おおかみ座α星[1]
Alpha Lupi
おおかみ座α星は、おおかみ座で最も明るい恒星で2等星。 ケフェウス座β型変光星であり、6時間14分周期で約3%にあたる0.03等級分明るさが変化する。 α Lupi、略称α Lup。 19世紀のアメリカのアマチュア博物学者リチャード・ヒンクリー・アレンは、中国の星宿で「南門」を意味する Yang Mun(または Yang Men) に当たるとした[4]。しかし実際には Yang Mun は「南門」ではなく、二十八宿の亢宿にある「陽門」である。 またアレンは、中国以外では名前が付けられたことがないとしながら、古代バビロニアで「角を持つ牛の左手の星」を意味する Kakkab Su-gub Gud-Elim と呼ばれていた可能性を示唆している[4]。
概要
名称