おいこっと
おいこっと(2015年5月)
概要
種類快速列車
現況運転中
地域長野県・新潟県
運行開始2015年4月4日
現運営者東日本旅客鉄道(JR東日本)
しなの鉄道
路線
起点長野駅
終点十日町駅
営業距離86.1 km (53.5 mi)(長野 - 十日町間)
使用路線JR東日本:飯山線
しなの鉄道:北しなの線
車内サービス
クラス普通車
座席全車指定席
技術
車両キハ110形気動車
(長野総合車両センター)
軌間1,067 mm (3 ft 6 in)
電化直流1,500 V(長野 - 豊野間)[注 1]
非電化(豊野 - 十日町間)
運行速度最高100 km/h (62 mph)
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おいこっとは、東日本旅客鉄道(JR東日本)が長野駅 - 十日町駅間を北しなの線・飯山線経由で運行している臨時快速列車であり、この列車に使用される車両の愛称である。目次 JR東日本長野支社が「古民家」をモチーフに[1]導入した観光型車両。のってたのしい列車(観光列車)に分類されるが、このジャンル内では定期列車での運用を持つ数少ない存在である。 愛称の由来は東京のローマ字表記(TOKYO)を逆読みしたもの(OYKOT)[2]。ロゴマークには雪ん子をイメージしたキャラクターが描かれ、「いいかわ、いいそら、いいやません。」とのキャッチコピーが記されている。 主に3月中旬から12月中旬までの土休日や多客期に運転し、長野 - 十日町間を1往復している。 冬季(12月中旬から翌3月中旬)は運休となるが、2019年度までは「冬のおいこっと」として長野 - 戸狩野沢温泉間に2往復運行され、一部の日は「雪のおいこっと」として十日町まで延長運転することもあった。 長野駅 - 替佐駅 - 飯山駅 - 北飯山駅 - 戸狩野沢温泉駅 - 森宮野原駅 - 津南駅 - 十日町駅 本列車に使用するために一部が改造された、長野総合車両センター所属のキハ110形気動車2両(235・236)が使用される。 車両は元北上線特急「秋田リレー号」用300番台(南秋田運転所所属)で、200番台への編入及び長野への移籍に際し、座席の一部(東側)またはすべてがレール方向(東向き)に向けて、飯山線沿線の景色が楽しめるように改造された車両で、「眺望車ふるさと」と命名されていた[3]。改番は313→235、314→236。 外観デザインは、アイボリーとえんじを基本に[1]藁葺き屋根の民家の襖や障子などをイメージした[2]ラッピングが施されているが、運転台や出入り台付近がキハ110-235がアイボリー基調、236がえんじ基調と配色が逆になっている[4][5]。 側面には唱歌「故郷(ふるさと)」の歌詞に登場する「兎」などがアイコン化して描かれており[1]、室内にはアイコンを利用した照明装置も取り付けられている。室内も、"ふる里"のイメージを具現化したソファタイプのロングシートや、障子をイメージした柄のロールカーテン等に変更されている。 「おいこっと」等の運転がない日には一般車と共通運用で普通列車にも使用されるため、つり革・優先席・ワンマン運転関連機器等は残された。 トイレ内観
1 概要
2 運行概況
2.1 停車駅
3 使用車両
4 沿革
5 脚注
5.1 注釈
5.2 出典
6 関連項目
7 外部リンク
概要
運行概況
停車駅
かつて運行されていた「冬のおいこっと」「雪のおいこっと」も同様。
使用車両
キハ110-235(元313)
ライトアイボリー基調キハ110-236(元314)
えんじ基調
沿革
2014年
7月18日:導入を発表[1][6]。
12月4日:愛称が「おいこっと」に決まったことを発表[7]。
12月23日:飯山駅で車両展示会を開催[8]。
2015年
1月2日:定期普通列車での運行を開始[9]。
4月4日:臨時快速列車「おいこっと」での運行を開始[10]。
2017年
5月27日:飯山市内における避難指示の影響による戸狩野沢温泉駅 - 森宮野原駅間の長期不通に伴い6月25日まで運休。
7月1日:運転再開。
2020年
4月8日:新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、同年5月31日(当初の予定)まで運休が決定[11]。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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