おはよう!スパンク
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おはよう!スパンク
ジャンル少女漫画、ファミリー
漫画
原作・原案など雪室俊一
作画たかなししずえ
出版社講談社
掲載誌なかよし
レーベルKCなかよし
発表号1978年 - 1982年
巻数全7巻
アニメ
監督吉田しげつぐ(チーフディレクター)
脚本金子裕篠崎好
桜井正明朝倉千筆
音楽馬飼野康二、上野哲生
アニメーション制作東京ムービー
製作朝日放送旭通信社東京ムービー新社
放送局テレビ朝日
放送期間1981年3月7日 - 1982年5月29日
話数全63話
スパンク
森村愛子
トラ吉
藤波
お咲さん
キャットつかせのりこ
岡本茉利
松金よね子
富山敬
京田尚子
鶴ひろみ
テンプレート - ノート

『おはよう! スパンク』は、雪室俊一原作・たかなし?しずえ作画による日本漫画、およびそれを原作としたテレビアニメアニメ映画講談社なかよし』にて、1978年から1982年まで連載され、テレビアニメは1981年から1982年まで放送された。

なお、漫画の連載はいったん終了し、講談社から当時刊行されたKCなかよしの単行本4巻にも「おわり」と記載されていたが、1980年に再開され単行本は7巻まで刊行された。また、1999年には同社から文庫コミックが全4巻で刊行されている。

1981年(昭和56年)度、第5回講談社漫画賞少女部門受賞。目次

1 ストーリー

2 原作とアニメ版との相違点

3 登場人物

4 番外編

4.1 ストーリー


5 アニメ

5.1 スタッフ

5.2 主題歌・挿入歌

5.3 LPレコード

5.4 各話リスト

5.5 ネット局

5.6 映画版

5.6.1 ストーリー

5.6.2 映画版の登場人物

5.6.3 主題歌・挿入歌 (劇場版)


5.7 DVD

5.8 ネット配信


6 日本国外版

7 補足

8 脚注

9 外部リンク

ストーリー

海で父が行方不明になった愛子。母が帽子のデザインの仕事でフランスに渡るため、画家である伯父・藤波の家で暮らすことになる。

引っ越し早々交通事故で飼い犬パピーを失った愛子は、海岸に住みついているへんてこな白い野良犬、スパンクと出会う。自分も飼い主を海で亡くしていたスパンクは、自分なりに愛子を励まそうとする。お節介でドジだが憎めないスパンクに愛子は心を開き、一緒に暮らし始める。

スパンクたち犬や猫はときには人語を解し、二足歩行し簡単な調理までこなすが、意図が愛子たちに伝わらなかったり、必ずしも信じてもらえず、あるいはお節介や勇み足などから小さな騒動を起こす。
原作とアニメ版との相違点

本項では、おもにアニメ版について記述しているが、原作との相違点について簡単に記す。

原作ではスパンクの飼い主として森村愛子と深町愛の2人が登場しているが、アニメ版では森村愛子のみである。

原作では愛子の恋愛が中心だが、アニメ版ではスパンクや愛子などの日常生活が中心である。

原作ではスパンクなどの動物キャラは言葉を話すことはないが、アニメ版では人間に話しかけても通じない独特の言葉を話している。

原作では行方不明の愛子の父の消息が物語の途中で判明するが、アニメ版では最終回に判明する。

以下の例のように原作とアニメ版とで異なる名前や設定の登場人物が存在する。

原作では藤波と愛子は血縁ではない。

原作では愛子と科子と亮一は幼馴染み。

原作ではせりのは転校生として登場する。

原作では綾は誠也の姉ではない。

原作ではパピーをトラックではねたのが池上であるのに対し、アニメ版では別人になっている。

原作のピッパーが、アニメ版ではトラ吉になっている。


登場人物

以下の登場人物はアニメ版のものであり、原作とは設定や名前が一部異なっている。
スパンク
- つかせのりこ主人公。人間のように振る舞い、二足歩行し、服を着てリュックを背負い、食事にはナイフやフォークを使い、幼児的な絵を描き、初歩的な読み書きや計算ができる犬[1]。アニメでは日本語の幼児語を話すが、それは心象の表現として、あるいは動物同士での会話でのみ通じる。人間には言葉は通じていないが、飼い主の愛子や周りの人には、大体のニュアンスが通じている。犬ではあるが、人間の幼児のように描写されている。犬だが何故か猫のキャットにベタ惚れしている。モデルはオールド・イングリッシュ・シープドッグ
森村 愛子
声 - 岡本茉利スパンクの飼い主。初登場時13歳中学2年生。途中で14歳になる。パリ在住の母親にいつも手紙を書いていて、アニメ版では「ボンジュール、ママ」の書き出しで始まる。
お咲さん
声 - 京田尚子藤波の家の家政婦。子供の頃の体験から、犬は苦手。
藤波
声 - 富山敬画家で独身。愛子の母の兄。科子たちに絵を教えている。名前の由来は中日ドラゴンズ藤波行雄から。
キャット
声 - 鶴ひろみせりのの飼い猫。スパンクは「ミーちゃん」と呼んでいる。
トラ吉
声 - 松金よね子スパンクの悪友である茶色いブチ猫。赤いネクタイをしめている。キャットをめぐっての恋敵。
芳村 科子
声 - 吉田理保子亮一の幼馴染。藤波さんに絵を習っている関係で、愛子と友人になる。友人達からは「科ちゃん」と呼ばれている。
篠田 亮一
声 - 井上和彦科子の幼馴染。藤波さんに絵を習っている関係で、科子同様に愛子と友人になる。
美原 せりの
声 - 松島みのり気を引くために嘘をつくなど、人騒がせなお嬢様。
池上 玲
声 - 水島裕愛子の憧れる男の人。ピアニストでヨットサーファー。海で遭難死したスパンクの元飼い主の弟。愛子にファーストキスした後、ウィーンに留学して去る。
池上 類
声 - 水島裕玲の従弟。
大山
声 - 兼本新吾トラ吉の飼い主で中学校の番長。愛子の同級生で、実家は大山荘という民宿を営んでいる。
先生
声 - 西川幾雄
塚原 誠也
声 - 中尾隆聖愛子と同じクラスに転校してきた男子。愛子を「ワカメっ毛」と呼び憎まれ口をたたいている。
篠田 双葉
声 - 菅谷政子亮一の妹。口調は乱暴で情報を提供する代わりにおやつを要求するなどちゃっかりしている。


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