ぐ?チョコランタン
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『ぐ?チョコランタン』(Goo Choco Lantan) は、2000年平成12年)4月3日[1]から2009年(平成21年)3月19日[2]まで、NHK教育テレビジョンの幼児向け番組『おかあさんといっしょ』内で放送されていた着ぐるみによる人形劇。10作目に当たる[3]

ここでは1999年(平成11年)4月5日から2000年4月1日まで放送されていた、前身に当たる同番組内の着ぐるみ人形劇コーナー『スプーとガタラット』についても説明する。
作品概要

スプー、アネム、ズズ、ジャコビ、ガタラットの5人のキャラクターが繰り広げる等身大の着ぐるみによる人形劇[注釈 1]

基本的に着ぐるみの実写だが、アニメーション版もある。声はどちらも同じ。

前作『ドレミファ・どーなっつ!』に続き、着ぐるみキャラクターが4人で兄弟姉妹が登場するのは2022年令和4年)から放送中の第14作『ファンターネ!』までで最後の作品で、着ぐるみに女の子が2人登場し、その関係が姉妹なのは唯一の作品[注釈 2][6][7]になっている。また、キャラクター名が全員片仮名表記なのは第6作『ゴロンタ劇場』以来24年ぶり[4]である。

なお、本作開始前の1999年平成11年)度『ドレミファ・どーなっつ!』に並走しプロローグとしてミニ人形劇『スプーとガタラット』にて両名のみ先行登場していた。同年度初回放送では交代に伴い卒業する出演者の挨拶と新しいオープニングCGに続き、新任のおにいさん・おねえさんより先に第1回が放送された[注釈 3]

『おかあさんといっしょ』の放送チャンネルが1998年(平成10年)度に総合テレビから教育テレビに完全移行した[8]ため『スプーとガタラット』を含め全話、教育テレビでのみ放送された最初の人形劇[9]である。また、2001年(平成13年)元日21世紀になったため、20世紀最後の人形劇となった。

前2作とは異なり、オープニングと接続しなくなったため、一部の回を除いてアバンタイトルが挿入された。また、本作はレギュラーで登場するサブキャラクターが存在せず、アイキャッチもサブキャラクターが行っていた前2作から変更された。さらに、この作品から本編開始直後の着ぐるみキャラクターによる視聴者への挨拶[注釈 4]がなくなった。

2000?2004年度まで土曜日の夕方には『おかあさんといっしょ』の番組枠が存在しなかったため、ニャンちゅうシリーズの番組内で放送(後述)された。2005?2007年度は土曜日に『おかあさんといっしょ あそびだいすき!』が設置されたため平日のみの放送となり、2008年(平成20年)度のみ土曜日の夕方も『おかあさんといっしょ』内での放送となった。

放送期間9年[注釈 5]は前々作『にこにこ、ぷん』の10年半に次いでの放送期間であり、7年半の『ドレミファ・どーなっつ!』も含み3作連続で長期に渡り人気を博した。

