このマンガがすごい!
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この項目では、日本のムック本について説明しています。

この本が製作協力しているドキュメンタリードラマについては「このマンガがすごい! (ドキュメンタリードラマ)」をご覧ください。

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出典は列挙するだけでなく、脚注などを用いてどの記述の情報源であるかを明記してください。記事の信頼性向上にご協力をお願いいたします。(2022年5月)

この記事で示されている出典について、該当する記述が具体的にその文献の何ページあるいはどの章節にあるのか、特定が求められています。ご存知の方は加筆をお願いします。(2022年5月)

『このマンガがすごい!』は、宝島社が発行するマンガ紹介ムック
概要

もともとは「別冊宝島 いきなり最終回」などの流れをくむ別冊宝島シリーズとして、1996年と2004年に刊行された(1997年には、1996年度版と同一スタッフによる、ほぼ同じ構成の『別冊宝島 このマンガがえらい!』も発売されている)。

2005年より「この映画がすごい!」の初代編集長・天野由衣子が同誌執筆者で別冊宝島でマンガ系のムックを手掛けてきた伊熊恒介(奈良崎コロスケ)とタッグを組んで陣頭指揮をとり、「このミステリーがすごい!」「このライトノベルがすごい!」などと同様のスタイルで年度版化(毎年12月に刊行)。なお初年度に編集でクレジットされていたスタジオHARD DXは2006年以降は外れている。

大学の漫画研究会、書店員、ライター、イラストレーター、編集者、評論家、俳優、声優、放送作家、お笑い芸人、ミュージシャン、スポーツ選手、アイドル、小中学生、マンガ系の専門学校生など、有名無名問わず、70?200名前後のアンケート参加者が、前年10月1日から発行年9月30日までに単行本が発売されたタイトルの中から、最もお薦めしたい5作品をランク付けし、1位10点、2位9点、3位8点、4位7点、5位6点として計算し、総合順位を決定する(2009年版までは6作品を選び、6位作品を5点としていたが、2010年版より5位作品までに変更)。

ただし、小中学生やマンガ系の専門学校生に関しては、1票1点もしくは0.5点で集計。なお、アンケート参加者が選んだ作品タイトルは、それらの作品に対するコメントとともに、誌面に掲載されている。

アンケート部分以外の誌面は、トップ50までの作品レビュー(トップ20までは作中のカットなどもレビューと一緒に掲載される)と、ランキングの総評、漫画家インタビュー、その他の注目マンガ作品の紹介記事などで構成されている。

2006年度版、2007年度版はオトコ版、オンナ版に分割して刊行されていたが、2008年度版(2007年12月5日発売)より1冊にまとまった。また、2008年8月には、漫画家インタビューをメインに据えた別冊『このマンガがすごい! SIDE-B』も刊行した。

2009年9月、「このミステリーがすごい!」大賞 、日本ラブストーリー大賞に続く「このマンガがすごい!」大賞を設立。同時に「このライトノベルがすごい!」大賞も設立され、宝島社4大大賞となった。

2014年6月、編集部の運営によるマンガ情報サイト「このマンガがすごい!WEB」がオープン[1]。1日に3?5本、マンガ作品のレビューをアップしているほか、漫画家インタビューや、識者や書店員のお薦めマンガの紹介などを掲載。また、月に一度、ムックと同様にアンケートを元にしたランキングを発表。編集長の薗部真一は「スピードの早いマンガ業界で、リアルタイムに情報発信することで、マンガ業界をはじめ、出版業界をより盛り上げることができればと考えています」とコメントを出している[2]

2019年12月11日、2020年度版が発売されたが、インタビューページに不備があったとして、宝島社は翌12日に当ムックを回収することを発表[3][4]。その後、 2020年1月24日に訂正版を2020年2月上旬に発売する事が告知された[5][6]
選定における問題点

オトコ編、オンナ編と分けてはいるが、ホラー系などボーダーレスな掲載誌も多く、両方に票が分散してしまうタイトルが出てくる弊害がある。そもそも分け隔てすることに疑問を持つ声もあるが、一方で少年漫画青年漫画に比べてビッグタイトルの少ない少女漫画ヤング・レディース系の作品を紹介しやすいというメリットもある。

また、アンケートでのランキング作成というスタイル上、編集者・漫画原作者の竹熊健太郎(第1回「このマンガがすごい!」大賞の選考委員)が自身のブログなどで述べているように[7]、現在大量に消費されているマンガ作品の全てから未知の名作を拾い上げることは難しい。売上の上位作品・すでに人気を博している作品がランキング上位を占めることもあり、漫画研究家の小田真琴は、『このマンガがすごい!』で「誰にでもわかりやすいフックのある作品」が推される理由として、アンケートに参加している書店員の影響を上げている[8]
影響

宇宙兄弟』(2009年度版オトコ編2位)を担当する講談社の編集者は、ダイヤモンド社と角川書店の社員との鼎談で、『このマンガがすごい!』へのランク入りは「マンガの部数に影響する」と語っている[9]。『デトロイト・メタル・シティ』など受賞を機に増刷、帯にその旨がアナウンスされる例もあり、『ブラック・ジャック創作秘話?手塚治虫の仕事場から?』のようにランク入りがブレイクのきっかけとなることもある。


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