かっぱえびせん
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かっぱえびせん
販売会社カルビー
種類スナック菓子
販売開始年1964年
完成国 日本
関係する人物松尾孝
外部リンク公式サイト
特記事項:

原材料名
小麦粉、植物油、でん粉、えび、砂糖、食塩、えびパウダー、膨脹剤、調味料(アミノ酸等)、甘味料(甘草)
アレルゲン
小麦、えび
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かっぱえびせんは、カルビーが製造販売している小麦粉エビを主原料とするスナック菓子である。漢字では「河童恵美仙」。同社の登録商標(ひらがな・漢字共に第3012206号、ほか)[1]。キャッチフレーズは「やめられない、とまらない」。

1955年昭和30年)、カルビーは小麦粉で作ったスナック菓子の“かっぱあられ”を発売、売れたためシリーズ化された。その名は清水崑かっぱ天国』に由来し、そのシリーズには名前に“かっぱ”が入った。1964年(昭和39年)、シリーズ最後となった27番目[2]の商品として「かっぱえびせん」が発売された[3]。かっぱあられシリーズの海老煎餅でその名が付けられた[4][5]

日本を代表するお菓子のロングセラー[6]1975年(昭和50年)発売のカルビーポテトチップス・前身が1988年(昭和63年)発売のフルグラ1995年平成7年)発売のじゃがりこ2006年(平成18年)発売のJagabeeとともにカルビーのメガヒット商品の一つ[7]
沿革
かっぱシリーズ

判明しているかっぱあられシリーズ名前発売年備考
かっぱあられ
1955年
かっぱあられ あまから焼き[8][要説明]
かっぱあられ 鶏卵せんべい[8][要説明]
いかあられ[2][要説明]イカ風味
横綱かっぱ[4][要説明]蜜がけしたほの甘風味。瀬戸内海沿岸で広く流通する鯛あられと同じ味。
鯛の浜焼きあられ[2][4][要説明]
かっぱあられ 味王将[9]1963年香ばし焼きしょうゆ味。初めてのエビ入り。
かっぱの一番槍[9]1963年こんぶしお味。初めてのスティック形状。
かっぱえびせん1964年

太平洋戦争後の食糧難の時代、松尾孝は「健康にいい、栄養のあるお菓子をつくる」[10][2]をモットーに広島で製菓業を営んでいたが1953年倒産の危機が迫っていた[11][12]。松尾孝は経営再建を目指していた中で、当時配給制で値段が高かった米に代わり、アメリカから大量に輸入されていた小麦に着目し、小麦粉を蒸しながら練って餅状としそれを炒ってあられを作る製法を確立した[11][12][13]。これは日本で初めて小麦粉を使ったあられの量産化に成功したことになる[11][13]。最初の小麦あられは水飴でコーティングし甘辛く仕上げた[2][12]。また松尾は最初の小麦あられが子どもに親しんでもらえるよう当時人気漫画だった清水崑かっぱ天国』に着目、清水に会うとお互い意気投合[注 1]し、「かっぱ」のネーミング使用許可、パッケージに用いるかっぱイラストと「かっぱあられ」の文字を得た[注 2][11][12]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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