売事業に手ごたえを感じる。浅羽が自分に優しくすることに耐えられず、樹木はスノードームを浅羽に返して、スイーツ開発を通して自分に恋愛感情を抱くようになった新谷からの交際の申し出を受け入れる。樹木は新谷との交際で失恋から立ち直ろうとした矢先、方針が変更されたのにもかかわらず以前通りにスイーツ開発を進めていたことから社内で問題視され、販売促進の仕事に回されてしまう。そんな樹木を浅羽が心配していることを察した里保は、浅羽は樹木のことが好きという気持ちに気付いていないと告げ、浅羽との交際を解消する。

樹木は新谷とデートを重ね、新谷の「クリスマスを一緒に過ごしたい」という申し出に答えようとした時、浅羽がその場に現れ「君が必要だ」と告白される。失恋から立ち直り次に進もうとしていたタイミングでの告白に樹木は困惑するが、新谷には浅羽とクリスマスを過ごしたいという気持ちを伝え、彼の申し出を断る。その後、浅羽はコンビニカービジネスを神子に売り込み「移動販売事業部」の部長として本社に復帰することとなり、スイーツ課は移動販売に特化したスイーツを開発することになる。ようやく想いが通じ合い、樹木は浅羽にスイーツを好きになってもらいたいと思いを込めて開発したクリスマスケーキを二人で食べながらイブの夜を過ごす。樹木のSNSにはシュークリームとスノードームの写真を背景に「今年はいろんなことがありました。甘いものは、人を幸せにします。」と書かれた写真が投稿されていた。
キャスト
主要人物
井上樹木(いのうえ きき)〈21〉
演 -
森七菜[1] (幼少期:落井実結子)本作品の主人公。ココエブリィ上目黒店のアルバイト店員。夢であったアイドルグループ[注 1]をメジャーデビュー前にクビとなり[注 2]、無気力に同店でアルバイトをしている。コンビニのスイーツだけが生き甲斐でSNSアカウント「キキかじり」でスイーツ批評をしているが、その的確な批評が本社社長の浅羽の目に留まり、本社商品部スイーツ課の社員に引き抜かれ、浅羽とともにコンビニオリジナルの「一番売れる」スイーツ開発を手掛けることになる。スイーツ開発でビジネス重視の浅羽と意見の衝突から反目することもあったが、スイーツ開発を頑張る自分のことを優しくフォローしてくれる浅羽のことが好きになり、浅羽が社長解任となった際、もう会えなくなるかもしれないとその思いを告白するが、後日、浅羽が里保と交際を再開させたこともあり、旅先で交際の申し出を断られてしまう。浅羽にふられた後は、旅先で浅羽からプレゼントされたスノードームを捨てることができずに彼に引き取ってもらい、誠からの交際の申し出を受け入れデートを重ねるが、心のどこかではまだ浅羽のことを意識している。里保から浅羽も樹木に好意を抱いていることを教えられた誠から浅羽とデートに行った後にどちらが好きか気持ちを確かめたうえでクリスマスを自分と過ごしてくれるか返事を欲しいと迫られ、その返事をする場に浅羽が現れ、君が必要だと告白される。浅羽が現れたことで誠への返事は一旦保留となるが、最終的には誠の申し出を断り、浅羽とクリスマスを過ごすことを選ぶ。幼少期のトラウマで甘いスイーツが苦手になった浅羽にスイーツを好きになってもらおうと来年分の開発商品であるクリスマスケーキの試作品を24日に間に合うように完成させ、一岡からも絶賛されるケーキを作り上げる。恋人たちのクリスマスと言えば24日のイブであると考えていたが、浅羽は25日が本当のクリスマスであると考え、24日に海外出張の仕事を入れており、二人で24日のイブを過ごせないと思っていたが、浅羽は商談を早々にまとめ上げ、サプライズでギリギリ24日に帰国し、一度浅羽に引き取ってもらったスノードームを再びプレゼントされ、浅羽がスイーツを好きになってくれることを考えて作ったクリスマスケーキを二人で食べながらイブの夜を過ごす。
浅羽拓実(あさば たくみ)
演 - 中村倫也[1](幼少期:高橋謙)ココエブリィ社長。冷徹な超合理主義者。東京大学を卒業後、eコマースを扱う外資系ネット通販会社「エクサゾン」で輝かしい経歴を歩み、コンビニ業界シェア第4位のココエブリィの改革を託されて出向し、本社の社長に就任する。コンビニの定番スイーツであるシュークリームのリニューアル案を打ち出し、偶然、樹木のSNSでのスイーツ批評を目にし樹木とともにスイーツ開発を手掛けることになる。社長就任後は「エクサゾン」に退職届を提出し退路を断ち、樹木の手掛けるスイーツで競合他社を凌いでココエブリィの改革とともに業績を伸ばすことで創業者一族から信頼を勝ち取り株式を譲渡されることを目論んでおり、株式譲渡後はその株をエクサゾンに売り払うことを考えていた。しかし、樹木たちとのスイーツ開発を通じてモノ作りの楽しさに触れ、株式売却でエクサゾンの傘下になるとスイーツ開発に制約がかかると考え、株式を売却しないことを決める。しかしその矢先、神子から取締役会でエクサゾンへ株式を売却する背信行為を行っていると解任動議を発動され、社長を解任されてしまう。社長を解任され自宅にこもっていたため、「気持ちは動かなくなると腐ってしまう」という樹木からの提案でココエブリィ上目黒店の店舗スタッフとして研修することとなり、店長の上杉をはじめとする李や碓井などのアルバイトと交流を持ち、親睦を深めるために温泉旅行に同行することになるが、その旅先で移動式コンビニのアイディアを思いつく。後日、創業者一族の清水に移動式コンビニのアイディアを売り込んで出資してもらうことに成功し、コンビニカーに商品を積んで里保に応援してもらいながら都内各地でテスト販売を行う。樹木の提案で大規模停電となった軽井沢の住民たちが避難している学校にコンビニカーに商品を載せて駆けつけ、温かい食べ物や飲み物を販売して避難した人たちから喜んでもらい、ただモノを売るだけの場所だと思ってたコンビニが、誰かの居場所にもなり得ることに気付き、後日、老人ホームに販売に出向き、入居している老人たちが買い物を楽しんでいる姿を見て移動販売ビジネスは事業性があることに確信を得る。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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