きかんしゃトーマス・汽車のえほんのレギュラー機関車
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きかんしゃトーマス・汽車のえほんの登場キャラクター > きかんしゃトーマス・汽車のえほんのレギュラー機関車

きかんしゃトーマス・汽車のえほんのレギュラー機関車(きかんしゃトーマス・きしゃのえほんのレギュラーきかんしゃ)では、ウィルバート・オードリーと息子のクリストファー・オードリー(英語版、シンプル英語版)(原作第27巻から)が作り上げた、イギリスの架空の島ソドー島を舞台に、そこの鉄道網で活躍する機関車や自動車などとそれに関わる人々を描いた絵本『汽車のえほん(きしゃのえほん、原題・The railway series』)と、その映像化作品『きかんしゃトーマス(原題・Thomas the Tank Engine & Friends)』のうち、1号機トーマスから8号機ダックまでの、レギュラーとも言える蒸気機関車のキャラクターを扱う。
主要レギュラー
トーマス (Thomas)詳細は「トーマス (きかんしゃトーマス)」を参照

英国吹き替え - エディ・グレン(長編第1作)→ベン・スモール(長編第4作 - 第18期)[1]ジョン・ハスラー(長編第10作 - 第24期)[2]→アーロン・バラシ(第25期 - )

米国吹き替え - エディ・グレン(長編第1作)→マーティン・シャーマン(長編第4作 - 第18期)→ジョセフ・メイ(長編第10作 - 第24期)[3]ジョン・ハスラー(長編第17作)→メーシャ・コントレラス(第25期 - 第26期第36話)→デイビット・コールスミス(第26期第37話 - 第26期第50話)→カイ・ハリス(第26期第51話 - )

日本吹き替え - 戸田恵子(第1 - 8期)→比嘉久美子(長編第2 - 17作)→田中美海(第25期 - )

本作の主人公。小型タンク式蒸気機関車(タンク機関車)。色は青[4]。車体番号は1[5]トーマス (3F形によるレプリカ)が走る イーオンバレー鉄道トーマス、 ウゾータークレスライン のアルレスフォード駅で停車中トーマス(C11形によるレプリカ)が大井川鐵道大井川本線の橋梁を渡る。

仕事熱心な働き者。気が強くいたずら好きでやんちゃで生意気なお調子者の四拍子を備えているが、少しおっちょこちょいな面があり、当初はそれが原因でトラブルを起こしてしまうこともあった。一人称は主に「僕」、二人称は「君」(初期はお前と言うこともあった)。

第1期から第2期までは特に生意気でやんちゃな面が強く、第3期から、主人公としては問題があるとのことで改善されることとなった。シリーズを重ねるにつれて成長していく設定になったことで、過去の失敗から「人の頼りになる、役に立つ機関車」を目指してさらに仕事熱心で賢くなっていくなど真面目な性格に変わっていく。仲間を助けたりパーシーなどに言葉を教えるなど根は親切なところも見せ、近年のシリーズでは以前と比べると落ち着きが出ている。また、怒られたくなかったとの理由で自作自演行為を働いたこともあった[6]

魚が大嫌い。その理由としては給水塔が故障していた時、仕方がなく川から水を汲んだのだが、偶然タンク内にが入り込んでしまい、故障しそうになってしまったことがきっかけ[7]。さらにその後、事故でボディに魚がかかってしまったこともあるため、魚の匂いまで嫌いになった[8]

また、除雪機を付けるのも大嫌いで、窮屈で古臭いとの理由で一度壊したこともある。その後も除雪機をつけて仕事に出る度に事故などが起きてしまうこともしばしば。

タンク機関車であるトーマスは体が小さいことを大変気にしており、初期の頃からテンダー式蒸気機関車(テンダー機関車)のヘンリー、ゴードンにチビ呼ばわりされ、またクランキーやハンクにも「小さい」と言われ憤慨する場面がいくつかある[9]

第12期で新しい路面機関車のフローラに初めて声をかけられたときは、赤面しながら返事をした。人形劇の頃はシリーズを重ねるごとに眉毛が太くなっていた。

当初はティドマス駅(TV版ではナップフォード駅)の客車・貨車の構内入れ換えや、重量列車の発車補助をしていたが、ジェームスの脱線事故の救援作業に協力したことをきっかけにファーカー駅までの支線の運行を任された。間合い運用で夜行郵便列車などの[10]、本線の小編成の運行に就くこともある。第9期ではトップハム・ハット卿から自分専用の貨車をもらう。

第2巻の挿絵を最初に描いたレジナルド・ペインはロンドン・ブライトン・アンド・サウスコースト鉄道のE2形タンク機関車(クラスE2)をモデルにトーマスを描いた。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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