うるわしの宵の月
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うるわしの宵の月
ジャンル
少女漫画[1]恋愛漫画[2]学園漫画[2]
漫画
作者やまもり三香
出版社講談社
掲載誌デザート
レーベルKCデザート
発表号2020年9月号[3][4] -
発表期間2020年7月22日 -
巻数既刊7巻(2023年10月13日現在)
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画
ポータル漫画

『うるわしの宵の月』(うるわしのよいのつき)は、やまもり三香による日本漫画作品。『デザート』(講談社)2020年9月号より連載されている[3][4]。作者のやまもりが『デザート』で執筆するのは、本作が初である[3][4]。『青い鳥文庫』(同社)にて2021年11月10日から小説化されている[5]
舞台

作中に登場する高校は履正社、カレー屋は下北沢の店「NASU OYAJI CURRY」を舞台としている[6][7]。市村の家は星野リゾート 界 遠州がモデルである[8][9]。第6話で登場する和菓子屋は神楽坂梅花亭[10][11]、遊園地は花やしき[12][11]
あらすじ

滝口宵は女であるが、女子から「王子」と呼ばれ慕われている[13]。宵自身も姫よりヒーローや王子の方がしっくりくると自覚をしていたが、それを望んでいるわけではなかった[13]。ある日宵は市村にぶつかり、男と勘違いをされ、失礼だと思っていた[13]。宵がコンビニで買い物中に酔っぱらいに絡まれた店員を助けていると、市村が加勢に入った[13]。それがきっかけで市村と話し、お姫様だっこをされた宵は、はじめて女の子扱いをされて動揺するのであった[13]。市村から「気になっている」と言われ、それ以降宵は彼のことばかり考えていた[14]。宵の忘れ物をカレー屋まで届けに来たり[9]、熱を出した宵に付き添いをした市村と接するうちに毒された宵は、ためしに付き合うかという彼の提案を了承する[15]。しかし何も進展がなければ付き合う意味がないと市村に指摘された宵は考え直すも、見定めるために自分からデートに誘う[16]。友人たちとの会話により、「本気の恋」について考えた市村も行動を起こす[17]
登場人物

声は、「イケメンボイスフェア2022」の担当声優。.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}

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滝口 宵(たきぐち よい)
主人公[1]。高校1年生[13]。あだ名は「王子」[13]。家がカレー屋で[14]、そこでアルバイトをしている[9]。過去のあだ名は「カレーの王子様[14]。空手の経験がある[13]。甘党[11]
市村 琥珀(いちむら こはく)
声 - 江口拓也[18]宵と同じ学校の先輩[13]。「もう一人の王子」と呼ばれ、生徒の間で有名人[13]。祖父が社長をしており、家が金持ちだから「王子」と呼ばれていることに、市村本人は呆れている[9]。つぶあんとこしあんの違いがわからない[11]
利根 のばら(とね のばら)
宵の中学時代からの友達[19]
日比谷 寿(ひびや ことぶき)
宵の中学時代からの友達[19]
制作背景
作品について

当初やまもりは、「男の子がたくさん出てくるお話」を構想していたが、うまくまとめることができなかった[1]。担当編集者から「本当に描きたい話」を描くよう提案されると、「男の子っぽい女の子」を思いついたという[1]。最終回は構想済みであるが、途中の展開については、キャラクターを動かしながら考えて執筆している[1]
キャラクターについて

やまもりの場合、サバサバとした性格の人物は恋愛に発展しにくくなってしまうため、読者から「共感を得られて」、恋愛する展開に話を進められるよう、宵の内面は「女の子らしく」制作されている[1]。宵は「あまり感情を出さない」ため、「ときどき出る女の子らしい表情」を、やまもりは大切に描くようにしている[1]

やまもりによると、市村については「気持ち悪いのちょい手前」くらいの人を描きたくて、ギリギリのラインを攻めている」という[20]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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