本放送が終了してからは『BSおかあさんといっしょ』で再放送されていたが、2010年(平成22年)3月18日で終了した。

番組終了後もコンサートにゲスト出演する機会がある他、2012年度からは『ワンワンパッコロ!キャラともワールド』にぐ?チョコランタンのキャラクターが不定期でゲスト出演した。
ストーリー
スプーとガタラットある日、勇者ガタラットが暮らす森の中に、突然ラッパを持った少年が墜落する。少年はスプーと名乗るが、"ラッパを吹いてたら風に吹かれた"こと以外の記憶をほとんど喪失していた。ガタラットと出会った直後、何やらにぎやかな音がしてきて、スプーが気になって音の鳴る方へ歩いていくと、そこは『おかあさんといっしょ』の番組のスタジオに繋がっていた。スプーはそのスタジオにいたおにいさん、おねえさん、子供たちと毎日楽しく歌うようになる。ガタラットは、両親が迎えに来るまでのつもりでスプーと共に生活し始めるが、後に知り合いである豆腐の大王から突如怪獣退治の依頼が入ったため、スプーを残してトーフの惑星へと旅立っていった。
ぐ?チョコランタンガタラットが怪獣退治にトーフの惑星に旅立ってからおよそ2ヶ月。スプーは一人ぼっちになって落ち込み、とぼとぼと歩いているとチョコランタンの町に迷い込む[10]。そこに住む3人組アネム、ズズ、ジャコビが道端に置かれていたラッパ「パピプラス」を拾った所、スプーがやって来たのがスプーとアネム達の出会いだった。アネム達は、どんな願いもかなえてくれる「キングラグナグ」の統治する星「ラグナグ星」へ行く事を目的とする「ラグナグ団」を結成していた。スプーとアネム達が友達になってからしばらくして、謎の宇宙船がチョコランタンの浜辺に落ちてきたが、それは 怪獣退治を終え、帰ってきたガタラットの乗った宇宙船だった。その際ガタラットは一切の記憶を失っていたが、スプーのパピプラスによって記憶を取り戻した。こうしてガタラットも加わり、楽しく遊んだり時には喧嘩しながら日常を過ごしていった。月日が流れたある日、スプー達は天体観測をしようと浜辺へ集まったが、そこで釣りをしていたガタラットが、光を放つ奇妙な譜面を吊り上げる。スプーがその譜面に記された曲をパピプラスで奏でると、ラグナグ星行きの宇宙船「クレイドル」が現れる。その宇宙船でスプー達4人は、ついにラグナグ星へ行くことに成功したが、そこはギガルプという悪者に支配されていたのだった。そこではスプーそっくりの女性が人質にされていたが、実は彼女こそがスプーの母親「クイーンラグナグ」、つまりスプーの正体はラグナグ星の王子「プリンスラグナグ」であり、キングラグナグの子息だった。クイーンラグナグはギガルプに命を狙われたスプーを守るために、パピラプスを託し、宇宙船クレイドルで亡命させていたのだ。スプー達はパピプラスによってギガルプを撃退し、母親と再会。スプーは王位を継ぐためにラグナク星に残りアネム達に別れを告げた。しかし、以上の冒険はスプーが見たであり、スプーはその夢の内容を覚えていなかった。しかし海底では謎の譜面が光っていたのだった。再びいつもの日常がやってきて、広場で楽しく遊んでいるとすっかり夕方になってしまう。4人で「さよなら、またね」の1番を歌い、明日は海で遊ぶことを約束して帰っていく。そして次の日、海で楽しく遊んでいるとすっかり夕方になってしまう。アネムたちは「昨日、帰るのが遅くてママに叱られた」というようなことを口々に言い、「また明日」と急いで帰っていく。3人を見送ったスプーは「ママか…」とつぶやく。そこへガタラットがやってきて「そろそろ行こうか」と声をかけ、今度はスプーのみで「さよなら、またね」の2番を歌う。波打ち際に指で何かを書き終わると、ガタラットと共に夕日に向かって歩いていきゆっくりと消えていった。そして波打ち際に書き残された「またね」という文字はやがて波に打たれて消えていくのだった。
登場キャラクター

