けいおん!!
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けいおん!
ジャンル
4コマ漫画学園空気系
音楽軽音楽ガールズバンド萌え
漫画
作者かきふらい
出版社 芳文社

その他の出版社
尖端出版 / 大元シーアイ
エン・プレス / サイアム・インター・コミックス
エレックスメディア / Kaze
アニマックス

掲載誌まんがタイムきらら
まんがタイムきららキャラット
レーベルまんがタイムKRコミックス
発表号まんがタイムきらら
2007年5月号 - 2010年10月号
2011年5月号 - 2012年7月号
まんがタイムきららキャラット
2008年10月号 - 2009年10月号
2011年6月号 - 2012年8月号
発表期間2007年4月9日 - 2010年9月9日
2011年4月9日 - 2012年6月28日
巻数全6巻
その他連載期間の詳細は、掲載誌参照
関連書籍など(書籍参照)
漫画:けいおん!Shuffle
作者かきふらい
出版社 芳文社
掲載誌まんがタイムきらら
レーベルまんがタイムKRコミックス
発表号2018年8月号 -
発表期間2018年7月9日 -
巻数既刊3巻(2024年3月現在)
アニメ:けいおん!(第1期) / けいおん!!(第2期)
原作かきふらい
監督山田尚子
シリーズ構成吉田玲子
キャラクターデザイン堀口悠紀子
音楽百石元
アニメーション制作京都アニメーション
製作桜高軽音部、TBS
放送局TBS系列ほか(放送局参照)
放送期間第1期:2009年4月3日 - 6月26日
第2期:2010年4月7日 - 9月29日
話数第1期:全14話(本編12話+番外編2話)
第2期:全27話(本編24話+番外編3話)
映画:映画けいおん!
監督山田尚子
制作京都アニメーション
配給松竹
封切日2011年12月3日
上映時間110分
その他映画参照
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画アニメ
ポータル漫画アニメ

『けいおん!』(K-ON!)は、かきふらいによる日本4コマ漫画作品、およびそれを原作としてメディアミックスで製作される作品群。
概要

部員ゼロで廃部寸前の私立桜が丘女子高等学校軽音部で、唯・律・澪・紬の4人の生徒がバンドを組み、ゼロから部活動を行っていく[注 1]。途中からは新入生の梓も加わり、5人となる。軽音部の結成から卒業までの3年間を描く。
原作の展開

芳文社の月刊4コマ漫画誌『まんがタイムきらら』にて2007年5月号から連載を開始。『まんがタイムきららキャラット』では数回のゲスト掲載を経て、2008年10月号より当面の間、隔月連載された。2009年6月には『まんがタイムきららフォワード』(8月号)にもゲスト掲載された。

2010年9月9日発売の『まんがタイムきらら』2010年10月号をもって完結、連載を終了。その後『まんがタイムきらら』2011年3月号において、同年春より「再始動」すると発表し、詳細を同年4月号で明らかにすると告知した[1]。『まんがタイムきらら』2011年5月号より唯・澪・律・紬の卒業生4人の大学進学後を描いた「大学編」で連載を再開し、同時に『まんがタイムきららキャラット』2011年6月号より梓・憂・純の在校生3人を描いた「高校編」の連載を開始することが発表され[2]、同年4月よりそれぞれ連載を再開した。

大学編は『まんがタイムきらら』2012年7月号(唯・澪・律・紬の大学1年の学祭)で、高校編は『まんがタイムきららキャラット』2012年8月号(梓・憂・純の学祭終了後、軽音部卒業)でそれぞれ連載終了し、まんがタイムきららにおける連載開始から5年3か月(半年間のブランクも含む、大学生編・在校生編は1年3か月)の歴史に終止符を打った。単行本は『けいおん!』全4巻、大学編の単行本『けいおん! college』と高校編の単行本『けいおん! highschool』各1巻ずつの計全6巻が発売されている。

本格的なバンド活動の描写よりも、メンバーたちののんびりとした日常を描写することに視点が置かれている[3][4]。作者のかきふらいは初連載作品として本作を手がけるにあたり、大学時代に経験したバンド活動を題材に選び、主人公・平沢唯を音楽の初心者に設定することで、音楽に詳しくない読者にも読める漫画を目指したという[5]

作中での時間経過が現実とリンクしており、第1話が掲載された『まんがタイムきらら』2007年5月号(同年4月発売)で新入生として登場した主人公たちは毎年4月になるたびに進級している。また、作中で行われる季節のイベントも、そのエピソードの掲載時期に則したものになっている。ただし、高校3年生の冬を迎えた2010年1月号あたりから徐々に時間経過にタイムラグが生じ、主人公たちの卒業式を描いた最終回は2010年10月号に掲載された。

2018年6月発売の『まんがタイムきらら』7月号にて、新作となる「けいおん!Shuffle」が同誌2018年8月号から掲載されることが発表された[6][7]

シリーズ累計部数は335万部を突破している[8]
登場人物たちについて

原作では音楽に関する言及が少なく、登場人物たちの詳しい音楽性や嗜好ジャンルは語られていない。嗜好ジャンルについては、テレビシリーズ第1期BD封入特典のキャラクター・プロフィールカードに記述されている。

登場人物の名前は放課後ティータイムのメンバーの姓が音楽グループのP-MODELのメンバー、他の登場人物の姓がthe pillowsのメンバーにちなんだものになっていることがファンの間から指摘されており[4][注 2][注 3][9]、P-MODELのメンバーの一人であった平沢進は、自身のTwitterのフォロワー数が増えたことに関して「間違えてないか?私は平沢進だぞ。平沢唯じゃない」と本作に言及するツイートを残した[10][11]。さわ子を含む登場人物はパートもそれぞれ同姓の人物と揃っているが、梓のみ異なっている。
メディア展開と市場形成

2009年4月から深夜帯でテレビアニメの放送が開始されると、作中に登場する楽器や関連楽曲にも注目が集まるなどの大きな反響があった[12][13](アニメ版についての詳細は「テレビアニメ」の節を参照)。2010年4月から第2期『けいおん!!』(感嘆符の数が第1期と異なる)が放送された。ほか、劇場版が2011年12月3日より全国劇場にて公開された。詳しくは映画を参照。

その反響は数字としても現れており、テレビアニメ第1期の終了時点で、ポスターなども含めた関連商品の点数は200点以上におよび、TBSの番組としてはこれまで最多であった『ROOKIES』の103点を倍近く上回っている[14]。それから2年以上経過した劇場版公開直前の日経エンタテインメント! 2011年12月号特集(2012年1月には日経本紙電子版にも掲載されている[15])によれば、アニメグッズ、タイアップ商品、フィギュア、プラモデル、お菓子、飲料、楽器、ラッピング電車、乗車券、切手など、商品化アイテムは1,050点以上、その市場規模は150億円超とされている。なおこれはテレビアニメ版の関連商品のみの数字で、映像商品(BD/DVD)は含まれず、劇場版公開前のデータのためその関連も含まない。そして2012年5月22日に行われた東京放送ホールディングス(TBSHD)2012年3月期決算説明会では、アイテム数はさらに増え1,500点以上、映像商品を含めた市場規模も380億円に達しているとの報告があった[16]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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