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げんしけん
ジャンルオタク、コメディ、恋愛
漫画
作者木尾士目
出版社講談社
掲載誌月刊アフタヌーン
レーベルアフタヌーンKC
発表号2002年6月号 - 2006年7月号
巻数全9巻
全5巻(新装版)
話数全55話 + 特別編
漫画:げんしけん 二代目
作者木尾士目
出版社講談社
掲載誌月刊アフタヌーン
レーベルアフタヌーンKC
発表号2010年12月号 - 2016年10月号
巻数全12巻
話数全72話
アニメ
原作木尾士目
監督池端隆史
シリーズ構成横手美智子
キャラクターデザイン木下裕孝
音楽宅見将典
アニメーション制作パルムスタジオ
製作現視研研究会
放送局ちばテレビほか
放送期間2004年10月10日 - 12月26日
話数全12話
OVA
原作木尾士目
監督水島努
シリーズ構成横手美智子
キャラクターデザイン柳田義明
音楽長谷川智樹
アニメーション制作亜細亜堂
製作メディアファクトリー
東芝エンタテインメント
キッズステーション
コミックとらのあな、ジェンコ
発表期間2006年12月22日 - 2007年4月25日
話数全3話
アニメ:げんしけん2
原作木尾士目
監督よしもときんじ
シリーズ構成横手美智子
脚本横手美智子、木尾士目
キャラクターデザイン柳田義明
音楽小池雅也、オカザキシュン
アニメーション制作アームス
製作コミフェス準備会
放送局テレ玉ほか
放送期間2007年10月9日 - 12月25日
話数全12話
アニメ:げんしけん二代目
原作木尾士目
監督水島努
シリーズ構成横手美智子
脚本横手美智子、後藤みどり
キャラクターデザイン谷口淳一郎
音楽福廣秀一朗
アニメーション制作Production I.G
製作げんしけん二代目製作委員会
放送局TOKYO MXほか
放送期間2013年7月6日 - 9月28日
話数全13話
関連作品
くじびきアンバランス
ラーメン天使プリティメンマ
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『げんしけん』は、木尾士目による日本の漫画作品。『月刊アフタヌーン』(講談社)誌上で2002年6月号から2006年7月号まで連載されたのち、2010年12月号より『げんしけん 二代目』と題して再開され[注 1]、2016年10月号をもって完結した。表題の「げんしけん」とは物語の舞台となる大学のサークル「現代視覚文化研究会(現視研、The Society for the Study of Modern Visual Culture)[1]」のこと。本作は「げんしけん」に所属するオタク達のリアルな日常を描いたコメディであり、各種のサブカルチャーが登場する。
2004年10月から12月までアニメ『げんしけん(以下第1期)』が、2007年10月から12月まで同『げんしけん2』が独立UHF局各局で放送され(UHFアニメ)、2013年7月から9月まで『げんしけん二代目』がTBS系列および一部独立局で放送された。その他にソフト、単行本の購入特典としてドラマCD、OVAが制作されている。作中作からのスピンオフ作品として『くじびきアンバランス(以下くじアン)』、並びに架空のアダルトゲーム『ラーメン天使プリティメンマ』がメディアミックス化されている。
本作は2005年に講談社漫画賞並び文化庁メディア芸術祭にノミネートされた[2]。2017年5月時点で累計発行部数は500万部を突破している[3]。 椎応(シイオウ)大学[注 2]サークル棟304号室「現代視覚文化研究会(以下現視研)」。かつてオタク文化の垣根を越えるべく誕生したこのサークルも、今では活動目標と存在価値を失いオタクの溜まり場と化していた。 新歓祭。新入生の笹原は、見学先の現視研で斑目・春日部らの手痛い歓迎を受けつつも入会する。一時は廃部の危機に瀕した現視研だったが、幼馴染の春日部&高坂、コスプレおたくの大野&田中とカップルが続々と誕生。さらに笹原の妹・恵子が高坂の横恋慕を企み、斑目もまた春日部に想いを寄せるようになっていた。 2年目。二代目会長となった斑目だったが新会員の獲得に失敗。さらに春日部の不可抗力によるボヤ騒ぎで活動停止の憂き目にあう。一方で高坂の同伴者でしかなかった春日部は、不祥事の罰に渋々応じつつも現視研に染んでゆく。年が明け活動再開の矢先、三代目会長となった笹原は「コミック・フェスティバル(以下コミフェス)へのサークル参加」を宣言。現視研に久々の目標を立ち上げた。 3年目。漫研で騒動を起こした自称「オタク嫌い」の荻上が引き取られ、早速大野と衝突する。一方笹原主導のサークル参加計画は経験不足から難航するも、春日部・荻上のフォローにより目標を達成した。だが学園祭の時期が到来しても、未だ現視研では荻上、大野の対立と、斑目の就活が続いていた。 4年目。荻上と大野の対立が解消され平穏が戻った現視研。就活中の笹原はどこか頑なな荻上に距離を感じ、荻上もまた根強いオタク嫌いが災いし、笹原と向き合えずにいた。それでも変わらぬ笹原の優しさに、気持ちを偽れず泣き崩れる荻上。彼女の涙の意図を察した笹原は、覚悟を決め告白する。
あらすじ
第1巻 - 第9巻