おはようコールABC
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おはようコールABC
ジャンル
情報番組
出演者横山太一朝日放送テレビアナウンサー
斎藤真美(朝日放送テレビアナウンサー)
ほか
製作
制作朝日放送テレビ

放送
音声形式ステレオ放送[注 1]
放送国・地域 日本
放送期間1995年10月2日 - 2020年10月2日
放送時間月 - 金 5:00 - 6:45
放送分105分
公式サイト
特記事項:
5:50 - 6:00は『グッド!モーニング・5時台』(実質的には『ANNニュース』のみ)のため、一旦中断。
2018年3月30日(2017年度最終放送日)までは、同年4月1日の認定放送持株会社移行に伴う商号変更並びに分社化前のため、朝日放送[1][2][3]
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『おはようコール ABC』(おはようコール エービーシー)は、朝日放送テレビ[注 2](ABCテレビ)で1995年10月2日から2020年10月2日まで放送されていた関西ローカル向けの情報番組

放送終了時点での放送時間は、平日の5:00 - 6:45(JST)。実際には、同じ時間帯に一部のANN加盟局で放送されている『グッド!モーニング』(テレビ朝日)のうち、5:50 - 5:59の『ANNニュース』(全国ニュースパート)を単独番組として編成していた。
概要

1983年10月から朝日放送(当時)で平日の早朝に編成されてきた生ワイド番組シリーズ(『おはよう6』→『Oh!天気』→『おはよう天気です』)の流れを受けて、1995年10月2日に放送を開始。当日に関西地方で発行された全国紙の朝刊・スポーツ紙(いずれも最終版)の記事を紹介するだけにとどまらず、ニュース、スポーツ、エンタメの分野ごとに配置されたコメンテーターが解説を添えていた。かつては、セレッソ大阪Jリーグ公式戦翌放送日に、セレッソ大阪情報のミニコーナー『おはよう!セレッソ』を放送していた。
歴史

番組開始当初は、看板企画として、番組タイトルと同名の「おはようコール」(話題の人物に対する放送中の電話インタビュー企画)を編成。当時は前身番組の『おはよう天気です』から引き継ぐ形で大阪タワーのスカイスタジオから放送していた。スカイスタジオからの放送は2001年9月28日で終了。その後は番組で使用されなくなったため、1979年4月の『おはよう朝日です』開始から22年半にわたり続いたスカイスタジオからの生放送番組は姿を消す事になった。

開始当初は5:45に、1年後には5:30に放送開始だったが、2000年の前後に読売テレビと共に放送開始時間を繰り上げてゆき、5:20に。2003年から直前の5:00 - 5:20に姉妹番組の『おはようコール早版』を放送。2004年7月より月曜のみの週1回に縮小、火 - 金曜は『ABCニュースファイル』を放送。2005年3月(2004年度末)をもって『早版』が終了し『ABCニュースファイル』に統一。2006年4月3日からは前述の『ABCニュースファイル』が終了し、開始時間が繰り上がり5:00 - 6:45の放送となっている。

番組が使っている大淀旧本社Cスタジオがハイビジョンに対応していなかったため、4:3の標準画質(525i)で放送していた(テレビ朝日からの『ANNニュース』放送時のみハイビジョン放送)。2008年6月23日にほたるまちの現本社へ移転するに併せ、ハイビジョン対応の現本社Nスタジオからの放送となり、同時にハイビジョン制作となった。また、タイトルロゴ・テーマ音楽・スタジオセットを一新。6月23日からのテーマ音楽はMONKEY MAJIKの『MORNING - EVENING』(前半パート)と『光朝』(後半パート)。また、長年親しまれたキャラクター“ぱんころん”が2008年6月20日にて引退した。

2008年7月24日は、岩手県沿岸北部地震の情報をテレビ朝日より伝えたため、第1部を休止。第2部を通常より1分遅い6:00から放送した。

番組開始以来、年末年始以外は祝休日も番組を放送してきたが、2009年4月から2010年3月までは祝休日の放送を休止していた(祝休日の5時台はBS朝日制作の『亜細亜見聞録』や過去に自局が制作した歴史・景観物を扱った特別番組の再放送。6時台は『照英にっぽん一人旅』など外部制作会社が制作した番組を放送する)。2010年2月は『バンクーバーオリンピック中継』のため、15日は6:25まで放送。18日・24日は番組を休止し、4:55(24日は5:00) - 5:25に『照英にっぽん一人旅』を放送。なお2010年4月以降は再度、祝休日も放送されるようになっていた。しかし2016年度も再び祝休日の放送を休止。5時台は過去に自局やBS朝日で放送された関西に関連する歴史・景観物を扱った番組の放送。6:00 - 6:15は『上沼恵美子のおしゃべりクッキング』の再放送、6:15 - 6:45は『松本家の休日』の再放送などを放送。

