おいしい給食
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おいしい給食
ジャンル
テレビドラマ
連続ドラマ
学園ドラマ
企画永森裕二
脚本永森裕二
綾部真弥
田口桂
監督綾部真弥
田口桂
出演者市原隼人
佐藤大志
いとうまい子
直江喜一ほか
音楽沢田ヒロユキ
ペイズリィ8
エンディング松本大輝「君の花」
国・地域 日本
言語日本語
時代設定1980年代
シーズン数3
製作
製作総指揮吉田尚剛
プロデューサー岩淵規
撮影地川島町
撮影監督小島悠介
制作MEDiAND
製作「おいしい給食」製作委員会

放送
放送チャンネルテレビ神奈川
TOKYO MX
BS12
放送国・地域 日本
放送期間2019年10月 - 12月
#放送局参照
放送時間#放送局参照
放送分30分
回数全10回
公式ウェブサイト

season2
放送チャンネルテレビ神奈川
TOKYO MX
BS12 他
放送国・地域 日本
放送期間2021年10月 - 12月
#放送局参照
放送時間#放送局参照
放送分30分
回数全10回
公式ウェブサイト

season3
放送チャンネルテレビ神奈川
TOKYO MX
BS12 他
放送国・地域 日本
放送期間2023年10月 - 12月
#放送局参照
放送時間#放送局参照
放送分30分
回数全10回
公式ウェブサイト
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『おいしい給食』(おいしいきゅうしょく)は、日本のフィクションテレビドラマシリーズ。およびそれを原作とした映画化作品、小説化作品、コミック化作品。
概要

『おいしい給食』(おいしいきゅうしょく)は、テレビ神奈川TOKYO MXBS12ほかで2019年10月から12月まで放送された日本テレビドラマ[1]。全10話。1980年代の中学校を舞台に「給食絶対主義者」の男性教師と「給食マニア」の男子生徒の給食にまつわる闘いを描いた学園グルメコメディ[1]。主演は市原隼人[1]

『劇場版 おいしい給食 Final Battle』(げきじょうばん おいしいきゅうしょく ファイナルバトル)と題して映画化され、2020年3月6日に公開された[2]。ドラマseason1の完結編として位置付けられる[3]

『おいしい給食 season2』(おいしいきゅうしょく シーズンツー)としてドラマSeason1の続編が2021年10月から12月まで放送された。全10話[4]

『劇場版 おいしい給食 卒業』(げきじょうばん おいしいきゅうしょく そつぎょう)が劇場版の第2弾[5][6][7]として2022年5月13日に公開された[8]。ドラマseason2の完結編として位置付けられる。

