この項目では、『ドラゴンボール』に登場する架空の技について説明しています。その他の用法については「カメハメハ」をご覧ください。
.mw-parser-output .pathnavbox{clear:both;border:1px outset #eef;padding:0.3em 0.6em;margin:0 0 0.5em 0;background-color:#eef;font-size:90%}.mw-parser-output .pathnavbox ul{list-style:none none;margin-top:0;margin-bottom:0}.mw-parser-output .pathnavbox>ul{margin:0}.mw-parser-output .pathnavbox ul li{margin:0}ドラゴンボール > ドラゴンボールの技一覧 > かめはめ波
かめはめ波(かめはめは)とは、鳥山明の漫画『ドラゴンボール』に登場する架空の技である。 亀仙人が編み出した、体内の潜在エネルギーを凝縮させて一気に放出させる技。孫悟空の得意技であり、作品を代表する技のひとつである。亀仙人によれば、この技を会得するには50年の修行が必要とされるが、悟空は威力こそ大きく劣るものの見よう見まねで放った[注 1]。やがてヤムチャやクリリン、孫悟飯、孫悟天といった多くの戦士たちも使い手となった(その他の使い手は#主な使い手参照)。 本編での初披露は、「亀仙人のかめはめ波!!」にて亀仙人がフライパン山の火事を消すために放ったものであり、攻撃技としてではなかった。なお、この際に火事は消えたものの、亀仙人が張り切りすぎたため同時にフライパン山も吹き飛んだ。
概要
構え
か … 両手首を合わせて手を開いて、体の前方から腰にもっていく(ここで「か」と発音)
め … 腰付近に両手を持っていきながら(ここで「め」と発音)
は … 体内の気を集中させ(このときに「は…め…」とゆっくり発音)
め … 両手を完全に後ろにもっていて、溜めにより気が満ちた状態。
波 … 気功波として両手から対象に向けて放つ(「はー!」と叫びつつ一気に放つ)
掛け声は間違っていたり、発しなくても撃つことはできる。忙しい時は「波!!」だけの時も。後述の通り発射後の射角変更が可能だが、基本的には対象に向けて一直線に放つビームとしての性質を持つ。
足を大きく広げ腰を落とす型が基本だが、両手を使わず片手だけ、手の代わりに足からでも、かめはめ波を撃つことができ、第23回天下一武道会で孫悟空が足でかめはめ波を放った際には、技を編み出した亀仙人も驚いていた。また上記の構えでなくても、かめはめ波とされている技もある。熟練すると、発射した気功波を自分の意思で曲げることができるようになる。込める気の度合いにより段階的に威力の大きさが示されたり[注 2]、前述の足から放った場合のように応用技、変形技が多いのも特徴のひとつである。
鶴仙流のどどん波など、同様の原理の技は作中に多数登場。このことから、かめはめ波は亀仙流独自の型による、数ある気功波放出法のひとつといった位置づけにある。
主な使い手
亀仙流
亀仙人/武天老師(ジャッキー・チュン)
孫悟飯 (孫悟空の育ての親)
孫悟空
ヤムチャ
クリリン
その他の使い手
天津飯
孫悟飯
孫悟天(初使用時「かめかめ波」と間違えていた)
セル
魔人ブウ
アニメ、ゲームなどで使用
セルジュニア(ゲームで使用)
トランクス(現代)(アニメのオープニングや劇場版で使用)
ゴテンクス
ベジット
パン
ウーブ
ゴジータ
ゴクウブラック(ドラゴンボール超)
ニセ悟空(ゲーム)
ミラ
ゲーム『超ドラゴンボールZ』では、通常はかめはめ波を使用できないキャラクターにも会得させることができる。 「ギャリック砲」という、「かめはめ波」と原理は同じ技の使用者。「かめはめ波」という名称は原作では使用しないが、ゲームオリジナルストーリーなどで使用される場合がある。
ギャリック砲使用者
ベジータ
ベジータ王(ゲームで使用)
ターブル(ゲームで使用)
キャベ(類似の技を使用)
トランクス(未来)(『超』で使用)
セル(アニメで使用)
ベジータベビー
バリエーション・応用技