スプー、アネム、ズズ、ジャコビ、ガタラットは架空の動物であり、実在の特定の動物をモチーフとしたキャラクターではない[注釈 6]。カッコ内はラテン文字表記。
スプー (Spoo)
声 - 川村万梨阿2001年8月放送分まで) → 橘ひかり2001年9月放送分以降)[注釈 7]本作の主人公。チョコランタンへ迷い込んだ男の子。年齢は3歳くらい。体色は黄色。一人称は「ぼく」。食いしん坊でのんびりした性格。やや臆病で恥ずかしがり屋。「パピラプス」という魔法のラッパを持ち歩いており、吹くと不思議なことが起こる。じゃんけんとしりとりが非常に弱く、何回やっても負けてしまう(じゃんけんはガタラットの方が弱い)。好きな食べ物はバナナタコが苦手[注釈 8]。昼寝が趣味。東の森(下記参照)に落ちてきた時以前の記憶がほとんどない。『スプーとガタラット』時代はガタラットと2人で暮らしていたが、ガタラットが怪獣退治のためトーフの惑星に行ってしまった(後に帰還)ことをきっかけに森から出てくるようになった。最終的には上記の通りその正体がラグナグ星の王子・プリンスラグナグであることが判明したが、夢オチのため真偽は曖昧にされている。『おかあさんといっしょ』全般に渡って登場する他、他番組に単独で出演することも多かった(後述)。
アネム (Anem)[注釈 9]
声 - くまいもとこ西村ちなみ(代役)[注釈 10]本作のメインヒロイン。ズズの姉。体色は朱色。一人称は「あたし」。ズズからは「お姉ちゃん」、ジャコビからは「アネムちゃん」と呼ばれる。当初はスプーの不思議なラッパに興味を持ち、こっそり持ち出そうとするもスプーにガードされたり、持ち出しても音が鳴らなかった。スプー達3人のまとめ役だが時にはわがままが行き過ぎて、自己中心的な行動をとってしまうこともある。ジャコビから想いを寄せられているがあまり気にしていない。朝に弱く、寝起きが悪い。好きな食べ物はイチゴ。嫌いな食べ物はシイタケ。クモが苦手。おしゃれが大好き。かなりの目立ちたがり屋で、アイドルになることを夢見ている。ヴァイオリンを習っているが、あまり上手ではない。父親から貰ったポシェットを肩からさげている。父親は船乗りで、長期間家に戻らない。ペットとしてエンゼルフィッシュの「エンゼルちゃん」を飼っている。なお、顔の横に付いている紫色のものは、耳なのかツインテールにした髪の毛なのかは不明になっており(ゆえに、着ぐるみキャラクターで彼女のみ、耳らしき物が付いていない)、逆に彼女のみ服(ワンピース)を着ている[12]。2012年度からは『ワンワンパッコロ!キャラともワールド』内のガールズユニットのアタリメ!どんぴょんズのメンバーとなり、2014年度には単独でイベントに出演するようになった。
ズズ (Zuzu)
声 - 千葉千恵巳菊地由美(代役)本作のもう1人のヒロイン。アネムの妹。体色は黄緑色。一人称は「ズズ」幼い割に冷静かつしっかり者で、感情的になりがちなアネムのなだめ役でもあるが、泣き虫な一面も持つ。アネムとは喧嘩をする事もしばしばだが、お互いに助け合うなど姉妹仲は良好。好きな食べ物はアイスキャンディー、嫌いな食べ物はトマト。ゴキブリが苦手。虫や動物と会話ができる力を持っている。怒ると「ニャニャニャニャ……」と言いながら回転し「ニャニャニャハリケーン」という竜巻を起こす。ペットとして海で捕獲したタツノオトシゴの「りゅうのすけ」を飼っている。
ジャコビ (Jacobee)
声 - 山口勝平アネムとは友人で3兄弟の末っ子。体色は茶色。一人称は「僕」[注釈 11]。アネムとズズのことは「ちゃん」付けで呼んでいる。力持ちの熱血漢だが、ドジでおっちょこちょい。お調子者な性格だが、根は頑張り屋。一方では寂しがり屋。手先が大変器用で、機械の発明料理太鼓絵描きが得意。家は「ジャコビ飯店」というレストランを経営しており、配達の手伝いもする(店のおかもちにはジャコビの顔が描かれている)。その手伝いをすっぽかしてスプー達と遊んだりはせず、しっかり者のため、マイペースなスプー、わがままで泣き虫なアネム・ズズ姉妹に振り回される役どころになっている(いわば、本作のツッコミ担当)。アネムにただならぬ好意を寄せており、たびたび彼女の気を引こうとするが、いつも空回りしてしまいがちである。得意の太鼓は、チョコランタンの太鼓大会で毎年優勝するほどの実力である。嫌いな食べ物はナス。ミミズとゴカイの他、青虫といった芋虫系の生き物が苦手。なお、ガタラットを含む5人の中で彼のみ帽子を被っておらず[12][13]、逆に着ぐるみキャラクターでは彼のみ、頭のてっぺんに紫色の髪の毛のようなものが生えている[12]博多弁を元にした独特の言葉を使うが、彼の家族が全員そうであるかどうかは不明。これは脚本家の鈴木竹志と声を担当する山口が共に博多出身であることと、ジャコビのキャラクターイメージに合致することによる[14]
ガタラット (Gataratto)
声 - 千葉繁元伝説の勇者。年は200歳近く。体色は水色。一人称は「ワシ」。東の森に落ちてきたスプーと出会い、それがきっかけでスプーと共に生活をすることになった。普段は態度がデカくおどけた態度を取っているが、幼さから行き過ぎた振る舞いが目立つスプーらを厳しく諌める事も忘れない教育熱心な面も持ち合わせている。知識も豊富で、それを活かして彼らに生活の知恵や教訓を授けるなど生き字引的な存在である。元勇者というだけあって、道着を着用しジャコビを投げ飛ばしたり、瓦を割ったり等、その身長からは想像できないほどの実力の持ち主である。釣りとヴァイオリンが趣味。時にいろいろな屋台を引く。よく変装をするがいつも見破られている。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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