おんな城主_直虎
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おんな城主 直虎
ジャンルテレビドラマ
脚本森下佳子
演出渡辺一貴
福井充広
藤並英樹
深川貴志
村橋直樹
安藤大佑
出演者柴咲コウ
(以下五十音順)
相島一之
浅丘ルリ子
朝倉あき
阿部サダヲ
市川海老蔵
市原隼人
井上芳雄
上杉祥三
宇梶剛士
尾上松也
尾美としのり
筧利夫
苅谷俊介
貫地谷しほり
木下隆行
木本武宏
栗原小巻
小林薫
小松和重
財前直見
阪田マサノブ
佐野史郎
嶋田久作
春風亭昇太
杉本哲太
菅田将暉
嶋政宏
高橋一生
橋ひかる
辰巳琢郎
田中美央
田中要次
寺田心
でんでん
菜々緒
橋本じゅん
花總まり
吹越満
古舘寛治
本田博太郎
前田吟
マキタスポーツ
松平健
三浦春馬
光石研
ムロツヨシ
柳楽優弥
矢島健一
山口紗弥加
山田裕貴
山中崇
山本學
矢本悠馬
六角精児
和田正人
ナレーター中村梅雀
オープニング菅野よう子「天虎?虎の女」
時代設定戦国時代中期 - 安土桃山時代中期
製作
製作総指揮岡本幸江(制作統括)
松川博敬(制作統括)[注釈 1]
プロデューサー松川博敬[注釈 2]
制作日本放送協会

放送
放送国・地域 日本
放送期間2017年1月8日 - 12月17日
放送時間日曜 20:00 - 20:45
放送枠大河ドラマ
放送分45分
回数50

本放送
放送期間2017年1月8日 - 12月17日
放送時間日曜日
20:00 - 20:45(NHK総合)(NHK WP
18:00 - 18:45(NHK BSP
放送枠大河ドラマ
放送分45分
回数50

再放送
放送期間2017年1月14日 - 12月23日
放送時間土曜日
13:05 - 13:50(NHK総合)(NHK WP)

番組年表
前作真田丸
次作西郷どん
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『おんな城主 直虎』(おんなじょうしゅ なおとら)は、2017年1月8日から同年12月17日まで放送されたNHK大河ドラマ第56作[1]

戦国時代、後に徳川四天王の一人に数えられ彦根藩の藩祖となった井伊直政を育てた遠州井伊谷の女領主・井伊直虎主人公とした物語である。主演は柴咲コウ
企画・制作

本来の大河ドラマが目指した「エンターテイメント性の高いゴージャスなドラマ」に帰ることを狙って制作された。

制作発表は2015年8月25日で、脚本を連続テレビ小説ごちそうさん』などを手がけた森下佳子が担当すること、主演を本作がNHKドラマ初出演となる柴咲コウが務めることが発表された[1]

森下は、大河ドラマのモチーフである政治的駆け引きをメインに、直虎・井伊直親・小野政次の3名を幼馴染という設定とし、友情や恋愛模様も絡めて描く物語にした。物語の軸となる子ども時代からの関係を描くため、放送当時の大河ドラマでは異例の、子役が演じる主要人物の子ども時代が1か月間にわたり描かれた。

主人公である井伊直虎に関しては史料が乏しく、関連する家の記録などを手掛かりに空白を想像で埋めるかたちで描かれている[2]。また森下は、山田風太郎の活劇的世界と、池田理代子の『ベルサイユのばら』における人間関係の描き方を融合させた世界を考えているという[3]

2016年5月26日に主演の柴咲をはじめ、キャスト発表会見が行われた[4]。7月12日、11月16日に追加の出演者発表が行われて[5]、同日に音楽は菅野よう子が担当することも発表された。プロデューサーの岡本幸江、脚本家の森下と音楽の菅野、三人がタッグを組むのは『ごちそうさん』以来二回目となる[6]。9月6日にスタジオクランクイン、10月7日には浜松市でロケ取材会が行われた[7]2017年10月11日、浜松市の「久留女木(くるめき)の棚田」でクランクアップ[8]

現在のテレビドラマの収録方式のデファクトスタンダードとなっているDOFアダプタを組み合わせた高精細プログレッシブカメラを使用した24fpsのデジタル記録による収録方式を全く用いない従来の収録方式を用いた一連のNHK大河ドラマの作品としては、本作が最後となった(ただし、回想シーンのみ意図的な演出の理由で30fpsから24fpsに落としている)。
作品の評価