『おいしい給食 season3』(おいしいきゅうしょく シーズンスリー)としてドラマseason2の続編が2023年10月から12月まで放送された[9]。全10話。
あらすじ
season1
常節(とこぶし)市立常節中学校の教師 甘利田幸男は、給食を食べることを楽しみにしており、授業や生徒のことよりも給食の献立を気にするほどである。また、甘利田が担任のクラスの生徒 神野ゴウも給食を食べることを楽しみにしており、美味しく食べる方法を日々工夫している。甘利田は神野をライバルとして意識しており、給食の時間は常に神野の食べ方を気にして、自分が思いつかない美味しい食べ方を見ると「負けた」と態度に表す。2人は時に、給食のためなら手を組むことでお互いを「同志」と認め合うようになっていく。
season2
黍名子(きびなご)市立黍名子中学校に異動した甘利田は、異動先でも給食マニアとしての日々を過ごしていた。異動してから2年が過ぎたある日、常節中学校時代の教え子だった神野が自身のクラスに転校してきたことで、給食の美味しい食べ方バトルが再開する。だがその裏では、かつて常節市の市立中学校の給食を廃止に追い込んだ元常節市教育委員会の教育委員長 鏑木優が、黍名子市教育委員会の職員に転じていた。鏑木は常節市教育委員長時代に強く反発してきた甘利田を今なお恨んでおり、甘利田を教職追放に追い込むべくその決定的証拠を得るために黍名子中学校を度々訪問していた。ある日鏑木は、黍名子中学校を訪問した時に甘利田のことをよく思っていなかった学年主任の宗方早苗と出会うと、その立場を利用して宗方を味方に引き入れ、甘利田の監視役を任せる。
Ssason3
函館への広域転勤を受け入れた甘利田は、異動先となった忍川中学校でも給食マニアとしての日々を過ごしていた。異動してから1年半が過ぎ、担任のクラスの生徒 粒来(つぶらい)ケンの風変わりな行動が気になっていた。ある日、席替えを行なった時に粒来の本性が現れた瞬間、甘利田はある種の戦慄を感じ取った。そう、粒来はかつての教え子だった神野を彷彿とさせる給食マニアだったのである。甘利田は粒来をライバルとして意識し出して、新たな給食の美味しい食べ方バトルが勃発することとなった。
登場人物
主要人物
全編共通season1から劇場版第3作まで共通して登場。
甘利田 幸男
演 -
市原隼人中学数学教師。常節中学校1年1組担任 → 黍名子中学校3年1組担任 → 忍川中学校1年1組担任。いつもスーツと眼鏡を着用し理詰めで話す傾向にあるため、生徒にはあまり人気がない[注 1]。ただし、相手が子供でも自身が間違っていれば大人でも間違いを認めなければならないと自負し、神野を手荒にあしらった他校(常節北中学校)の教師に掴み掛かったこともある。また、負けを素直に認める潔さも持ち合わせており、立ち直りも早い。自身のクラスの座席は生徒一人一人の人間関係や人格を考慮した配置にしている。season1では吹奏楽部の顧問であるが、部活には全く顔を出さない。ただし、吹奏楽部の生徒たちからは「自主性を尊重してくれている」ことから悪くは思われていない。その後、顧問を御園に任せてしまっている。給食を愛せない者が許せないほどの「給食絶対主義者」であり、給食を残さないことを信条としている[注 2]。給食献立表を大事にクリアケースに入れ、これを職員室の机の引き出しに仕舞っており、毎回取り出してはチェックすることが日課となっている[注 3][注 4]。給食が一番楽しみということは教師として知られてはならないと思っており、隠してきたつもりだったが、大胆な言動により全く隠せていなかった[注 5]。母の手料理が非常に不味く[注 6]、それゆえに学生時代から学校の給食を楽しみとしていたことが「給食絶対主義者」となった理由である。また、給食のメニュー対して豊富な蘊蓄を持ち、メニューが気に入ると特別に愛称を命名する。給食を食べる際は眼鏡を外し、season2からは名前入りの高級マイ箸を持参・愛用している[注 7]。給食を食べ終わると、内心で「いい風だ…」(season1)・「今日も仕上がった…」(season2以降)と言う。テスト期間や短縮授業など、給食が出ない日はテンションが下がるが、土曜日はパンと牛乳を「慣例だから」と淡々と食べている。給食絡みでショッキングなことがあると激しく動揺し、魂が抜けたように放心状態となったり倒れたりする。断トツで地震が苦手らしく、避難訓練であっても激しく動揺しパニックになる。また、極端な寒がりである。生徒たちには冷静沈着、理性的に接するゆえに、給食マニアであることを悟られないようにしているらしいが[注 8]、同病の神野ゴウには見透かされているらしく、彼の笑顔を不気味に感じている[注 9]。神野との給食の食べ方バトルでは一度も勝ったことがなく、良くて引き分けに留まっている。神野の斬新な給食の食べ方を見ると、自分の想定を超えるために、思わず「うまそげじゃないかっ!」と内心で叫ぶ。大量の砂糖を入れてコーヒーを飲むなど、かなりの甘党[注 10]。Final Battleで給食廃止を断行しようとする市の教育委員会の教育委員長 鏑木と対立し、「給食を馬鹿にするあんたに、教育を語る資格は無い」と激怒したことで、常節中学校を離任。season2で黍名子中学校へ異動していたことが明らかとなった。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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