このマンガがすごい!_(ドキュメンタリードラマ)
[Wikipedia|▼Menu]

この記事は検証可能参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。
出典検索?: "このマンガがすごい!" ドキュメンタリードラマ ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2018年9月)

このマンガがすごい!
ジャンルドキュメンタリーテレビドラマ
原作藤田和日郎
村上もとか
滝本竜彦大岩ケンヂ
赤塚不二夫
皆川亮二
サメマチオ
ビーパパス・さいとうちほ
つげ義春
古谷実
手塚治虫
大橋裕之
監督松江哲明
出演者蒼井優(ナビゲーター)
オープニングアンジュルム「タデ食う虫もLike it!」
エンディング前野健太
製作
プロデューサー大和健太郎(CP)
制作テレビ東京C&Iエンタテインメント

放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域 日本
放送期間2018年10月6日 - 12月22日
放送時間土曜0:52 - 1:23
(金曜日深夜)
放送枠テレビ東京土曜未明のドラマ
放送分31分
回数12
公式サイト
テンプレートを表示

『このマンガがすごい!』は、2018年10月6日よりテレビ東京系・ドラマ25ほか各放送局にて放送されたテレビ番組。

ナビゲーター役である女優・蒼井優が、各回のドラマパートに出演する俳優(基本一人。複数人の場合もあり)に様々な事柄をインタビュー・トークディスカッションしていくドキュメンタリーパートを組み合わせて放送する「ドキュメンタリードラマ」という形式になっている。

番組名は後述する内容に添い、宝島社が出版しているムック本『このマンガがすごい!』から採られている。目次

1 内容

2 出演者

3 スタッフ

4 放送局

5 脚注

6 関連項目

7 外部リンク

内容

ドラマパートは、今や日本の俳優が商業的な演技活動を行う上では避けて通れない「マンガ」を原作とする(一部、小説・アニメを原作としたコミカライズ版も含まれる)。原作マンガはSF・ギャグ・アクション・シュールなど1回ごとに異なる多彩なジャンルの作品が選ばれている。実際のドラマは、そのマンガの「コマ」の中に役者がキャラクターとして入り込んで演じるという形式で描かれる。

ドキュメンタリーパートではゲストが選んだマンガを紹介。そのマンガを選んだ理由や作品の魅力を語り、その漫画に登場するキャラクターの誰を、どのシーンを、どのように演じるのか等、演技のアプローチ的な面を蒼井に語っていく。

終盤2回の放送では、それまでの11人との関わりを活かして蒼井自身が演じたい漫画のキャラクターを見つけて実際に演じるまでの過程を描いた。
出演者
ナビゲーター


蒼井優


自身も映画『ハチミツとクローバー』やドラマ25の1作『宮本から君へ』などにおいてマンガ原作の実写作品への出演経験がある。なお本人自身はプライベートでマンガを読む習慣は「ほぼ無い」とのこと(第2回・東出昌大との対話より)。この作品を期にマンガの読み方を勉強したいと思っていると語った。

各回のラストシーンは、蒼井がドラマパートを視聴中、或る1シーンを見た際のリアクションで〆められる。

各回ゲスト・内容

第1回(2018年10月6日放送)「森山未來の『うしおととら』」


森山が『うしおととら』(原作・藤田和日郎)から「蒼月潮」役を選び、「潮が暴走し人間でなくなりそうになるのをヒロインたちが想いをぶつけてくい止める」シーンを演じる。ほか、「とら」の声とマンガ内の擬音も担当。

以下はドキュメンタリーパートで森山・蒼井によるオーディションで選ばれたキャスト。
伊達麻子(中村麻子 役)、今井総子(井上真由子 役)、峯田百花(羽生礼子 役)、中西優華(桧山勇 役)、田浦じゅんこ(鷹取小夜 役)
第2回(2018年10月13日放送)「東出昌大の『龍-RON-』」


東出が『龍-RON-』(原作・村上もとか)から「押小路龍」役を選び、「龍が学ぶ剣道の師・内藤高治に自分でも気付かなかった心の負の面を諫められ、道を正してくれた師への感謝と武道の道を極める決心をする」シーンを演じる。

