おやしお型潜水艦
基本情報
種別潜水艦
命名基準潮の名(○○しお)
運用者 海上自衛隊
建造期間1994年 - 2008年
就役期間1998年 - 就役中
建造数11隻
前級はるしお型
次級そうりゅう型
要目
基準排水量2,750トン
水中排水量3,500トン
全長82.0 m
最大幅8.9 m
深さ10.3 m
吃水7.4 m
機関方式ディーゼル・エレクトリック方式
主機
川崎12V25/25Sディーゼル機関×2基
推進電動機 (5,700 kW)×1基
推進器スクリュープロペラ×1軸
出力
水上:3,400 PS (2,500 kW)
水中:7,700 PS (5,700 kW)
速力
水上:12ノット
水中:20ノット
乗員70名
兵装
HU-605 533mm魚雷発射管×6門
89式魚雷
ハープーンUSM
C4ISTARZYQ-3潜水艦情報処理装置
レーダーZPS-6 対水上捜索用×1基
ソナーZQQ-6 統合式
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おやしお型潜水艦(おやしおがたせんすいかん、英語: Oyashio-class submarine)は、海上自衛隊が運用する通常動力型潜水艦の艦級[1]。船殻構造・船型を刷新して、隠密性の向上や新型ソナーの搭載など新機軸が多く盛り込まれており[2]、在来型潜水艦の一つの到達点とも評される[3]。03・08・13中期防により、平成5年度から平成15年度にかけて11隻が建造された。計画番号はS130[1]。目次 海上自衛隊では、第3次防衛力整備計画において、水中性能を重視した涙滴型潜水艦であるうずしお型(42SS)の建造に着手した。第4次防衛力整備計画にかけて同型を7隻建造した後、小改正型であるゆうしお型(50SS)が更に10隻建造された[2][4]。 しかし1983年よりP-3C哨戒機の部隊配備が開始されたことで航空対潜能力は画期的に改善されており、同年の海上自衛隊演習(58海演)では、深く静かに潜航し推進器を停止した潜水艦ですら探知・撃破されるなど、潜水艦部隊にとって全く想定外の事態が次々と発生した。
1 来歴
1.1 涙滴型潜水艦と「P-3Cショック」
1.2 はるしお型とおやしお型
2 設計
2.1 船体
2.2 機関
3 装備
4 比較表
5 同型艦
5.1 一覧表
5.2 運用史
5.3 建造費
6 登場作品
6.1 映画
6.2 アニメ・漫画
6.3 小説
6.4 その他
7 脚注
7.1 注釈
7.2 出典
8 参考文献
9 外部リンク
来歴
涙滴型潜水艦と「P-3Cショック」