かもめんたる
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かもめんたる
メンバー
岩崎う大
槙尾ユウスケ
結成年2007年
事務所サンミュージックプロダクション
活動時期2007年10月 -
出身NSC東京校6期(う大)
出会い早稲田大学のお笑いサークル・WAGE
旧コンビ名劇団イワサキマキオ
旧グループ名WAGE
2001年 - 2006年3月
現在の活動状況演劇、ライブ、テレビなど
芸種コント漫才
ネタ作成者岩崎う大
現在の代表番組有吉の壁
過去の代表番組爆笑トライアウト
オンバト+
内村とザワつく夜
雨天中止ナイン
同期とにかく明るい安村
大・五明拓弥(グランジ
ものいい
げんきーず
おいでやす小田
友近
中川パラダイスウーマンラッシュアワー
三浦マイルドなど
公式サイト公式プロフィール
受賞歴
2013年 キングオブコント 優勝
2018年 シモネタGP王者[1]
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かもめんたるは、サンミュージックプロダクションに所属する日本お笑いコンビキングオブコント2013王者。
メンバー
岩崎 う大(いわさき うだい、本名:岩崎 宇内〈読み同じ〉、1978年9月18日 - )(45歳)
ボケ・ネタ作り担当、立ち位置は向かって左。東京都西東京市出身。身長165cm、体重55kg。血液型AB型。詳細は「岩崎う大」を参照
槙尾 ユウスケ(まきお ゆうすけ、本名:槙尾 祐介〈読み同じ〉、1980年12月5日 - )(43歳)
ツッコミ担当、立ち位置は向かって右。広島県安芸郡出身。身長165cm、体重56kg。血液型B型。詳細は「槙尾ユウスケ」を参照
来歴

2人とも大学時代は早稲田大学のお笑いサークル・WAGEに所属[2]2001年にそのサークルのメンバーだった森迅史(現・森ハヤシ)、岩崎宇内(現・岩崎う大)、野中淳(現・手賀沼ジュン)、小島義雄(現・小島よしお)、槙尾祐介(現・槙尾ユウスケ)の5人によって同名のコントグループを結成、2006年3月まで活動した。

解散後、槙尾はお笑いは向いていないと感じ、芸人から足を洗うつもりだった[3]。う大は、元々WAGE時代に単独ライブでう大と槙尾とよしおの3人でユニットコントをしており、その3人でユニットを組みたいと考えていたが、すぐに組むのは仁義に反すると考えていたため、ピン芸人として活動しながら時を待った[4]。しかしう大の思惑に反し、2007年によしおがピン芸人としてテレビでブレイク。う大は当時、ラジオのレポーターをしながら役者を目指していた槙尾を誘い、1時間半の長尺の2人芝居の『二人芝居演劇祭』という演劇公演を行う[4]。この演劇公演をきっかけに、同年10月に演劇ユニット『劇団イワサキマキヲ』を結成する[5]。コンビ結成は槙尾が誘った[6]

1時間半の演劇を作る労力や年2回の公演の将来性に不安を感じ、複数のコントを作りオムニバスなコントの単独ライブをするようになり、お笑いライブにも出るようになり、お笑いにシフトしていった[7]

2009年4月、よしおと同じサンミュージックプロダクションへの所属が決まる。同年11月にはよしおとのユニットでコントライブ「オーマイゴッド!」を開催。コンビ名は『劇団イワサキマキオ』を経て、2010年10月から現在のものに改名した。

『キングオブコント』では2012年に第3位、2013年に優勝。う大は2本目のネタの直前に「優勝するかもしれない」「このあとどうすればいいんだろう」と不安に襲われた[8]。優勝後の1年は特需的に仕事が入り、月収が最高で700万円超になるが[9]、う大は素の自分の面白さやトーク力を求められる雛壇芸人にはなれず[8]変なギャグを言ったり、槙尾はオネエキャラのツッコミをしたりしていた[9]。当時は『爆笑レッドカーペット』(フジテレビ)などネタ番組がほとんど終わってしまっていたため、テレビでコントを披露する機会にも恵まれなかった。テレビ出演が減り、単独ライブの集客を上げて全国規模にしていこうとシフトを変えてみたものの増えなかった[8]

2015年、よしおと事務所の先輩・カンニング竹山に勧められ『劇団かもめんたる』を旗揚げ[10]。2人以外にも劇団員を迎え、精力的な活動を開始する。しかし『キングオブコント2017』は準決勝進出で終わり、ラジオで口論となり、ネタ番組もなく、当時が一番どん底であったという[11]。当初は、かもめんたるの単独ライブと劇団かもめんたるの演劇公演の二本柱を目標としていたが[12]2017年を最後にコンビとしての単独ライブは行わず、2018年以降は専ら劇団かもめんたる中心に切り替え、コンビでの活動は単発のメディア出演やライブへのゲスト出演など、減少傾向にあった。

2020年1月、東京・三軒茶屋で槙尾がスパイスカレー専門店「カリガリマキオカリー」をオープン。店舗を間借りして昼の間のみ営業を行う[13]

同年8月、『有吉の壁』(日本テレビ)に初出演をきっかけとして準レギュラー化している[14]

2020年は劇団かもめんたるの第8回公演である『GOOD PETS FOR THE GOD』で第64回岸田國士戯曲賞候補に、翌年は第9回公演『君とならどんな夕暮れも怖くない』で第65回の同賞候補にと、2年連続で選出される。

2020年頃からは、それまで長らく取り組んでいなかった漫才にも取り組むようになり、2021年には12年ぶりに『M-1グランプリ』へ出場[15]、2021年は準々決勝進出で、ラストイヤーとなった翌年は準決勝に進出(敗者復活戦13位)した。2023年1月には『THE SECOND ?漫才トーナメント?』に出場、ベスト16となった。
芸風
コント

エロ、グロ、ナンセンスが特徴で[10]、嫉妬や差別、悪意、自意識[12]など、メンタルを抉るような[16]人間のグロテスクな闇(潜在的なあるある)を笑う[17]。そのため、観客から笑い声だけでなく悲鳴が上がる事がある。二人は決して意図して観客を怖がらすつもりはなく、あくまで登場人物のことを突き詰めた事でホラー的な要素が含まれてしまった結果だという[6]

千原ジュニア千原兄弟)は「理論をフリにしたりしながら、感覚でいってってる」と語り、かもめんたるのコントは理論を伴った感覚的なお笑いを追求しているという[18]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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