視聴率は低迷し、全50回の加重平均視聴率は12.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯・リアルタイム)[9]で、当時『花燃ゆ』『平清盛』に続く歴代ワースト3位の数字だった[10][11]スポニチは「初回は16.9%。これが番組最高となった。6月以降は11?12%に下がり、第31話は10.6%と、第17話(11.0%)以来、自己最低を更新。その後は10?13%の間を推移した」「視聴率は苦戦したものの視聴者からは高く評価された」[10]日刊スポーツは「全話通しての最高は初回の16.9%、第31話では自己ワーストの10.6%となったが、菅田将暉演じる井伊万千代の登場などで後半は盛り返した」と評した[12]

2017年4月時点で、碓井広義は、「柴咲は良い演技をしているが、そもそもの題材選びが悪かった。主人公が女性だと時代劇では立場上主軸になれず、どうしても脇役に甘んじてしまう。直虎は大河ドラマを1年間引っ張るには弱すぎる。柴咲の出番が少ない、活躍しないという不満が出るのは当然で、お家騒動のちまちました話ばかりになっている」とし、加来耕三は、「直虎は生年が不明確で本当に女性だったのか疑問視する声もあり、そんな曖昧な人物を主人公に持ってきても視聴者は感情移入ができない」。桧山珠美は、「ホームドラマ大河といった印象で、時代劇というより月9のドラマを見ているよう。女性受けを狙った演出が満載で、往年の大河ファンにはどうしても物語が軽く感じられる」、とそれぞれ評した[13]

一方で、木村隆志は、大筋の人間ドラマから細部のディテールまで、一切抜かりがなく柴咲コウはもちろん、高橋一生、柳楽優弥、菅田将暉ら多くの俳優に力強さを植えつけた脚本を高く評価し、成功の立役者は森下佳子であると述べた。無名の人物でこれほどものを作り上げた功績は大きく、手詰まり感のあった大河ドラマに風穴を開けた作品であると評した[14]

成馬零一は、『おんな城主 直虎』はここ数年の大河では鬼門となっている 女性主人公の大河ドラマだったため、途中からグダグダの展開になるのではないかと心配だったが、ストーリーテリングに定評のある森下だけに、ハードな歴史ドラマに仕上げてたと述べた。脇役陣も充実しており、登場人物を容赦なく追い詰めていく血なまぐさい物語と甘いイケメンドラマを両立させるバランスの良さは見ていて心地良く、何かと批判されがちな女主人公のイケメン大河ドラマだが、脚本がしっかりしていれば、ドラマとして面白いものになることを証明した、と評した。描きたい物語が明確だったため、主人公の生涯や歴史上の事件の取捨選択が秀逸で物語に迷いがなかった、と脚本のペース配分を高く評価した。今までの大河ドラマならあっさり終わらせてしまう幼少期を序盤で丁寧に描き、味方かわからなかった小野但馬守政次の物語をドラマの核とし、直虎と政次の男女の枠に収まりきらない濃密な関係を描き切った。スロースタートだったことには賛否が分かれたが、華々しい井伊直政の物語にたどり着くまでに、どれだけの犠牲が出たのかをしっかりと描かないことには、本作の説得力は生まれなかっただろう、と評した[15]

一般的評価としては、2017年、Twitter上で話題になった作品として、「#Twitterトレンド大賞」エンタメコンテンツ・オブ・ザ・イヤードラマ部門において1位を受賞した[16]。またNTTデータによる「イマツイ ツイート大賞2017」においても同様にテレビドラマツイート量ランキングで1位を受賞しており、ツイート量は14万3726、ツイートのボリュームゾーンは30代、40代と分析された[17]

第95回ザテレビジョンドラマアカデミー賞では、高橋一生が本作の演技で助演男優賞を受賞した。非業の死を遂げた役柄がはまり役となり「政次ロス」を引き起こしたことや、SNSでの話題を呼んだことなどが評価され、2位以下に大差をつけての受賞となった。作品については脚本賞で3位となり、 森下佳子は「マイナーな人物と有名武将の絡め方がうまい」と評された。審査員評では、「何を描きたいのか最後までわからず、女主人公を描くというよりは彼女が狂言回し役にされた」(麻生千晶)と脚本を批判する意見もあったが、「直虎を囲むチーム男子がよりどりみどりで一年間楽しかった」(カトリーヌあやこ)、「大河ドラマの定番性から脱却した」(松尾羊一)、「大河の変化球」「タイトルの遊び方が秀逸」(稲増龍夫)など高く評価する意見が寄せられた[18]。なお高橋については、1月期におけるTBSドラマ『カルテット』の演技と合わせて、コンフィデンスアワード・ドラマ賞年間大賞2017の助演男優賞[19]、第55回ギャラクシー賞テレビ部門個人賞[20]といった、年間を通じてのドラマ賞を複数受賞する高い評価を得た。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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