ドキュメンタリーパートでは、龍を演じるにあたり重要な「剣道」を彼に近づくため実際に北辰一刀流の道場に赴き、指導員たちと共に剣道の稽古をする。このパートでは自身も長年学んでいる剣道に対して意外な告白をする。

以下はその他の(声の)キャスト
目黒光祐(内藤高治 / 田口 役)、うすいたかやす(黒川 / 山下 / 山田 役)
第3回(2018年10月20日放送)「森川葵の『NHKにようこそ!』」


森川が『NHKにようこそ!』(原作・滝本竜彦、マンガ版作画・大岩ケンヂ)から「中原岬」役を選び、「ひきこもりの主人公・佐藤達広を岬が無茶苦茶な方法で脱ひきこもりを図る」シーンを演じる。

ドキュメンタリーパートでは、岬を演じる上で彼女を深く知る最善の方法と考え原作者・滝本の自宅を森川と蒼井が訪問し、作品や作者の人となりについて語り合う。

マンガ版の絵を流用した「佐藤達広」役は、本作のアニメ版で彼を演じた小泉豊が約12年ぶりに新規アフレコで演じた。

第4回(2018年10月27日放送)「でんでんの『おそ松くん』」


でんでんが『おそ松くん』(原作・赤塚不二夫)から「六つ子たち」役を選び、原作の第1話「あきすびっくり 六つ子がでたよ」に登場する人物すべてを演じる(六つ子は6人分を別々に演じ映像合成、その他のキャラはセリフを読み上げる声の出演)。

本作ドラマパートを収録するにあたり、でんでんは「この第1話が掲載された週刊漫画雑誌を買って読んだ」記憶があることから、その時の思い出を蘇らせて臨みたいということになり、でんでん・蒼井の両名をキャスティングした経験を持つ映画監督・平松恵美子を招き、彼女がディレクションしたミニドラマ『大家族の夕食』も併わせて放送された(でんでんは当時の自身をイメージした「少年」役だが、風貌は現在のまま服装だけ当時の感じにしていた。蒼井も「少年の友だちの姉」役で出演)。

第5回(2018年11月3日放送)「中川大志の『ARMS』」


中川が『ARMS』(原作・皆川亮二)から「高槻涼」役を選び、「高槻が始めて右腕に移植されたARMSを発動させる」シーンを演じる。

ドキュメンタリーパートでは、中川がアクション系作品へ出演した経験があまり無い事から、スーツアクター・アクション監督の第一人者である新堀和男を招き、新堀の演出で廃工場を舞台にし模擬的な殺陣で構成されたアクションシーンを撮影。その後、スーツアクターとしての毎日と意識についてのインタビューを通して、正体を隠して悪と戦うヒーローの葛藤や心情などをつかもうとした。

殺陣には新堀が社長を務めるレッド・エンタテインメント・デリヴァーの俳優たち(藍田将太、森博嗣小森拓真、齊藤謙也)も出演した。

第6回(2018年11月10日放送)「平岩紙の『マチキネマ』」


平岩が短編マンガ集『マチキネマ』(原作・サメマチオ)の一作『最後の昼』を選び、主役である「離婚を考えている女性」役を演じる。ほか、全役の声・擬音も担当。

ドキュメンタリーパートでは、平岩が(収録当時には)結婚未経験であることから男女が離婚に至る際の心情を知るため、離婚しようとしている或る夫婦が開催した「離婚式」と称するセレモニーに出席。離婚式プランナーの寺井広樹や「旧郎旧婦」の二人に色々な事を聞く。

第7回(2018年11月17日放送)「山本美月の『少女革命ウテナ』」


山本が『少女革命ウテナ』(原作・ビーパパス、マンガ版作画・さいとうちほ)から「天上ウテナ」役を選び、自ら監督も担って彼女にとって象徴的な1コマだけ(ウテナにナゾの美青年「ディオス」の力が宿るシーン)を撮る。


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:31 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef