かごめかごめ
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出典検索?: "かごめかごめ" ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2015年11月)

かごめかごめは、こどもの遊びの一つ。または、その時に歌う。「細取・小間取(こまどり)」「子捕り・子取り(こどり)」「子をとろ子とろ」とも言う[1]

目隠し鬼」などと同じく、大人の宗教儀礼を子供が真似たものとされる[2]。歌詞が表現する一風変わった光景に関しては、その意味を巡って様々な解釈がされている。作詞・作曲者は不詳である。 .mw-parser-output .side-box{margin:4px 0;box-sizing:border-box;border:1px solid #aaa;font-size:88%;line-height:1.25em;background-color:#f9f9f9;display:flow-root}.mw-parser-output .side-box-abovebelow,.mw-parser-output .side-box-text{padding:0.25em 0.9em}.mw-parser-output .side-box-image{padding:2px 0 2px 0.9em;text-align:center}.mw-parser-output .side-box-imageright{padding:2px 0.9em 2px 0;text-align:center}@media(min-width:500px){.mw-parser-output .side-box-flex{display:flex;align-items:center}.mw-parser-output .side-box-text{flex:1}}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .side-box{width:238px}.mw-parser-output .side-box-right{clear:right;float:right;margin-left:1em}.mw-parser-output .side-box-left{margin-right:1em}}.mw-parser-output .listen .side-box-text{line-height:1.1em}.mw-parser-output .listen-plain{border:none;background:transparent}.mw-parser-output .listen-embedded{width:100%;margin:0;border-width:1px 0 0 0;background:transparent}.mw-parser-output .listen-header{padding:2px}.mw-parser-output .listen-embedded .listen-header{padding:2px 0}.mw-parser-output .listen-file-header{padding:4px 0}.mw-parser-output .listen .description{padding-top:2px}.mw-parser-output .listen .mw-tmh-player{max-width:100%}@media(max-width:719px){.mw-parser-output .listen{clear:both}}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .listen:not(.listen-noimage){width:320px}.mw-parser-output .listen-left{overflow:visible;float:left}.mw-parser-output .listen-center{float:none;margin-left:auto;margin-right:auto}}「かごめかごめ」の歌千葉県野田市の歌詞に準じる。この音声や映像がうまく視聴できない場合は、Help:音声・動画の再生をご覧ください。お使いのブラウザーでは、音声再生がサポートされていません。音声ファイルをダウンロードをお試しください。
概要

は目を隠して中央に座り、その周りを他の子が輪になって歌を歌いながら回る。歌が終わった時に鬼は自分の真後ろ(つまり後ろの正面)に誰がいるのかを当てる。各地方で異なった歌詞が伝わっていたが、昭和初期に山中直治によって記録された千葉県野田市の歌が全国へと伝わり現在に至った。野田市が発祥地といわれることから、東武野田線清水公園駅の前に「かごめの唄の碑」が建立されている。

被差別部落を扱った歌とされ、東京では放送できるが大阪では放送できない」などと言われたこともあったようだが[3]、根拠のない俗説であり、現在そのようなことはない。
歌詞

地方により歌詞が異なる。

かごめかごめ 籠の中の鳥は いついつ出やる 夜明けの晩に 鶴と亀と滑った 後ろの正面だあれ?

かごめかごめ 籠の中の鳥は いついつ出やる 夜明けの晩に 鶴と亀が滑った 後ろの正面だあれ?

かごめかごめ 籠の中の鳥は いついつ出やる 夜明けの晩に 鶴と亀が統べた 後ろの正面だあれ?

かごめかごめ 籠の中の鳥は いついつ出やる 夜明けの晩に つるつる滑った 鍋の鍋の底抜け 底抜いてたもれ

かごめかごめ 籠の中の鳥は いつもかつもお鳴きゃぁる(お鳴きやる) 八日の晩に 鶴と亀が滑ったとさ、ひと山 ふた山 み山 越えて ヤイトを すえて やれ 熱つ や(お灸を据えて、やれ熱や)

籠目籠目 加護の中の鳥居は いついつ出会う 夜明けの番人 つるっと亀が滑った 後ろの少年だあれ?

かごめかごめ 籠の中の鳥は いついつ出会う 夜明けの晩に 鶴と亀が滑った 後ろの正面だあれ?

かごめかごめ 籠の中の鳥は いついつ出会う 夜明けの番人 鶴と亀が滑った 後ろの少年だあれ?

