おねショタ
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出典検索?: "おねショタ" ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2016年7月)

おねショタとは、主に漫画作品のジャンルにおいて、年上の女性(おねえさん)と年端も行かない少年(ショタ)とのカップリングを指す俗語[1]

ショタコンに代表する少年性愛や、もしくは年の差カップルなどのカテゴリ内に属する細分化されたジャンルである。
概要

歴史的に見て、ショタコンと言える少年愛及び少年性愛は古代ギリシアなどから遡って紐解く事が可能だが、ことおねショタというジャンルについてはその限りでなく、極めて近年に生まれた俗語である。

ただし、おねショタに意味される嗜好自体は少年愛などと同様に古くから存在し、ギリシア神話におけるプシューケーエロースの逸話[注釈 1]や、日本神話の海幸山幸の話に登場する玉依毘売鵜草葺不合命などにその傾向が見て取れる。

また、日本の文学史においては世界最古の長編小説とされる『源氏物語』で既に藤壺中宮光源氏のカップリングが登場しており[注釈 2][2][3]、おねショタに相当する概念の歴史そのものは長いと言える。

主に男性向け成人漫画で取り扱われるケースが多いが、TLなどで女性にも人気で[4]、一般作品にも広く浸透しているジャンルである。

なお、相手との年齢差や関係性によって「姉ショタ」[5]「ママショタ」「おばショタ」など更なる細分化がある。

なお別ジャンルとして、ショタをロリ(『ロリータ』から派生した、幼女少女を指す俗語)キャラに置き換えたカップリングである「おねロリ」(百合)も存在する[6]
おねショタを扱った漫画における構成

基本的にはショタジャンル全般の形式に準じており、年上の女性側が積極的に性的接触を図り少年側は受動的な立場が多いが、作品の中には、少年のほうが包容力があり、なおかつ誘導する意外性などイニシアチブを取るケースが存在する[7]

その場合では「ショタおね」と呼ばれ、作品紹介の説明に使われる[8]など、シチュエーションの差異をカテゴライズに求める声がある。
脚注[脚注の使い方]
注釈^ ただしこの逸話をモチーフにした絵画などではエロースは主に少年ではなく青年として描かれていることが多い。
^ 藤壺中宮が23歳、光源氏が18歳の時の関係が書かれているが、過去にも関係していた事が語られている。

出典^ 『セックスペディア 平成女子性欲事典』39ページ 15行目から17行目より。
^ “ ⇒大辞林 特別ページ 古典の世界2 源氏物語”. 三省堂. 2019年3月16日閲覧。
^ “ ⇒11 光源氏はなぜ義母の藤壺を思慕したのか。 - 『源氏物語の謎』増淵勝一 著 - 国研ウェブ文庫”. 国研出版 (2012年8月3日). 2019年3月16日閲覧。
^ 『セックスペディア 平成女子性欲事典』39ページ 17行目から18行目より。
^ “ ⇒【公式】ソウタとアコ [マンガ無料ためし読み|ソノラマプラス]”. 朝日新聞出版. 2019年3月16日閲覧。
^ “変態幼女とたわわな女子高生のおねロリコメディ「女子高生と王子ちゃん」1巻 - コミックナタリー”. nippon.com (2018年11月15日). 2019年3月16日閲覧。
^ 『セックスペディア 平成女子性欲事典』39ページ 19行目から20行目より。
^ “恋にがんばる11さいは尊さしかない『ヤンキーショタとオタクおねえさん』”. manga-news.jp (2018年6月16日). 2019年3月16日閲覧。

文献

三浦ゆえ
・平成女子性欲研究会共著 『セックスペディア 平成女子性欲事典』〈文芸春秋〉 2014年3月15日初版発行 ISBN 978-4-16-390033-9

関連項目

あきそら

あと21cm![1]

姉なるもの

姉のおなかをふくらませるのは僕

オトナになる方法

乙嫁語り

お姉ちゃんが来た

最近雇ったメイドが怪しい

社畜OLと悪魔ショタ[2][3]

すのはら荘の管理人さん

育ってダーリン!!

天使が家にやってきた[4]

猫と私の金曜日

ヤンキーショタとオタクおねえさん

私の少年
^ “あと21cm! セット版1 | 小箱ハコ | 無料漫画(マンガ)ならコミックシーモア”. www.cmoa.jp. 2023年9月4日閲覧。
^ “社畜OLと悪魔ショタ”. ComicWalker - 人気マンガが無料で読める!. KADOKAWA. 2023年2月2日閲覧。
^ “社畜OLと悪魔ショタ - メディア芸術データベース”. mediaarts-db.bunka.go.jp. 文化庁. 2023年2月2日閲覧。
^ “天使が家(うち)にやってきた - メディア芸術データベース”. mediaarts-db.bunka.go.jp. 文化庁. 2023年2月2日閲覧。


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