くるみ割り人形_(1979年の映画)
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この項目では、1979年製作の映画について説明しています。本作のデジタルリマスター再編集版については「くるみ割り人形 (2014年の映画)」をご覧ください。

くるみ割り人形
監督中村武雄
脚本辻信太郎
Eugene A. Fournier
Thomas Joachim
原作P.I.チャイコフスキー
くるみ割り人形
E.T.A.ホフマン
くるみ割り人形とねずみの王様』(出版:サンリオ出版)
製作Walt deFaria
Mark L. Rosen
富岡厚司
辻信太郎
出演者杉田かおる
志垣太郎
西村晃
夏川静枝
益田喜頓
岸部シロー
音楽羽田健太郎
若月明人
製作会社サンリオ
配給サンリオ
公開1979年3月3日
上映時間95分
製作国 日本
言語日本語
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『くるみ割り人形』(くるみわりにんぎょう)は、1979年3月3日に公開されたサンリオ製作の人形アニメーション映画。
概要

ホフマンの童話『くるみ割り人形とねずみの王様』とチャイコフスキー作曲のバレエくるみ割り人形』が原作。

ストーリーはバレエ音楽に準拠したものではなく、ホフマンの原作内容を元に、辻信太郎が脚色したオリジナルストーリーで進行する。物語の随所には実際のバレエ音楽より「情景」のシーンが挿入されている他、フランツの城の場面ではバレエ組曲より「葦笛の踊り」「行進曲」「金平糖の精の踊り」「花のワルツ」などをメドレー方式にアレンジされたものが使われている。劇中の演奏は小泉和裕指揮新日本フィルハーモニー交響楽団が担当。

DVD2010年2月16日に発売、2013年7月にはデジタル処理を施したHDリマスター版がDVDとブルーレイで発売された。当初発売されたDVDはモノラルで、ステレオでの収録はHDリマスター版からとなる。
ストーリー.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}

この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。あらすじの書き方を参考にして、物語全体の流れが理解できるように(ネタバレも含めて)、著作権侵害しないようご自身の言葉で加筆を行なってください。(2012年6月)(使い方

時は19世紀ドイツ。シュタールバウム家の一人娘・クララは遠縁である人形師・ドロッセルマイヤーから王子の格好をした不思議な人形をもらったことにより、ある出来事に巻き込まれる。

従兄弟フリッツが三年ぶりに帰宅する前の晩、眠りについたクララは二つ頭の白ネズミの女王・マウゼリンクス夫人率いるネズミの一団に襲われるが、動き出した人形が撃退する。翌朝、人形は消えていた。人形を捜すうちに自室の時計の中に入り込んだクララは、気がつくと「人形の国」に来ていた。

そこで出会ったのは自分と瓜二つの王女・マリーだった。マリーはマウゼリンクス夫人の呪いにより、醜いネズミの姿にされたうえ、1年以上も眠ったままでいた。しかし、呪いを解く方法は今でも見つからないまま。マルチパン城のフランツ王子は呪いを解こうと各界の学者を呼び寄せるが、有効な策は出ない。

クララは何とかして夫人にかけられた呪いを解く方法を見つけようと決意し、夜の街で出会った謎の老婆から教えられた占い師の元を訪ねる。占い師は「クラカトークのクルミ」を「真珠の剣」で割ることで呪いが解けると言い、所蔵していた真珠の剣をフランツに渡す。

そしてネズミの一団との戦い。マウゼリンクス夫人を退いたフランツはいとも簡単にクルミを割り、マリーは夫人の呪いから解放される。だがその代償として、フランツは醜い人形の姿になってしまった。悲しみにくれるクララ。一人森をさまよううち、時計屋の老人と出会ったクララはその呪いを解く方法が「本当の愛」であると知ったことで、いつしか眠りにつく。いつか王子と楽しい時を過ごすまでは…。

気づいた時は誰かに狙われていた。フランツに殺されたマウゼリンクス夫人の仇を討とうと、息子のシュヌルルが立ちはだかる。粉々に壊そうとするシュヌルル、それでも諦めないクララ。やがてクララが身代わりになろうとした瞬間、その思いに応えるかのように首元のペンダントが激しく発光。その光に刺激されたシュヌルルは何処かへと散り、動き出した人形はクララを密かに連れ戻していった。

気がつくと、夜はすでに明けていた。熱で休養せざるを得ないクララをドロッセルマイヤーとフリッツは心配そうに見守っていた。帰宅したフリッツは、クララに花束を渡しながら「マルチパン城の王女様にぴったりだよ」とささやくのだった。
スタッフ

企画:
辻信太郎、清水浩二、中村武雄

原作:E.T.A.ホフマンくるみ割り人形とねずみの王様』、P.I.チャイコフスキーくるみ割り人形』(出版:サンリオ出版)


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