うらみちお兄さん
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うらみちお兄さん
ジャンルブラック・コメディ
漫画
作者久世岳
出版社一迅社
掲載サイトcomic POOL
発表期間2017年5月12日 -
巻数既刊9巻(2023年7月現在)
アニメ
原作久世岳
監督長山延好
シリーズ構成待田堂子
キャラクターデザイン橋瑞紀、柴田裕介
音楽羽岡佳
アニメーション制作スタジオブラン
製作「うらみちお兄さん」製作委員会
放送局テレビ東京ほか
放送期間2021年7月6日 - 9月28日
話数全13話
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画アニメ
ポータル漫画アニメ

『うらみちお兄さん』(うらみちおにいさん)は、久世岳による日本Web漫画作品。Pixivコミック内のウェブコミック配信サイトcomic POOL』にて2017年5月12日より連載中[1]。架空の子供向け教育番組「ママンとトゥギャザー」に出演する、31歳の体操のお兄さん・表田裏道および番組に関わる人物の世知辛くも生々しい日常を描くブラック系ギャグ漫画[2]

2017年2月9日に作者の久世のTwitterにて『うらみちお兄さん』の漫画が投稿された。同時期にcomic POOLの担当と新連載についての話が進んでおり、その中で本作の連載が決定。同年5月より連載が開始された[3]

第3回「次にくるマンガ大賞」の『Webマンガ部門』第1位、2017年度の「WEBマンガ総選挙」の『インディーズ部門』第1位受賞[4]。2021年5月時点で電子版を含めたコミックス累計発行部数は150万部を突破している[5]
あらすじ

MHKの教育番組『ママンとトゥギャザー』の体操のお兄さん、表田裏道(通称・うらみちお兄さん)は、子どもたちに笑顔を振りまく優しいお兄さんだが、しんどい、辛い、何もしたくないといった大人の社会に対する暗雲とした「裏の顔」が時々垣間見えてしまう。

番組自体や番組の出演者、スタッフも揃ってどこかずれていたり濃かったり、達観していたりする者が多い中、裏道は不安定ながらも日常を送っていく。
登場キャラクター

声は単行本発売記念PV・テレビアニメの声優。
『ママンとトゥギャザー』出演者
表田裏道(おもた うらみち)
声 -
神谷浩史[6]本作の主人公。『ママンとトゥギャザー』に出演する「体操のお兄さん」で、通称・うらみちお兄さん。31歳、身長175cm、AB型、独身。元体操選手、喫煙者で酒好き、寒さにも強い。好きな食べ物はへしこ、趣味は筋トレ。外見は爽やかな筋肉質のイケメンで、出演の子供たちにも親切に接する(自身曰く、子供たちの信頼で成り立っている仕事)。一方で社会にメンタルをやられた様子で裏表が激しく精神不安定な面があり、暴言を吐いたりネガティブな発言をしたり、子供の前でやんわりと大人の世界の闇を暴いたりする根暗い性格である。一人考え事をしていると自己嫌悪に陥ることもあり、就寝も睡眠導入剤などを用いないとまともに寝付けないほど。描いた絵は子供に気持ち悪いと言われることが多いが、なぜか高尚な人には受けが良い。体育大学時代は全国大会の個人種目で1位となるエースだったが、選手になった後に怪我により引退を余儀なくされた。幼少期は練習をサボるたびに厳格な父親にマットに投げられて育っており、裏道の妹は16歳の時に父親から逃げるように出て行った[7]。大学時代の冬休みには一度も実家に帰らず体操の練習をするストイックさもあり兎原や熊谷からは「体操しかない不器用な人」という印象を抱かれてきた。良くも悪くも調子乗りな兎原には厳しい態度で接するが、礼儀正しく誰よりも常識人な熊谷には二人で食事に行くなど親しく接する。
蛇賀池照(だが いけてる)
声 - 宮野真守[6]『ママンとトゥギャザー』に出演する「歌のお兄さん」で、通称・いけてるお兄さん。27歳、身長184cm、O型。タバコを吸えない体質で、酒にも弱い。音大卒で元ミュージカル俳優。ルックスの良い長身イケメンで美声の持ち主だが、天然で周囲の空気を読めない性格である。他の出演者の控え室に入る時はいつもノックをしない。役者モードに入ると全力で役に入り込むほどの真面目になるが、普段はなぜかいつもおにぎりのことを考えており、ハサミもうまく使えず、アナログ時計すら読めない。レベルの低い下ネタが好きで、「チンダル現象」「チンアナゴ」「チンニング」「トンチンカン」など「チン」がついた言葉を聞くと制御不能に陥り、笑ってしまう。絵を描くことは上手だが、裏道の描いた絵の方が好きという。

音楽一家で学校行事にはあまり参加していなかった。家では大型犬の小百合(声 - 定岡小百合[8]矢作紗友里(子犬))を飼っているが、こちらも池照と同様におにぎりのことをよく考えており、「チン」のついた言葉を聞くたびに笑うように鳴き声を発する。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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