2010年3月29日からは、平日夕方のローカルニュース番組「NEWSゆうシリーズ」(『ABC NEWSゆう』→『NEWSゆう+』)のサブキャスターだった高橋大作乾麻梨子が、当番組のメインキャスターに就任。同時にモノラル制作(モノステレオ放送)からステレオ制作(フルステレオ放送)に変更された。また、同年3月29日から4月2日には、後座番組『おはよう朝日です』のスタジオとクロストークを実施していた。

2011年10月3日の放送からは、高橋に代わって、後輩アナウンサーで入社3年目の横山太一をメインキャスターに抜擢。高橋は、『NEWSゆう+』から1年半振りに、後継番組『キャスト』のサブキャスターとして平日夕方のニュース番組へ復帰することになった[4]

なお、乾は同月以降も、2014年3月28日まで当番組のメインキャスターを続投。同月31日(月曜日)からは、後輩アナウンサーで水・木曜日コーナーレギュラーだった桂紗綾が全曜日のメインキャスター、斎藤真美が桂の後任扱いでコーナーレギュラーを務めた。

2015年3月30日(月曜日)からは、横山・桂・斎藤の3名による共同司会体制へ移行。同年9月25日(金曜日)放送分で桂が降板したため、同月28日(月曜日)放送分からは横山と斎藤が引き続き司会を務めている。また、同日から朝日放送グループホールディングスのマスコットキャラクター「エビシー」の着ぐるみも連日出演するようになった。

2018年9月6日には、番組開始前の3:08頃に北海道胆振東部地震が発生したことに伴い、4:55までの『ANN報道特別番組』に引き続き、4:55 - 5:59に『グッド!モーニング』(テレビ朝日制作)をANN報道特番扱いで臨時に時間拡大ネットした[注 3]。ただし、編成上は5:00から当番組の扱いであったため、5:00になった時点で一旦大阪のスタジオから横山・斎藤が登場しキャスター挨拶と引き続き東京から放送する旨を告げた後テレビ朝日送出の映像に戻した。

2020年3月30日放送分からは、コメンテーター陣に新しいメンバーを加えたほか、女性のコメンテーターを全ての曜日にレギュラーで1名ずつ出演させていた[5]。しかし、同年の10月改編で『おはよう朝日です』の放送枠を拡大することに伴って、放送25周年の節目に当たる10月2日(金曜日)放送分で終了した。
番組終了後の動き

『おはよう朝日です』(平日版)では、当番組の放送枠を吸収する格好で2020年10月5日(月曜日)から放送時間を延長したことを機に、5:00 - 6:30を『第1部』、6:30以降の時間帯を『第2部』として編成。全編(第2部)の放送終了時刻を8:00に据え置く一方で、『第1部』と『第2部』に別々の司会者(いずれも朝日放送テレビのアナウンサーから男女1名ずつ)を充てるようになった[6][7]。2021年4月5日(月曜日)に「第1部」と「第2部」の区分を6:00(「ANNニュース」の直後)に変更してからも、上記の体制は維持されている。

当番組の開始当初から唯一のレギュラー出演者であった気象キャスターの正木明は、放送期間中に『おはよう朝日です』の天気予報担当を兼務していた関係で、当番組の終了後も『おはよう朝日です』へ第1部・第2部を通じて出演。正木以外にも、当番組終了時点でのニュースコメンテーターの一部が、出演曜日を変えながらも『おはよう朝日です』の第1部で全般のコメンテーターを務めている。さらに、コーナーの一部や、5:50 - 5:59に一時中断扱いで編成していた『グッド!モーニング・5時台』の「ANNニュース」(全国ニュース)の放送を『おはよう朝日です』の第1部で継承。斎藤は、『おはよう朝日 土曜日です』の女性司会(先輩アナウンサー・八塚彩美の後任)として、10月10日以降も早朝の生放送番組へのレギュラー出演を続けている[8]


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