文献史料では、このかごめかごめは江戸中期以降に現れる。『後ろの正面』という表現は、明治末期以前の文献では確認されていない。さらに、『鶴と亀』『滑った』についても、明治以前の文献で確認されていない。

なお京都には「かごめかごめ」と同じ遊び方の(中央に座ったが、自分の真後ろが誰かを当てる)、「京の大仏つぁん」という遊び歌がある。歌詞は「京の京の大仏つぁんは 天火で焼けてな 三十三間堂が 焼け残った ありゃドンドンドン こりゃドンドンドン 後ろの正面どなた」で、当時日本一の高さを誇っていた方広寺大仏(京の大仏)は、寛政10年(1798年)に落雷のため焼失してしまったが、隣りにあった三十三間堂は奇跡的に類焼を免れたことを歌っている[4]
現存する文献
「竹堂随筆」
竹堂随筆(ちくどうずいしゅう):
文政3年(1820年)頃に編纂)[注釈 1]浅草覚吽院に住した修験僧「行智」の編んだ童謡集で、宝暦明和年間(1751年 - 1772年)頃に収録された童謡集「かァごめかごめ。かーごのなかの鳥は。いついつでやる。夜あけのばんに。つるつるつっぺぇつた。なべのなべのそこぬけ。そこぬいてーたーァもれ。」
「戻橋背御摂」
戻橋背御摂(もどりばしせなのごひいき):文化10年(1813年)、江戸市村座で初演された歌舞伎芝居鶴屋南北の作で、芝居に取り入れた子供の遊び唄。戻橋背御摂に関しては大南北全集(春陽堂)、鶴屋南北全集(三一書房)などで確認できる。「かごめかごめ籠の中の鳥は、いついつ出やる、夜明けの晩に、つるつるつっはいた」(大南北全集)「かご目かご目篭の中の鳥はいついつ出やる、夜明けの晩につるつるつるはいつた」(鶴屋南北全集)
「月花茲友鳥」
月花茲友鳥(つきとはなここにともどり):文政6年(1823年)、市村座で初演された浄瑠璃。清元全集(日本音曲全集刊行會)、日本歌謡集成(春秋社)などで確認できる。「かごめかごめ籠の中の鳥は、いついつ出やる、夜明けの晩に、つるつるつるつゝぱつた」
「幼稚遊昔雛形」
幼稚遊昔雛形(おさなあそびむかしのひながた):天保15年(1844年)に刊行された万亭応賀編の童謡童遊集「かごめ かごめ かごのなかへ(の)とりは いついつねやるよあけのまえに つるつるつッペッたなべの なべの そこぬけ そこぬけたらどんかちこ そこいれてたもれ(孫引き)」
「俚謡集拾遺」
俚謡集拾遺(りようしゅうしゅうい):1915年大正4年)刊行1905年明治38年)、文部省により各都道府県から集められ、1914年(大正3年)に刊行された「俚謡集」に収録されなかったものを集めたのが俚謡集拾遺である。「籠目かごめ、籠の中の鳥は、いついつでやる、夜明けの晩に、ツルツル辷(つ)ウベッた。」(東京)「籠目かごめ、籠の中のますは、何時何時出やる、十日の晩に、鶴亀ひきこめひきこめ。」(長野県)「かごめかごめ、籠の中の鳥は、いついつ出やる、よあけの晩げつゝらつゥ」(新潟県)
「かごめかごめ」に関する俗説

この節には独自研究が含まれているおそれがあります。問題箇所を検証出典を追加して、記事の改善にご協力ください。議論はノートを参照してください。(2011年8月)

この歌の歌詞が表現する一風変わった(ある意味神秘的な)光景に関しては、その意味を巡って様々な解釈がある。ただ、『鶴と亀』以降の表現は明治期以降に成立したと思われるため、それらの解釈に古い起源などを求めることは困難である。また、この歌の発祥の地についても不詳である。

姑によって後ろから突き飛ばされ流産する妊婦や、監視された環境から抜け出せない遊女徳川埋蔵金の所在を謡ったものとする俗説などがある。
歌詞の解釈

解釈に際しては、歌詞を文節毎に区切り、それぞれを何かの例えであると推定し、その後で全体像を論じる形をとっているものが多い。以下に一部を紹介する。
「かごめ」

籠目、すなわち竹で編まれた籠の編み目を表す。

「囲め」が訛ったもの。つまり、かごめ遊びをする際に、皆で「囲め、囲め」と呼び合っている。

「屈め」が訛ったもの。つまり、かごめ遊びをする際に、オニに対して「屈め、屈め」と言っている[5]

籠目の形、すなわち六角形のことである。

籠目の形、すなわち六芒星のことである。

「籠女」と書き、見た目が籠を抱いているような女性、すなわち妊婦のことである。

処刑場を囲んだ竹垣を表している。

「かごめ」は「神具女」(かぐめ)若しくは「神宮女」(かぐめ)である。即ち、神の雰囲気を具える女、日本で古くから厚く信仰されていた祈祷を行う「巫女」(ミコ、預言者)や「斎宮」の意味である。

籠目の神紋、つまり「亀甲紋」「二重亀甲」を指している


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