こうざんてつどう・スカーローイ鉄道
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こうざんてつどう・スカーロイ鉄道(こうざんてつどう・スカーロイてつどう)では、「汽車のえほん」で局長やトーマス達以外のレギュラー鉄道として登場したスカーロイ鉄道と、その映像化作品「きかんしゃトーマス」に登場するこうざんてつどう(高山鉄道[1])について制作を除く作品全体の情報を扱う。モデルとなったタリスリン鉄道。この機関車はピーター・サムのモデルとなった4号機のエドワード・トーマス号
タリスリン鉄道詳細は「タリスリン鉄道」を参照

高山鉄道のモデルとなったタリスリン鉄道はイギリスのウェールズのタウインに実在する鉄道である。線路も車両も通常の鉄道(標準軌)より小さく、軌間が686mm(2フィート3インチ)しか無いため、このサイズの鉄道は軽便鉄道またはナローゲージと呼ばれる。原作10巻の日本語版では「線路の幅が1067mm以内のもの」と説明されているが、これは日本では旧国鉄在来線の1067mmより狭い場合のみを「ナローゲージ」と呼ぶ場合が多いためである。イギリスをはじめ、国際的な基準では1435mmに満たなければすべて""narrow gauge""(狭軌)であるため、1067?1434mmでもナローゲージとなる。

タリスリン鉄道は輸送量の減少に伴い、1946年に一度は廃止の方向を辿ったが、イギリス中から鉄道ファンが集まり、1951年にイギリスで初のボランティアによる保存鉄道として再開された。

なおタリスリンの「スリ」は、/?/(無声歯茎側面摩擦音)というウェールズ語に独特の発音で、これは[L]を無声音清音)で発音する、多くの日本語話者にとって大変難しいものであり、タリヒン、タリツィンと表記される事もある。聴覚印象は「シ」に近い。当時の原作の訳はカナ書きのタリリンであり、他のメディアでもそれが一般的だったが、汽車のえほんでも2005年からの新版ではタリスリンに修正されている為、現稿ではタリスリンで統一した。
原作とテレビシリーズへの登場

タリスリン鉄道の保存活動にはウィルバート・オードリー牧師も協力しており、その縁から支援の一環として「汽車のえほん」へ、スカーロイ鉄道としての登場が決まった。

原作初登場は第10巻「四だいの小さな機関車」で、以後登場頻度が徐々に増えて行った。原作における登場巻情報は「汽車のえほん」を参照。

TVシリーズにおいては、第1?3シリーズでは模型制作技術の制約から映像化が見送られていたが、1994年の第4シリーズから登場回が制作されるようになった。
鉄道の舞台設定

この鉄道のオーナーについては、下記の「登場キャラクター」の人物を参照。ソドー島地図

路線はトップハム・ハット卿の鉄道の本線のクロバンズ・ゲート駅を起点に、終点のスカーロイ駅までの狭軌単線の非電化路線である。地上設備は運転保安装置はおろか信号機すら満足にない、日本で言えば簡易軌道クラスのものである。終点のスカーロイ駅付近は湖沿いに路線がループしている。(これは原作20巻では、開業100周年を記念して敷設されたものである。)スカーロイ駅から先にはスレートの切り出し場への専用線がある。機関庫・修理工場はクロバンズ・ゲート駅にあるが、大規模な修理は本土のクルー工場へ送られる。人形劇ではカルディー・フェル山の頂上まで線路が走っている。更にCGシリーズ以降は、ビクターがナローゲージ仕様である関係で、ソドー整備工場内にも狭軌線が敷かれていて、高山鉄道の路線とも直結している。長編第7作からはループ線からブルーマウンテンの採石場まで、長編第8作からはそこから更にウルフステッド城の伯爵の領地内鉄道(ミリー用の三線軌条が敷かれている)まで延伸されている。

クロバンズ・ゲート駅では、この鉄道とゴードン達の本線が並んでおり、顔をあわせたそれぞれの機関車同士で丁々発止の会話がよく行われる。またこの鉄道の車庫(サー・ハンデル[原作旧版:サー・ハンドル]達の増備に伴い、壁の無い屋根だけの車庫が増設された)の隣には、トーマス達の鉄道の工場への引込み線があり、ここでも両陣営が顔を合わせる事がよくある。この鉄道の機関車が修理に出される場合にも、ここから搬入・搬出する。

第4シリーズ「ブルーベルれっしゃ」の中で、ラスティーがバロー・イン・ファーネスらしき場所まで行っている事から、テレビ版では、クロバンズ・ゲート駅からヴィッカースタウン駅への迂回支線は鉱山鉄道の路線であるか、トップハム・ハット卿の鉄道路線だが狭軌の線路も並行して敷設され、鉱山鉄道に運用を委託している等の解釈もできる。しかし本来この支線は旧本線だったとの歴史設定がされているので、鉱山鉄道の路線だけ敷設されているという事は考えられない。

また、かつて中央ソドー鉄道という私鉄が存在した(ただし公式設定だが、原作・人形劇とも劇中では、この固有名詞は使われていない[2]。原作では25巻「きえた機関車」でその様子が書かれている)。これは、トーマスの支線の終点にあるファーカーの石切り場と、同じ山の正反対側の北斜面から切り出された花崗岩や御影石、更に奥のカス・ニー・ハーウィン付近から産出する鉛をアールズバーグ港に運ぶ事を主としていた、この鉄道と同じ線路規格の狭軌路線で、そのまた奥の山の中の集落キング・オーリズ・ブリッジまで延びていた。


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