こちら葛飾区亀有公園前派出所_(アニメ)
[Wikipedia|▼Menu]
.mw-parser-output .pathnavbox{clear:both;border:1px outset #eef;padding:0.3em 0.6em;margin:0 0 0.5em 0;background-color:#eef;font-size:90%}.mw-parser-output .pathnavbox ul{list-style:none none;margin-top:0;margin-bottom:0}.mw-parser-output .pathnavbox>ul{margin:0}.mw-parser-output .pathnavbox ul li{margin:0}こちら葛飾区亀有公園前派出所 > こちら葛飾区亀有公園前派出所 (アニメ)

こちら葛飾区亀有公園前派出所


ジャンル少年向けアニメギャグコメディアクション人情
アニメ:こちら葛飾区亀有公園前派出所
原作秋本治
監督やすみ哲夫三沢伸高松信司高本宣弘鴫野彰
キャラクターデザイン丹内司山内昇寿郎(184話まで)
音楽米光亮佐橋俊彦(13話 - )
アニメーション制作スタジオぎゃろっぷ→ぎゃろっぷ
製作フジテレビ
ADK
放送局フジテレビ系列ほか
放送期間1996年6月16日 - 2004年12月19日(レギュラー放送)
2005年1月3日 - 2008年11月2日(不定期放送)
2016年9月18日
話数344話+TVSP27回
その他レギュラー放送終了後、不定期にTVSPを9回放送
両津勘吉
中川圭一
秋本・カトリーヌ・麗子
大原大次郎
寺井洋一ラサール石井
宮本充
森尾由美
菱谷紘二佐山陽規
茶風林林家こぶ平(現・林家正蔵)
テンプレート - ノート

『こちら葛飾区亀有公園前派出所』(こちらかつしかくかめありこうえんまえはしゅつじょ)は、秋本治の漫画作品『こちら葛飾区亀有公園前派出所』を原作としたアニメ作品。
概要

1996年6月16日から2004年12月19日まで、毎週日曜日 19:00 - 19:30(JST)にフジテレビ系列で放送されていた。TVSPを除いた話数は全344話。当初は1996年6月23日に放送開始予定で雑誌にも告知されていたが、放送開始日の2週前の1996年6月2日に前番組『キテレツ大百科』実質の最終制作話「ルルル! 未知からのメッセージ」が予定の変更で制作中止となった影響で、スタッフはそのまま『こち亀』の第1話の制作に移行し、一週間繰り上がりで放送開始となった。

原作で見られた暴力や暴言、お色気などの過激な場面や実在した版権商品を題材にした話などが大幅にカット、緩和される代わりに両津や大原などの人情味ある面が多く描写され、小野小町・清正奈緒子などのアニメ版オリジナルキャラクターが主役の話もしばしばあった。

前番組『キテレツ大百科』と同じく、特番やプロ野球中継のため放送休止になることがたびたびあり、月によっては一回しか放送されない時期もあった。

2004年12月19日放送の特番「アニメ大忘年会祭り!!こち亀最終回!サザエまる子ルフィと両さん8年間ありがとうスペシャル」をもってレギュラー放送の終了を迎えた。8年間の放送の平均視聴率は17%、初回視聴率は18.0%、最高視聴率はTVSP11弾「ヨーロッパ横断! 麗子救出大作戦」(2002年1月6日放映)、第277・278話「お雛さんざん誕生日 / 両津と両津!?」(2003年2月23日放映)の19.1%だった。

レギュラー放送終了後も2005年1月3日から2008年11月2日までは不定期に放送されていた[注 1][注 2]。2009年以降は「ドリーム9」枠の新設及び同時間帯が『ONE PIECE』に一本化されたため長らく放送されていなかったが、2016年に原作連載40周年記念として8年ぶりに放送された[1]。詳細は「こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE FINAL 両津勘吉 最後の日」を参照

2021年現在は「スカパー!」のアニメチャンネル「アニマックス」や「キッズステーション」で不定期に過去の作品が放送されている(傑作選の場合もあり)他、FODでも配信されている[2]。前者では字幕放送も行われており、両津が黄色、麗子が水色、中川が緑、それ以外は白で表示されている。

2021年1月からはBS12アニメ26枠にてTVSPエピソードが再放送されている[3]

2021年5月31日から2022年4月1日までテレビ愛知愛知県)で[4]、同年8月13日から12月30日までサンテレビ兵庫県)で再放送され[5]、以降は独立UHF局やテレビ東京系列局(関東地区を除く)を中心に150話まで再放送される。
制作状況

初代監督のやすみ哲夫は、初期の1クール分のみ担当した。『キテレツ大百科』の後番組だったこともあり、当初は低年齢層を狙ったギャグやオリジナル展開が多く、原作ファンから不満の声が挙がっていたが、やすみは元々短期の予定であり不評のために降板したわけではない。やすみは『こち亀』以前の作品では『つるピカハゲ丸くん』や『おぼっちゃまくん』などを手掛けており、幼児・小学生向け作品を得意としていた。

人気が安定してきたのはかつて『勇者シリーズ』の一部作品(マイトガインジェイデッカーゴルドラン)や『機動新世紀ガンダムX』などのサンライズ作品で監督を手掛けた実績がある高松信司に交代したころであり、原作よりも大げさなアクションシーンやギャグなどが大いに受けた。高松は『こち亀』での功績がジャンプ編集部から評価され『銀魂』のアニメ化の際に監督に指名されている。

1997年ポケモンショック以後、各局のテレビアニメでは番組冒頭で視聴者向けに「部屋を明るくして、テレビから離れて見るように」といった趣旨のテロップを流すようになったが、本作では第92話から第191話まで登場人物が「♪テ、テ、テレビを見るときはぁ 部屋を明るくしてはなれて見てね♪」と合唱し、2001年の第192話から2003年の第299話までオープニングが「だまって俺についてこい」の際は20世紀フォックスのロゴをモチーフとした「注意ロゴ」の前で両津が視聴者に「テレビを見る時は、部屋を明るくして離れて見てくれよ!」と口頭で注意を促すという番組独自の手法を用いた。監督の高松信司はこの手法をとった理由について「テロップが本編にあまりにも無配慮に流れるのが嫌だったため、アニメキャラクターによる勧告を制作した」としている。高松の降板・オープニングの変更後は廃止され、通常の画面上に表示される注意書きになった。

当初はセル画で制作されていたが、第122話にて試験的にデジタル制作を実施。第145話と第146話でも行われ、第149話からデジタル制作に完全移行した。例外としてTVSP8弾[注 3]はセル画で制作された。

作画もシリーズが進むに連れ変化しており、セル画時代、特に1996年から1997年の間は作画の変化が激しかった。デジタル制作化以降はほぼ変化はなくなっている。

また、序盤のみ前番組同様完全にフィルムで制作されていたが、第7話からそれをVTRにテレシネをした上で局に納品される方式を採用した為、デジタル化するまではぼやけた色合いとなっていた。


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:200 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef