こたつ
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出典検索?: "炬燵" ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2022年12月)
炬燵掘り炬燵

炬燵(こたつ、火燵)は、日本暖房器具。床や床等に置いた枠組み(炬燵櫓、炬燵机)の中に熱源を入れ、外側を布団等で覆って局所的空間を暖かくする形式である[1]。熱源は枠組みと一体になっているものと、そうでないものがあり[1]、古くは点火した木炭豆炭練炭を容器に入れて用いていた[2]。現在は電気装置(電気こたつ)が多い。

脚を曲げて腰を掛けることができるよう床を切り下げている掘り炬燵(切り炬燵ともいう)と、床が周囲と同じ高さの平面の置き炬燵とに分けられる(ただし、台を設ける床置きの掘り炬燵もある[1])。暖気が逃げないようこたつ布団を広げてかぶせ、炬燵櫓の上には、こたつ板(天板)を置いて、ちゃぶ台のように使うことが多い。

なお、地方や世代によっては、あんかのことを炬燵と呼ぶこともある。
呼称イランの暖房器具「コルシ

現在の「こたつ」の漢字表記は「炬燵」が主流であるが、室町時代には「火闥」「火踏」「火燵」、江戸時代には「火燵」「巨燵」などと表記された。なお、燵は国字である。語源としては「火榻」に由来するという説がある。また略称として「こた」があるがあまり用いられない。しかし、丁寧語の「お」をつけた「おこた」という言い方は多く女性に用いられている[3]

イランアゼルバイジャンには同様な暖房器具があり、「コルシ」(Korsi)と呼ばれ、同様の物をアフガニスタンタジキスタンではサンダリと呼んでいる。また、スペインアンダルシア地方にはブラセロ(Brasero)というオリーブの実の絞りかすなどを燃料とするあんかを使った、椅子に座って使うこたつ(Mesa camilla)が存在する。オランダから北ドイツにかけても類似の家具があり、木製の小箱に炭火を入れて足首を温めるもので、オランダではフェーテンストーフ(voetenstoof)、北ドイツではキーケ(Kieke)と呼ばれる。一方、隣国の韓国にはこたつを使う文化はない[4]
歴史
近代以前江戸中期、炬燵であやとりをする少女と女性(鈴木春信画、1765年頃)雪見八景 晴嵐(歌川豊国)[5]江戸後期の炬燵(深川江戸資料館展示)

炬燵は中世室町時代囲炉裏の上にを組み、蒲団をかけた物に起源を求められる。新穂栄蔵によれば、室町時代に椅子用の炬燵として低い櫓で囲った足炙りが中国から輸入された[6]。現在の日本に伝わる炬燵は、低い櫓に蒲団をかけ、足先だけを入れるのではなく、四方から膝まで、時には腰まで入れるもので、日本のの上の生活向きに改良されたものである[6]。新穂栄蔵は、蒲団のための綿布綿が輸入されたのは16世紀なので、現在の日本に伝わる炬燵の普及は、17世紀の江戸時代以降とする[6]

囲炉裏を床より下げ、床と同じ高さと蒲団を置く上段との二段の櫓を組んだ足を入れられる掘り炬燵が派生した。更に囲炉裏の周囲まで床より下げ、現在の掘り炬燵の座れる構造の腰掛け炬燵ができた。大炬燵と呼ばれる、近世江戸時代に大勢が入る炬燵に使われた。

炬燵は日本では火鉢とともに冬には欠かせない暖房器具として発達した。電気炬燵が普及するまでは、熱源として木炭炭団(たどん、後に練炭、豆炭)などを用いた[6]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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