かわなかのぶひろ
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かわなか のぶひろ川中 伸啓
生誕
1941年(78–79歳)
日本 東京
職業映像作家

かわなか のぶひろ(本名:川中 伸啓、1941年 - )は、日本の映像作家である。主に個人による映像制作のための拠点創出に携っているほか、2006年平成18年)まで東京造形大学教授を務めた。
目次

1 人物

1.1 経歴


2 著書

3 映像作品

4 外部リンク

人物

1941年昭和16年)、東京生まれ。内外各種の映像コンクールの審査員を多数つとめる。また、雑誌「ビックリハウス」の初期において、クリエイターとして制作に参加していた。

妻の富山加津江は、イメージフォーラム及びダゲレオ出版代表を務める。
経歴

1968年昭和43年)に個人映画制作者の組織「ジャパン・フィルムメーカーズ・コーポラティブ」の設立に参加し事務局長となった。しかし翌年には脱退して、佐藤重臣と「日本アンダーグラウンド・センター」を設立、上映活動を行なった。1971年昭和46年)、「アンダーグラウンド・センター」を設立。

1972年昭和47年)、東京・渋谷にあった寺山修司が主催した劇団「天井桟敷」の地下劇場でシネマテークを開設し、1976年まで上映活動を続けた。1977年昭和52年)には東京・四谷に上映の拠点を設けて「イメージフォーラム」と改称、映像作家を育成する研究機関「イメージフォーラム付属研究所」を併設した。80年には映画批評雑誌「月刊イメージフォーラム」(ダゲレオ出版)を創刊し、初代編集長をつとめた。
著書

『映画・日常の冒険』(フィルムアート社
、1975年)

『猫日記』(皓星社、1978年)

『ビデオメーキング コミュニケーションの新しい道具』(フィルムアート社、1979年)

『ビデオ新発見! ビデオの楽しい使いかた講座』(ポプラ社、1990年)

映像作品

水の記憶(1962年)

Play Back(1973年)

新・北紀行(1974年)

透過装置(1975年)

SWITCH BACK(1977年)

タウンスケープ・7「キャッツ・アイ」、8「星」、 10「ROOM」」(1977年、16ミリ)

絵日記(1978年、16ミリ)

絵日記2(1978年)

映像書簡(
萩原朔美との共作、1979年、16ミリ)

映像書簡2(萩原朔美との共作、1980年、16ミリ)

映像書簡3(萩原朔美との共作、1981年、16ミリ)

映像書簡4(萩原朔美との共作、1982年、16ミリ)

B(1983年、16ミリ)

Bふたたび(1984年、16ミリ)

つくられつつある映画(1985年)

私小説(1996年、16ミリ)

映像書簡7(萩原朔美との共作、1996年)

旅の繪(1998-2000)

いつか来る道(2001年)

映像書簡8(萩原朔美との共作、2002年、ビデオ)

映像書簡9(萩原朔美との共作、2003年、ビデオ)

映像書簡10(萩原朔美との共作、2005年、ビデオ)

この一年-Part1(2006-2007年、ビデオ)

この一年-Part2(2006-2007年、ビデオ)

外部リンク

かわなかのぶひろインタビュー

典拠管理

WorldCat Identities

VIAF: 256478780



更新日時:2018年9月24日(月)04:44
取得日時:2020/01/29 22:09


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