きくち英一
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きくち えいいち
きくち 英一
2022年6月5日
本名菊池 英一(読み同じ)
生年月日 (1942-08-21) 1942年8月21日(81歳)
出生地 日本 東京都世田谷区経堂
身長179 cm[1]
血液型AB型[2]
職業俳優
スタントマン
殺陣師
司会者
ジャンルテレビドラマ
映画
舞台
主な作品
テレビドラマ
帰ってきたウルトラマン
電人ザボーガー
バトルホーク
大戦隊ゴーグルファイブ
大都会25時』映画
新宿の与太者
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きくち 英一(きくち えいいち、1942年8月21日[1] - )は、日本俳優スタントマン殺陣師司会者。本名および旧芸名:菊池 英一(読み同じ)[1]。アイティ企画所属。東京都世田谷区経堂出身[3]育英工業高等学校[4]日本大学芸術学部演劇学科卒業[5]
来歴

父は牧師で、二人兄弟の次男[3]。高校時代に役者を志すようになり、3年生当時に日活のニューフェイスを受験するが不合格となる[4]。しかし、役者の夢を捨てきれず日本大学芸術学部演劇学科に進学する[6]と、同校の「殺陣同志会」に入会して1962年の『脱線トリオ大江戸三人男』にアルバイトで出演し、これが映像関係での初仕事となる[7]。大学4年生当時には、新橋演舞場で舞台『切腹』に出演した[7]

1964年、日大OBが製作する東北新社『戦国群盗伝』(フジテレビ)に出演した際、新東宝などで活動していた俳優の渡辺高光と知り合う[6]。大学卒業時には、渡辺からアクションチーム「ジャパン・ファイティング・アクターズ」 (JFA) の創設に誘われ、同期の数人とともにこれに参加する[6]1965年には『国際事件記者』に出演し、初めて役名がつく[7]

1966年、『マグマ大使』で敵役のルゴース2号を演じ、これが被り物をつけたスーツアクターとしての初仕事となった[8]1967年、『ウルトラセブン』第14話・第15話で上西弘次の代役スーツアクターとして、ウルトラセブンを演じる[9][10]。一方、俳優としての仕事も多数こなし、『007は二度死ぬ』『燃える戦場』などの外国映画にも参加する[11]1970年には、東映映画『新宿の与太者』に菅原文太の舎弟役として準主演格で出演した[11]

1971年円谷プロからの依頼で『帰ってきたウルトラマン』でウルトラマン(後年でいうところのウルトラマンジャック)のスーツアクターを務める[12]

1974年、渡辺との意見の相違から[13]JFAは解散してフリーとなる[14]。その直後の『電人ザボーガー』では俳優と殺陣師を兼任し、同作のためにJFAの元メンバーを集め、1年間擬斗を担当した[14]。殺陣師としては「菊池英一」名義とし、俳優としてはこの作品以降は「きくち英一」に改名している[14]。『ザボーガー』終了後、倉田保昭らが所属する事務所を経て1978年東映俳優センター所属となり、1982年には『大戦隊ゴーグルファイブ』にイガアナ博士役でレギュラー出演したが、同作とは元々1クールでの契約だったため、第15話をもって降板している[15]

2004年より、専門学校東京ビジュアルアーツで殺陣の講師を務める。
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出典検索?: "きくち英一" ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2017年5月)

父は、きくちが三歳のときに亡くなったため、六歳年上の兄が父親代わりだった[3]。兄は剛柔流空手八段の腕前でもあり、特に兄弟ゲンカをした記憶もないという[3]

日大では、芸能界入りのきっかけとなった殺陣同志会のほか、落語研究会も掛け持ちしていた[16][6]落語の腕は、『電人ザボーガー』などでも披露している[16]


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